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子どものころに読み聞かせてもらった絵本。大好きなお話は何度も読んでとせがんだものですが、逆に二度と見たくないと思った、子ども心にはとても怖く感じた絵本もあるもの。本棚にその絵本が並んでいるだけで、背筋がぞーーっとした思い出、ありませんか? 社会人男女の皆さんに、大人になってからも覚えている子どものころに恐怖した絵本について聞きました。

■『絵本 地獄』(白仁成昭著、宮次男著/風濤社)

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※画像は「風濤社 公式サイト」のキャプチャーです。


「小学校低学年のころに読みました。地獄に落ちた人がまな板の上で切り刻まれて血しぶきをあげていたり、鍋の中に入れられてかきまぜられていたりする絵本です。大人になった今見ても不気味な絵本なので、子どものころはさぞ怖がったことと思います......」
(31歳男性)

悪いことをした人が地獄に落ちるという道徳絵本。地獄で受ける拷問のあまりの生々しさが子ども心にしっかり残るようです。

■『モチモチの木』(斎藤隆介著、滝平二郎イラスト/岩崎書店)

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※画像は「岩崎書店 公式サイト」のキャプチャーです。


「おじいさんの顔が何かをたくらんでいるように見えて恐ろしかったです。滝平二郎が手がけた別の絵本『花さき山』(斎藤隆介著、滝平二郎イラスト/岩崎書店)も怖かった......」
(26歳女性)

恐がりの主人公が病気のおじいさんのために、暗い山道を走って医者を呼びに行く、といういい話なのですが......。絵のインパクトが強烈だったようです。

■『ねないこだれだ』(せなけいこ著/福音館書店)

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※画像は「福音館書店 公式サイト」のキャプチャーです。


「ちぎり絵を使ったおばけの物語。夜になっても寝ない子をおばけが空へ連れて行ってしまうストーリーです。寝ない子がその後どうなったのかが描かれていなく、すごく怖かったのを覚えています」
(23歳女性)

寝ないとおばけに連れて行かれるというプレッシャーでますます眠れなくなったりして!?

■『ベロだしチョンマ』(斎藤隆介著、滝平二郎イラスト/理論社)

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※画像は「理論社 公式サイト」のキャプチャーです。


「年貢が払えずはりつけ処刑される一家の話です。幼い妹が怖がらないように兄のチョンマがおどけて見せて、そのままの顔で殺されるのですが、十字架にかけられてベロを出して死んでいるチョンマは子どもに見せるものじゃない」
(27歳男性)

これは大人でも心にずっしりと残りそうな絵本です。

■『ばけものづかい』(せなけいこ著・童心社)

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※画像は「童心社 公式サイト」のキャプチャーです。


「から傘おばけや一つ目小僧が登場する絵本。化け物ばかり出てくる家という設定が怖く、うちの家も出たらどうしようとずっと不安だったことを覚えています」
(26歳女性)

現実と物語の区別がつきにくい子どもにとっては、おばけの登場する絵本はトラウマになってしまいそう。

■『蜘蛛の糸』(芥川龍之介著、遠山繁年イラスト/偕成社)

「お釈迦様が地獄へ糸を垂らし、主人公を助けようとする話。蜘蛛の糸に群がる他の人の図を見て、その後なぜか落ち込んだ記憶があります」
(26歳男性)

蜘蛛の糸をよじ登る主人公が足もとを見ると、地獄に落ちた人々が蟻のようにたかってくるのが見えるシーンは、子どもながらに人間の浅ましさを知ってしまう場面かも。

■『よい子とママのアニメ絵本 赤い靴』(アンデルセン作、平田昭吾著/ブティック社)

「幼稚園のころ、表紙の女の子のイラストがかわいかったので母親にお願いして買ってもらったのですが、中にはおので切り落とされた女の子の足が踊りながら走っていく絵が......。ホラーでした」
(26歳・女性)

赤い靴が突然踊り出すというストーリーのため、挿絵もホラー仕立てに。お母さんもさぞびっくりされたことと思います。

恐怖を覚えた絵本を聴いてみると、ストーリーよりも挿絵の不気味さにトラウマができることが多いようです。大人だけど幽霊や地獄絵図が怖いという人は、もしかしたら子どもの頃に読んだ絵本が原因......ということもあるのかもしれませんね。

(山本莉会/プレスラボ)

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