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「自分は褒められると伸びるタイプ」という人をよく目にしますが、人は本当に褒めると成長するのだということが先月、名古屋工業大学などの研究グループにより科学的に証明されました。どのように褒めれば、人は成長できるのでしょうか?

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この実験は男女48人を対象に実施されたもの。30秒間のうちにキーボードのキーを、順番にできるだけ速くたたいてもらい、その直後に「自分が褒められる」「他人が褒められているのを見る」「自分の成績だけをグラフで見る」の3グループに分け、翌日も同じ実験をおこないました。その結果、他の2グループの成績が14%程度の伸びだったのに対し、「自分がほめられた」グループは、なんと20%も向上したというんです。

同研究グループはすでに、「他人に褒められると金銭報酬を得たときと同じように脳の線条体が活発に働く」ことは実証していました。今回の調査で、脳が活発に働いたことで運動技能の習得がよりうまくできるようになった、ということが新たに証明されたのです。

これはビジネスにも生かせるかも...。それでは、どのような褒め方が人のヤル気を出し、成長率を高めるのでしょうか。ネットの声を聞いてみると、以下のようなエピソードが挙がりました。

■仕事を振る際に一言そえる

「直属の上司が、いつも先輩に振る仕事を私に振った時に
『あなたの方が早く処理してくれるから頼むよ』と言われました。
何気ない事かもしれませんが、私はとってもうれしかったです。
それにもっと頑張ろうってやる気が沸いてきました」

信頼してもらえてるんだなと思うと、その期待に応えようという気持ちになれますね。

■悩んでいるときには励ましの言葉を

「仕事とか、人間関係とか、いろいろ悩んでた時に言ってくれた
『お前のやり方はどこも間違ってない。だから、お前が何かを変える必要はない』
 という言葉です。本当にうれしかったですね。救われた感じがしました。
今でもつらくなると思い出してがんばっています」

そのままの自分でいいと受け入れてくれる人というのは貴重な存在。そういう人の下で働いていたいという気持ちにさせてくれますね。

■何気ない会話の中にも

「なにかのきっかけで上司から
『やだなあ~ ○○さんと僕は、もう10年も一緒にがんばった仲じゃないの~』
と言われました。
それはもちろん事実ですけど、"がんばった仲"って言い方にぐっときました」

実際は上司と部下という関係ですが、この言葉を言われると、上司の存在がより近く感じられて、萎縮することなく仕事しようと思えるのかもしれません。

「褒められると成長する」のは、自分のことをちゃんと見てくれているんだという実感が持てたときに、それが自信につながり、ヤル気がでて、脳にいい働きをもたらし、いい結果が出せるということなのではないでしょうか。これを参考にして、あなたもほめ上手になりましょう!

(文/八木澤 姫茉莉@HEW)

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