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現在の自分に違和感を覚えたり、人生に行き詰ってしまったときなど、人はつい「自分探し」をしようとします。10代の若者だけでなく、昨今増えているのが大人の女性による自分探しの旅。彼女たちはいったい、旅先で何を見つけるのでしょうか?「自分探し」のその後をご紹介します。

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■失敗パターン
「大学を卒業して正社員を5年ほど経験した後、MBA取得のために留学するも中退。その後アルバイトを転々としながらいろいろな資格の勉強中です。でも結局、無職期間のほうが多いアラフォー独身女。さらに実家にパラサイト中。......こうやって考えてみると自分見失ってますね(笑)」(36歳)

「一般事務のOLに飽きて、ワールドワイドな人間になりたくてワーキングホリデーに。渡航中にバイト先を探したのですが、条件が合ったバイト先は日本食レストラン。従業員のほとんどが中国人か韓国人か日本人。休み時間も各国籍でまとまって母国語を話すだけ。せっかく海外で働いたのに、語学も身に付かずムダな時間でした」(28歳)

「就職で悩んでいた私は何か突破口になるものはないかと3泊4日の合宿セミナーに参加。それが見事に詐欺まがいの自己啓発ものでした。あやうく高額の本を買わされるところで、本当に危なかった」(26歳)

自分探しの旅をしてみたものの、結局何も見つからずムダな時間を過ごしてしまったというパターン。出かける前に周囲にカッコよく「自分を見つめなおしたいの」なんて言っていたらさらに悲惨ですね!


■成功パターン
「実家住まいの単調な毎日に嫌気がさし、思い切って長期の海外滞在を敢行。アメリカの広大な地平線やグランドキャニオンを前に自分が小さく見えて、価値観が変わりました。自分に自信がつき積極的になれたので、日本に帰ってから家を出て自立できました」(29歳)

「転職で悩んでいたとき、高野山の宿坊に一人で泊まりました。俗世とかけ離れた静かな世界の中で、いろいろなことを考えるいい機会に。おかげで迷いなく転職活動に専念でき、以前よりキャリアアップできた気がします」(31歳)

「いいポジションの役職についていたので、責任もあるし、誰かに譲るなんてもったいないと思って毎日働きづめでした。あるとき急に休みが取れたので、思い切ってタイのリゾートへご褒美旅行に。そこで会った現地の少女たちが純粋で、なんだか自分は誰のために仕事をがんばっているんだろうって、頭を殴られた感覚でした。仕事は他の人でもできるんだから、私はほどほどにしておきます」(28歳)

彼女たちは、自分を見つめ直すことで「自分探し」ができたパターン。そういう意味では、新鮮な環境に身を置く旅は一番「自分探し」に向いているかもしれません。非日常を楽しむだけでなく、そこできちんと自分と向き合えたからこそいい結果につながったのではないでしょうか。


同じ「自分探し」をした女性たちでも、その後は明暗分かれる結果となりました。退屈な毎日からの脱却は誰もが考えることかもしれませんが、安易な「自分探し」は失敗のもと。日頃から、客観的に自分と向き合うことが、新たな「自分探し」のための第一歩になるようです。

(板橋不死子+プレスラボ)

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