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私たちが現在当たり前のように使っている言葉の中には、何年も前に流行してそのまま定着した言葉がいくつもある。今では生活の中ですっかり定着した言葉の起源を調べた。

■サボる
「怠ける」や「休む」という意味で使われる「サボる」は、大正5年頃に流行したとされる造語。フランスでストライキの際に使われる「サボタージュ」を略した「サボ」という言葉が日本で流行し、その語尾に「る」をつけた動詞として頻繁に使われるようになった。学生時代にこの言葉を使わなかったという人は稀かもしれない。

■エッチ
「変態」をローマ字書きした際の頭文字から取った言葉「エッチ」は、昭和30年代後半から女子高生の間で隠語として流行りはじめた。当時は「いやらしい」という意味だったが、明石家さんまが昭和50年代にテレビで「エッチする」と言い出すとこれが定着。性行為のことも指すようになった。

■バツイチ
一度離婚したことのある人を指す「バツイチ」という言葉は、離婚すると戸籍原本に大きく×印が記入されることから生まれた。こちらもきっかけは明石家さんまで、平成4年に離婚した際に会見でこれを使うと広く流行した。お笑い文化だけでなく言葉文化にまで多大な影響を与えた明石家さんまには心底驚かされる。

■マイブーム
「個人的に流行していること」を意味する「マイブーム」は、イラストレーターのみうらじゅんが生みだした造語。本人がテレビなどで使っているうちに世間に広がり、1997年の新語・流行語大賞となった。2008年には広辞苑に掲載。「マイブーム」という言葉自体は、一過性のブームにならなかったようだ。

最近の言葉でも使われ方次第では、10年20年先に残っている可能性もある。これは残りそう、残らなそう......などと勝手に予想を立てながら、例年の流行語大賞をチェックしてみるのも一興かもしれない。

(河合力+プレスラボ)

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