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女性お笑いトリオ・森三中が早稲田大学で「恋愛学」の講義を行った。20日に早大・国際教養学部の森川友義教授が教鞭(きょうべん)をとる「恋愛学入門」講座の特別講師として教壇に立った3人。集まった多くの学生たちにそれぞれの恋愛観などについて熱弁をふるったが、メンバー中で唯一人、独身の黒沢かずこだけがやや浮かない顔――?

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同講義にはこれまで、ロンドンブーツ1号2号の田村淳や、オリエンタルラジオの藤森慎吾らが特別ゲストとして登壇し、講義を行っている。今回は初の女性講師として森三中が招かれ、森川教授によるインタビュー形式で3人がそれぞれの体験談や恋愛観などを披露した。

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まずは2008年に一般男性と結婚した既婚者の村上知子。高校時代は、本人いわく「コンパもしない"陰(いん)"な女子高だった」ということもあり、男性との交際経験はなし。現在の夫が最初の恋愛相手だったそうだが、なんと結婚したのは出会ってから約3週間、交際期間は2週間程度というスピード婚だったという。
2002年にメンバーの大島美幸がいち早く結婚しても焦りは感じなかったという村上だが、急に結婚に焦り始めたきかっけは2008年に出演した一本の映画。そこでベッドシーンがあったことで「プライベートでもしたことがないのに!」と困惑し、コンパや飲み会に頻繁に参加するようになり、その席で現在の夫と出会ったのだとか。「その頃、占いに凝っていたんですけど、『2歳年上の魚座の人と結婚します』と言われたんです。気になった人がいたら片っ端からきいていたんですけど、旦那にきいたら『魚座じゃないんですけど、デートしてください』と言ってくれた。『魚座じゃないのか......。じゃあ、"つなぎ"でいいか』と思ってデートしたら急接近。料理が得意なんで胃袋つかんでやろうと思って、冬だったんで家に呼び込んでお鍋を作ったら、もうイチコロですよ(笑)」と、なかなかの"肉食"ぶり。「向こうから『初めて結婚したいと思った女性だ』と言ってれた。結婚願望は強かったので、これは行くしかない」と、すぐに決意したのだそう。現在、結婚4年目だが「まだまだラブラブですね」とノロケてみせた。

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メンバー内で一番早く結婚したのは2002年に放送作家の鈴木おさむ氏と結婚した大島。やはり大島も村上と同じく、現夫が初めての交際相手......いや、交際期間すらないという、村上以上の"超スピード婚"。鈴木氏との初対面でいきなり「結婚しても良いと思っている」と言われたのだそう。「いや、ふざけてですよ。『コイツと結婚したら面白ぇだろうな』っていう意味です。私は冗談だと分かったから『ああ、いいですよ』って」(大島)。当時、鈴木氏には交際相手がいたこともあり本気にしていなかったという大島だが、本人よりも鈴木氏の言葉を本気にしてしまったのがメンバー2人。「言いましたね? じゃあ結婚してくださいよ!」「どうせそんなのできないでしょ」と煽(あお)る村上と黒沢に、大島本人ばかりが「私の気持ちを全員が無視」と困惑する。そんな中、鈴木氏が交際相手と別れてアピール。まるで映画やマンガで描かれるシンデレラ・ストーリーのようだが、当の大島は「毎日が憂鬱でしたね」と振り返る。悩んだ揚げ句に母親に相談したところ、「(結婚)した方がいいよ」との言葉で吹っ切れて決断したのだそう。

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交際期間ゼロどころか、婚姻届を出す前日まで相手の連絡先すら知らなかったというほどで、今でこそ仲睦まじい夫婦として知られる2人だが、結婚した当初は「あんまり知らない人だから、一緒に居たくなかった。洗濯物も(恥ずかしいので)コインランドリーで洗ってたし、家政婦みたいでした」という。そんな大島に恋愛感情がようやく芽生えたのは結婚3カ月目頃のこと。「お互いの呼び方を変えたんです。気は合うけど『大島』と『おさむさん』じゃ、なんか壁があったので、美幸だから『みーたん』、おさむだから『むーたん』と変えたんです。そうしたら途端にむっちゃ仲良くなったんです。呼び方って、スゴい!」と大島。そんなこんなで結婚十年目を迎えるも、恋愛のピークがいつだったかときかれると「まだ天井は見えていないです」とキッパリ。夫婦円満ぶりを見せつけつつも、「(結婚は)早かった。もっと男と遊んでおけば......」とボヤいて生徒たちを笑わせた。

さて、そんな中で一人、歯切れが悪いのが黒沢。メンバー内で唯一人の独身ということだけでなく、「他人の目をみて話すことが苦手。相方の目をみてしゃべるのも3年くらいかかった」というほど人付き合いが苦手。コンパや飲み会など異性との出会いの場に誘ったところで全く参加しないらしく、その理由をきけば「だって、話をしなきゃいけないじゃないですか。話をするのが苦手なんですよね......」。メンバー2人が結婚したことについても「よく知らない人と結婚したなと思う。私、知らない人とお見合いなんて出来ないですもん......」。そして現在はもっぱら韓流アイドルたちに入れ込んでいるそうで、「震災の時、自分の中が空っぽになって、暗くなってしまったときに『美男<イケメン>ですね』(TBS)を見たんです。生きる楽しみが出来た。そこからハマリすぎちゃって、現実が見えなくなった(笑)」......とまぁ、根っからの"引っ込み思案"。メンバーの村上でさえ「昔から黒沢さんのリアルな恋愛話を聞いたことがない」という。
かと言って結婚願望がないわけではないらしく、結婚したいタイプも「仕事が出来て、収入のある人。収入は......福利厚生とか抜いて、手取りで月35万円くらい」とかなり具体的。しかし、欲しいのは夫よりも、実は孫なのだという。「孫がほしい。孫と一緒にディズニーランドを歩けたらいいな、というのが一番の夢」......と、聞けば聞くほど、なかなかのねじれ具合だ。

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結婚願望はあるが、交際するのは難しい――では、村上や大島のようにほぼ"交際期間なし"が良いのでは? との提案が上がるも「でも、知らない人だと......」と、根は深い。講義終了後の黒沢の口からは、「世の中から、結婚とか恋人というものが無くなったら良いのに......」と、そんな哀しすぎるつぶやきがもれた。

経験がないため恋愛について講義することはできなかった黒沢だが、等身大の自分を赤裸々にさらしてみせたその姿は、同じように恋愛に奥手な学生たちにとっては十分にためになる"講義"となったことだろう――。

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(取材・撮影/H14+HEW)

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