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"栴檀は双葉より芳し"というが、きっと将来に大物になりそうだ、という気配がプンプンと漂ってくるスーパー小学生とでも呼びたくなる子どもがいる。和歌山県在住の金岡陸くんもその一人。2001年生まれの小学5年生だが、まだ子どもと侮るなかれ。見た目はなんとも無邪気そうな笑顔を絶やさない少年だが、金岡新聞和歌山本社の代表取締役社長なのだ。

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(※画像はYouTube動画のキャプチャーです)


「東日本大震災から1年がたちました。もう一度防災グッズを紹介しましょう」そんな見出しが紙面に踊る。手書きの文章とイラストで防災を再度呼びかけつつ、地域のハザードマップが改正されたことを周知する――今年3月12日に発行された金岡新聞(第131号)の1面トップ記事だ。紙面にはほかに、腹話術師の「いっこく堂」へのインタビュー記事や、自宅の桜が開花した様子が写真付きの記事で掲載されている。

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※金岡新聞 第131号(※画像は『ニュース和歌山』ホームページ(HP)のキャプチャーです)


この金岡新聞を発行しているのが金岡くん、その人だ。A4判一枚カラーの紙面には、時事ネタから、Q&Aコーナー、誕生日を迎える地域住民の紹介といったローカルネタまでさまざまな記事4~5本が掲載される。オリジナルの4コマ漫画や、メーカー広告(スポンサーではない)を自作してみたり、といった"子ども新聞"らしさもありつつ、その一方で、JAXAの開発者へのインタビューや、95歳を迎えたご長寿おばあちゃんの取材記事、被災者の気持ちを少しでも知ろうと電気を使わない生活を実践してみた自身のルポルタージュ......などなど、読み応えのある本格的な記事がズラリと並ぶ。すべて一人で取材・執筆しているのだという。



金岡新聞は、金岡くんが小学2年生の時に製作を始めたフリーペーパー。2010年の創刊以来、2012年5月7日現在で通算137号を発行している。当初は友人やご近所に向けて配布していただけだったが、同級生や保護者の間で次第に評判となり、さらに2011年2月に東京・渋谷のフリーペーパー専門店「only free paper」にて設置されたのをきっかけに全国で注目を集めることとなった。昨年には同店において金岡新聞の展覧会が2度も開催されたほどだ。バックナンバーは、和歌山市のタウン情報を紹介する「ニュース和歌山」、マガジンハウスが日本のローカル情報を発信するWebマガジン「コロカル」などでも閲覧できるので、ぜひ一読されてはいかがだろうか。

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(※画像は『only free paper』ホームページ(HP)のキャプチャーです)


将来の夢は新聞記者かJAXAで宇宙関係の仕事をすることだという金岡くん。これからどんな人物に成長するのか、期待しつつ見守りたいものだ。

※参照元:ニュース和歌山コロカルonly free paper

(文/H14+HEW)

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