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「海上自衛隊のヤバい重要機密が公開されている!」と、インターネット上が騒然となった。気になる機密の中身は......海上自衛隊のレシピ! そこには艦艇などで、隊員しか食することのできない料理の秘伝レシピが惜しげもなく披露されているのだ。

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秘伝のレシピは、海上自衛隊が一般家庭向けに開設した「海上自衛隊 ファミリーページ」に掲載されている。レシピの数は、和食65点、洋食30点、中華19点、カレー42点の全156点(2012年5月現在)。それぞれの料理は、部隊や艦艇、基地ごとに伝わるオリジナルレシピである。それぞれのページには、おいしそうな料理写真とともにちょっとした裏技や料理のポイントも紹介されている。

それでは、よだれモノの海上自衛隊料理、一部をご紹介しよう。


■掃海艇なおしまの「なおしま特製 焼きカレースフレご飯」(1人分)

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※画像は「海上自衛隊 ファミリーページ」のサイトキャプチャーです

カレーの残りをアレンジした、オシャレな一品。


■掃海艇とよしまの「とよしま風 簡単お手軽 瓦そば」(4人分)

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※画像は「海上自衛隊 ファミリーページ」のサイトキャプチャーです

山口県下関市の郷土料理「瓦そば」をホットプレートで豪快な海自風料理に。


■砕氷艦しらせの「しらせシーフードカレー」(4人分)

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※画像は「海上自衛隊 ファミリーページ」のサイトキャプチャーです

バラエティ豊かなカレーレシピはどれも本格的! 作り手の愛情と工夫にあふれている。

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※画像は「海上自衛隊 ファミリーページ」のサイトキャプチャーです


レシピの最後にはナビゲーターの「ジョーさん」が裏技を伝授。レシピ担当の隊員から託された料理のコツや隠し味、レシピの背景を伝えるとともに、ときにはジョーさんの近況などもここで知ることができる。

これらの公開レシピについて、海上自衛隊の広報の方に話を聞いた。

―実際に料理を作られているのはどんな方でしょうか?

「海上自衛隊ではあらゆる任務に自己完結で対応するため、給養員として調理の専門家がいます。いろいろな給養員がいますが、料理を得意として入隊したものはほとんどいません。一定の教育を受けた後は、彼らの独自のアイデアとこれまでの伝統を融合したレシピが生まれています」(海上幕僚監部 広報室担当者、以下同)

―どのような状況で調理されているのですか?

「これらの料理は、基地内や潜水艦を含む艦艇内の調理場で作られます。艦艇においては、限られたスペースで緊急事態にも対応できるように準備していること、そして火災予防のため電気のみで調理することが特徴的です。それぞれが所掌する人数はまちまちですが、最大で約700食分を作るところもあります」

―隊員さんに人気の高い料理は?

「隊員はやはりカレー好きが多いです。『週に一度のカレーを体が求める』とまで豪語する隊員もいるくらいです。個人的には、砕氷艦『しらせ』で使う水は南極の氷を溶かしたものなのかな、などと考えるとしらせのレシピはぜひとも味わってみたいですね」

―これら海上自衛隊料理を、私たち一般の方は食べることはできないのでしょうか?

「入隊されれば確実に食べられます(笑)。基本的にそうした機会は残念ながら多くはありませんが、まったくないわけではないので、公式ホームページTwitterFacebookなどからイベントなどをご確認いただきたいと思います」

レシピページの写真は、実際の艦艇で隊員によって撮影されたものであり、レシピも艦艇や部隊ごとの特徴やこだわりがよく表れたものであるという。新しく就労する艦艇などから届くレシピも随時公開されていくそうなので、ぜひ家庭で海上自衛隊の味に挑戦してみてはいかがだろうか。

(草苅敦子+プレスラボ)

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