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じめじめとした暑さにうんざりしてしまうこの季節。本格的な暑さの到来を前にして、すでに夏バテ気味......なんていう方も中にはいるかもしれない。そんな皆さんに、ある種の刺激と涼しさを与えてくれるかもしれないのが、6月29日に東京・墨田区のアサヒ・アートスクエアで行われる怪談話イベント「禅僧vsゆうれい」だ!

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これは、隅田川に着目した80年間にわたる長期的アートプロジェクト「すみだ川アートプロジェクト」の一環で行われるイベント。曹洞宗禅僧と、江戸の美意識を研究する「江戸美学研究会」が主催する。

イベントの特徴は何といっても、江戸を代表する浮世絵師「葛飾北斎」の幽霊画をバックに、怖い話をたくさん知っている禅僧がナマで怪談話をしてくれる、という点。身の毛もよだつ怪談話の後は、禅僧とゆうれいの関わりなどが解説されるほか、ゆうれい退治や新年祈願の際に行われる法要「転読大般若(てんどくだいはんにゃ)」が実演されるという。法要では大迫力の祈とう太鼓が鳴り響くなか、教本を蛇腹のように広げた禅僧が大声でお経を唱えるそうで、こちらもなかなか見応えがありそうだ!

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今回のイベントの企画意図について、曹洞宗禅僧・君島真実さんに話を聞いた。

「禅僧が妖怪やゆうれいを倒してきたという逸話は、昔から文献や伝承などに数多く残されています。禅僧が座禅をしただけでゆうれいが出なくなったという話は今もあることで、禅僧はこれまでずっとゆうれいと戦い続けてきた存在といえます。また、冷房のない時代の庶民は、涼しさを得るために幽霊画を見たり、怪談話を聞くなどしながら、さまざまな形でゆうれいと関わってきました。彼らには日常的にゆうれいという存在があり、またそんな得たいの知れない恐怖と、ときには戦い、ときにはそれを楽しんでいました。当時の世の中には、現代社会の物質中心的な考え方よりも、よっぽど豊かで広がりのある考え方があったと思います。今回のイベントは、彼らが生きていた証とそこにある豊かな文化を伝えたいという思いから企画しました」(君島さん)

会場ではステージと客席がほとんど離れていないため、かなりの至近距離で怖い話や祈とう法要を体験できるそうだ。参加費は1000円。参加者には永平寺で食べられているお菓子「吉祥せんべい」、修行僧が日常的に使っているお香、祈とう札がプレゼントされる。なお40名程度の定員は現在、予約で7~8割ほど埋まっているらしいので、「ぜひ体験してみたーい!」という方はなるべく早めの予約をオススメしたい! 詳細は下記ページから確認できる。

すみだ川アートプロジェクト公式サイト>>


(プレスラボ)

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