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大ヒットシリーズ『スパイダーマン』の新シリーズとなる映画『アメイジング・スパイダーマン』のワールド・プレミアが13日に六本木ヒルズアリーナ(東京・港区)にて開催。主演のアンドリュー・ガーフィールドをはじめキャスト・スタッフ陣がレッドカーペットを歩き、会場に集まった約1000人のファンと交流した。また、アイドルユニット・乃木坂46のメンバーらも浴衣姿で応援に駆けつけたほか、なんと"本物"のスパイダーマンも登場。華麗なスウィングアクションを披露して観客を魅了した。

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1962年にマーベル・コミックで初めてスパイダーマンが登場してからちょうど50周年を迎えた今年。2002年に初映画化された『スパイダーマン』から、2007年の『スパイダーマン3』までヒット作を世に送り出し続けてきたスパイダーマン・シリーズが、ストーリー、キャスト、スタッフを一新。新たなシリーズ第1弾『アメイジング・スパイダーマン』として生まれ変わった。

主人公ピーター・パーカー役に抜擢(ばってき)されたのは、『ソーシャル・ネットワーク』にてフェイスブックの創始者マーク・ザッカーバーグの親友エドゥアルド・サベリン役の好演も記憶に新しい若手演技派、アンドリュー・ガーフィールド。ピーターの恋人、グウェン・ステイシー役には『ヘルプ~心がつなぐストーリー~』や『ラブ・アゲイン』などでキュートな魅力を振りまいたエマ・ストーンを起用。伯父のベンには『地獄の黙示録』のマーティン・シーン、伯母のメイにはオスカー女優のサリー・フィールド、カート・コナーズ博士には『ノッティング・ヒルの恋人』のリース・イーヴァンズといった実力派俳優たちが脇を固める。そして、メガホンを取ったのは、グリーン・デイやファーギーなどアーティストたちのミュージックビデオを数多く手がけた後、初の長編映画監督作品『(500)日のサマー』で絶賛されたマーク・ウェブ監督。普通の高校生として過ごしていたピーターが、幼い頃に生き別れた父の消息を探る中で奇妙なクモにかまれ、特殊能力を持つスパイダーマンとして生きることになる苦悩と成長を3D映像で描いている。

この日のイベントには、同作の日本版テーマソングを歌うアーティスト「SPYAIR(スパイエアー)」や、映画にちなんだクモの巣柄の浴衣を着た20名の乃木坂46メンバーらも応援ゲストとして登壇した。

乃木坂46としてレッドカーペットを歩くのはこの日が初めてだったそうで、キャプテンの桜井玲香は、「まさか自分たちが歩けると思っていなかったので、とても緊張しました。スゴいですね!」と感激をあわらにした。メンバーらはすでに同作を見たらしく、主人公のピーターが自分たちと同世代ということにメンバー・生駒里奈は、「高校生のピーターがスーパーマンになって戦う運命と見つめ合いながらも、グウェン・ステイシーを守るために戦う姿が本当にカッコイイと思いました。私も何かと戦いながら何かを守りたい。同じ高校生だから出来るんじゃないか、と勇気をもらいました」と笑顔。また、もしスパイダーマンが彼氏だったらという質問に、松村沙友理が「私は高い所がすごく好きなので、高いビルとかに連れて行ってほしい。キレイな夜景が見たいです」とうれしそうに語れば、その一方で中田花奈は「私は高所恐怖症なので、そんな所に行ったと思ったら怖いですね......」とおびえ、会場の笑いを誘った。

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乃木坂46が降壇すると今度は突如、スパイダーマンが会場の屋根から垂らした糸(に模したロープ)を伝って逆さの姿勢で登場(!)。糸にぶら下がり観客の頭上を悠々(ゆうゆう)と転回し、さらにその後には壁をよじ登り高見から客席を見渡したかと思うと、そのまま忽然(こつぜん)と姿を消す――という、まさに"アメイジング(驚くべき)"な映画さながらのパフォーマンスで観客を驚かせた。

さて、そうした催しの後にいよいよアンドリューやエマ、リースらキャスト陣、スタッフ陣がレッドカーペットに登場すると、観客の熱気は最高潮。大きな歓声が響く中、気さくにファンへのサインに応じながら30分ほどをかけてゆっくりとカーペットを歩いた。

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アンドリューとエマはステージに登壇すると「ニホンガ、ダイスキデス」「コンニチハ、トーキョー!」とそれぞれファンに向けて日本語であいさつ。劇中同様にプライベートでも恋人同士の2人は、壇上でも見つめ合って談笑するなど終始ラブラブムード。劇中でスパイダーマンというヒーローと交際することについてきかれたエマは「スパイダーマンが彼氏だと、いろんな所にすばやく飛んで行けるのが魅力ね(笑)」と茶目っ気たっぷりの笑顔を振りまいた。

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また、そんなエマやほかの登壇者がスピーチする様子などを自身のケータイカメラで撮影するというおちゃめぶりを披露していたのが一方のアンドリュー。笑顔の絶えないにこやかな新スパイダーマンだが、今作では自身でスタントもこなしたというハードな撮影を振り返る。「(役作りのための)トレーニングはすごくきつかったけど、そのかいがあった。スパイダーマンは(体が)あまり大きくなりすぎてはいけない。監督からも『痩せっぽっちの青年が大きな敵をやっつけるから魅力がある』と言われていたので、痩せたままで筋肉をつけることを心掛けました」と役作りの苦労を語った。

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同じく役作りについてきかれたエマは、「リースさんたちと一緒にトカゲの研究所に行って、トカゲに注射を打って眠らせる実験などを見学しました(笑)」とニッコリ。これについて詳しくは語られなかったが、どうやら物語には"トカゲ"が何かしらの重要なシーンで登場するのかもしれない。

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最後にマーク・ウェブ監督が映画の見どころについて「空をスウィングしたりという非常に素晴らしいスペクタクルもあるが、それ以外にも大切にしたのはピーターの無垢(むく)な心。それを守ることがこの映画ではとても大切だった。無垢(むく)な心、それがスパイダーマンであり、ピーター・パーカーなのです」と語り、イベントを締めくくった。

なお、余談ではあるが、会場にはスパイダーマンのコスプレをするファンの姿も多々見られた。その中には小学生低学年くらいだろうか、保護者に抱っこされて本物のスパイダーマンを見つめる少年の姿もあり、アンドリューもその姿を見つけるとさらに頬を緩め、「前に居る少年、スパイダーマンの衣装を着てくれてありがとう。スパイダーマンというものがどういう象徴なのかを思い出させてくれる。本当にうれしいよ」と、感謝の言葉を贈った。

イベントにはほかにプロデューサーのアヴィ・アラド、マット・トルマックの両氏も出席した。

『アメイジング・スパイダーマン』は6月23、24日に世界に先駆けて3D限定で先行上映。30日より全国公開する。

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(取材・撮影/H14+HEW)

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