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ネットでラジオが聴けるサービス「radiko」の普及などにより、その良さが改めて見直されつつあるラジオ。中には「面白そうだけれど、何から聴いていいのか入り口がわからない」って人もいるかもしれません。深夜ラジオ常連リスナーでハガキ職人(ネタ職人)の「首位打者イトー」さんに、ラジオの魅力について聞いてみました。

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■芸能人に自分の名前を呼ばれたい

首位打者イトーさんは現在大学生。大学ではお笑いサークルの部長を務めながら、「箱入りドライブ」というお笑いコンビで活動しています。

―ラジオを聴くようになったきっかけは?
もともと野球が好きで、テレビ中継がないときにはラジオを聴いていました。小4くらいからですかね。野球中継が終わったあと、その流れでやっているタレントさんたちの番組がおもしろくて、小6くらいからそれも聴くようになりました。

―ハガキ職人になった経緯を教えてください。
中学生のころはくりぃむしちゅーさんの『オールナイトニッポン』を聴いていたんですけど、みなさんのネタのクオリティが高いのと、携帯電話を持っていなかったことでメールを送れませんでした。でも、高校のときにおぎやはぎさんの番組(『おぎやはぎのメガネびいき』)で「ダイナマイトエクスタシー」という企画をやっていて、自分の好きな、当時AV女優だった範田紗々さんが出演するということで、メールを送ったらたまたま採用されたんです。そこからよく投稿するようになりましたね。

―どれくらいの数のメールを送るんですか?
今はかなり少数精鋭ですね。でも昨年、おととしは週に200~300通は送っていました。山里さんのラジオ(『山里亮太の不毛な議論』)に100通以上送って、残りは他の番組という感じで。一番組に10通は絶対送るって決めていたので。でも、投稿数が少なくなった今でも採用数はあまり変わっていないので、打率は高くなっていますね。でも、「概念覆す」さんとか「ガラスのハート」さんとか、他の職人の方はもっと送っていると思います。週に500~600通とか。

―ハガキ職人から放送作家になる人も多いですが、やっぱり将来的に放送作家に?
機会があればやってみたいんですけど、実力的にちょっとどうかなと。それとやっぱり不安定な職業ではあると思うので、普通に就職しようと考えています。面白いネタで笑わせたいというよりは、ラジオとか山里さん、おぎやはぎさん、バナナマンさんたちが大好きなので、自分のラジオネームが読まれたいなという気持ちの方が強いですね。


■ラジオの魅力は、裏話とシモネタ!? 

―ラジオの魅力って何でしょうね。
テレビバラエティのトーク番組の延長線な気はします。ただ、それよりももっと身内感・内輪感があるというか。そのタレントさんやお笑い自体が好きじゃないと黙って2時間聴いていられないんじゃないかなぁ。そのタレントさんの価値観とかがよく出ると思うので。人の話を盗み聞きしてニヤニヤしてる感覚に近いかもしれませんね。教室の隅の方で男子が固まってニヤニヤしながら話しているのが世の中で一番おもしろいと僕は思うので。特にイケてないアウトローなやつのトークって究極なんじゃないかなって。

―継続して聴くことで、だんだんそのタレントさんの新たな魅力を発掘していくのかもしれませんね。
そうですね。あと、テレビを見てラジオを聴くとおもしろいし、ラジオを聴いたあとテレビを見るとこれまた一段とおもしろかったりするんですよね。

―ラジオから得たものってありますか?
下ネタですかね(笑)。小さいときから聴いていたのである種の性教育みたいなものでした。TENGAとかもラジオで知りましたから。そこで覚えたものを高校とかで話してヒーロー扱いされたりもしましたね(笑)。それと、タレントさんの裏話とかアツい話が聴けるのも楽しいです。

―バナナマンさんのポッドキャスト(『JUNK バナナマンのバナナムーンGOLD』)とかまさにそうですね。
さまぁ~ず三村さんがゲスト出演した回(2010年10月22日放送)とか本当に何回も聴きましたからね。

―オススメのラジオ番組について教えてください。
最近は『おぎやはぎのメガネびいき』(TBSラジオ JUNK)、『久保ミツロウ・能町みね子のオールナイトニッポン0』(ニッポン放送)ですね。久保ミツロウさんたちのは、女性パーソナリティのなかで史上最高におもしろい。ゼロ(27時からの枠)で5年くらいやってほしいです。

―今ラジオを聴いてない人にアドバイスするとしたら?
毎週一つでも聴く番組があるといいと思います。毎週の楽しみができると思うので。ポッドキャストだとより手軽なのでそっちからスタートしてもいいかもしれません。ポッドキャストを聴くと本編も聴きたくなりますから。


魅力を一言でいうのはなかなか難しいですが、聴いていくうちにだんだんとその虜になっていくのでしょう。最後まで「自分はネタ職人じゃない」「下っ端の下っ端なんで」と謙遜し続けた、控えめな首位打者イトーさん。取材ご協力ありがとうございました!

(くわ山ともゆき+プレスラボ)

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