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大量生産・大量消費の時代が終わり、だんだんと「ハンドメイド」の良さが注目されている昨今。さらにネットの台頭により、作り手と買い手が直接つながるプラットフォームも整いつつあります。手仕事のギャラリー&マーケット『iichi』では、あたたかみのあるおしゃれなプロダクトが数多く出品されています。

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そのなかでも筆者の心をつかんだのは、「bulb terrarium(バルブテラリウム)」。端的に言うと、電球の中に植物が入っているというアイテムです。無機物と植物が美しくコラボレーションしたこの作品の制作者、松山淳一さんに話を伺いました。

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―――こちらを制作したきっかけはなんですか?
松山:まず第一に、電球のシルエットが好きなんですよね。以前、「100%DesignTokyo2007」に出品した電球の「Re-Pray」(当時の作品名はPray)という作品を作ったのですが、これはフィラメントを抜き出した後の電球を外殻にしたんです。この時、電球の「器」としての可能性を感じました。電球の中に入れて世界観を作り出せる物を探した結果、植物に行き着きましたね。

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―――作品のコンセプトを教えてください。
松山:「自分だけの小さな世界」です。この作品はお客様の元に届いた時点では未完成です。手にした人が自ら植物を入れ、小さな電球の中にそれぞれの世界を作って演出していただければと思います。発光ダイオード(LED)を仕込んであるのでテラリウムをライトアップもできます。銅のエイジング塗装は経年変化によりゆっくりと色を変えますし、植物の生育状況によっても印象が変わりますので、長く楽しんでもらえるのではないかと。

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―――育成状況と言いますが、電球の中への水やりはどうすればよいのでしょうか?
松山:本来、この作品はこけや小型の水草など、多湿環境を好む植物を想定しております。電球に土、水、植物を入れて本体にセットすれば、ほぼ密閉された空間となり蒸発し難く、水やりの頻度はかなり抑えられます。それでも乾燥した場合は、適時スポイトなどで水換えをしていただくことになります。


活動コンセプトは「生活に詩的なアイテムを」と語る松山淳一さん。この「bulb terrarium」にはシリーズがあり、電球を3個使用した「bulb terrarium tri」や小型の「bulb terrarium mini」などもあります。
このほかにも、さまざまな思いの詰まったハンドメイドの作品に気軽にアクセスできます。興味のある人はぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。

iichi

(くわ山ともゆき+プレスラボ)

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