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アクセサリーショップに行っても、「もうちょっとこうだったら、もっとカワイイのに」と思ったことはありませんか? 最近、自分が本当にカワイイと思えるものを自分で作ってしまおう、という「ものづくり系女子」が増えているそうです。彼女たちがどんな"ものづくり"をしているのか調査してみました。

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(写真中央の神田さんと、ものづくり系女子のメンバー。渋谷FabCafeにて)


お話をうかがったのは、「ものづくり系女子」として活動をしている神田沙織さん。

神田さんによると、
・メーカーより素材が気になる
・作りかけの何かが家にある
・宝石箱より工具箱
・夜景と言えば工業地帯
・観覧車よりフォークリフトにのぼりたい
・車よりコンバインに乗せて欲しい
・鳴らぬなら直してみましょオルゴール
という条件にひとつでも当てはまったら、ものづくり系女子なのだとか。

「ものづくりというと、工場や機械いじりなど男性の世界のように思われがちですが、女の子が大好きなかわいいものもこういった工場の技術で作られているんです。そんなものづくり業界を、女子の黄色い声で元気にしていければと思い、"ものづくり女子"というプロジェクトをはじめました」(神田さん)

現在、神田さんを中心に「ものづくり系女子」のメンバーは100人以上。個々に制作したものを交換したり、集まってアート系プロジェクトに取り組んだりという活動をしているそうです。そこで、ものづくり系女子たちが作った作品を見せていただきました。

■アクリル板をカットしてリングに
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「透明のリングが欲しかったので、2mmのアクリル板をレーザーカットしました。サテンのリボンは手縫いで、プレゼントのラッピングの結び方がかわいかったのでまねしました。はめると指がラッピングされたように見えます」(作者のsupercaliさん)

■豆電球をピアスに
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「小さい豆電球ってかわいいなーと思い、制作しました。レーザーカットしたカミナリモチーフの、エッジ部分のみを磨いて塗装しています。これはのちのちどこかにチップLED(発光ダイオード)を仕込んで光るようにする予定です」(作者のsupercaliさん)

■測量ツールもアクセサリーに
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「建設現場や写真撮影で水平を測るための水準器を、指輪型にしました。レジンキャスト(合成樹脂の成型法)で作っています。ちゃんと水平を計ることができるように改良中です」(作者のsupercaliさん)

■プラモデル感覚で組み立てるスタンプ
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「一枚のベニヤ板をレーザーカッターで加工すれば、組み立てるのに必要なパーツが全部生産できるよう設計しました。加工が終わったら、あとはプラモデル感覚で組み立てれば完成です」(作者の皆川めぐみさん)

■サイズ展開するために道具から自作して作ったバングル
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「はじめは目分量でワイヤーを巻いて手作りしていましたが、ちゃんとサイズを作り分けたいと思い、サイズ展開別に巻きつけるリールを設計し、レーザーカッターを利用して制作しました」(作者の皆川めぐみさん)

こういったものづくり系女子が増えているのは、ものづくりの技術が進化したことが理由だと言います。
「これまで工場の職人さんしか扱えなかった加工機械ですが、レーザーカッターを渋谷FabCafeで気軽に使えるようになったり、女性をターゲットにしたカッティングマシン「iDecora」が発売されたりと、女子にとって身近になったことが大きいですね。最近は立体物を印刷できる「3Dプリンタ」に注目していて、ガイド本を執筆中です」(同)

プロ仕様の機械が使えるようになり、これまで表に出てこなかった女子の創作意欲が爆発したようです。皆さんも、眠っていた「ものづくり心」を発揮させてみてはいかがでしょうか?

ものづくり系女子

(田中結/プレスラボ)

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