ここから本文です

仕事や恋愛のシーンで、自分のことを相手に印象付けたいときってありますよね。そんなときに効果的なのが「手書きでありがとうを伝える」という習慣です。元・美ら海水族館広報で、現在はコミュニケーションスタイリストとして活躍する吉戸三貴さんに、5分で相手の心をつかむ「手書き習慣」を教えてもらいました。

サムネイル

■短い「ありがとう」を書き続けることが大切

「手書き習慣」を実践すると、より相手の心に残り、コミュニケーションが円滑になるそうです。しかし、手書きの手紙やお礼状だなんて、ちょっとめんどくさいもの......。

働く女性336名に対して「メモやカードなどで手書きのメッセージをもらうとうれしい?」と聞いたところ、「そう思う」と回答したのは95.8%(※)。にも関わらず、「手書きを習慣にしている」と回答した人はわずか13.9%でした。実践している人が少ないからこそ、やりがいがありそうです。

吉戸さんは「コミュニケーションを変えるなら、立派なお礼状を1回だけ書くより、短い『ありがとう』を書き続ける方がずっと効果的」と言います。「手書き術」を習慣づけるコツは、感謝したらすぐに、短く「ありがとう」の気持ちを書き、相手からの見返りを求めないことです。


■「ありがとう」の書き方

具体的な手書き習慣には、「ありがとうメモ」と「ありがとうはがき」を使い分けると良いでしょう。

【身近な人へ送るありがとうメモ】
「ありがとうの気持ち+名前」のセットが書ければOKと考えましょう。
相手が何にお礼を言われているか分からない場合は、「鈴木さん、プロジェクトの資料、ありがとうございました 吉戸」など具体的に。相手の名前を入れると、距離が縮まりやすくなります。
さらに、メモの大きさに余裕がある場合は、「感想」と「未来への言葉」を加えてみましょう。「鈴木さん、ガイドブックありがとうございました。旅行がますます楽しみになりました。必ず、お土産買ってきます! 吉戸」というイメージです。

【クライアントへ送るありがとうはがき】
お礼の言葉は見られて困るようなこともないので、封書よりも手軽に送ることができるはがきがおすすめ。
一般的なお礼状とは違い、季節のあいさつや定型文は使わず、自分の言葉でつむぐこと。儀礼的なお礼状よりも、意外とよい反応が返ってくるかもしれません。
メモよりも文章が長くなるので、「はじまり」「本文」「おわり」の3つのブロックに分けると書きやすくなります。「はじまり」には、相手の名前とありがとうの言葉を書いてしまいます。「本文」は相手との共通の話題や思い出など。「おわり」には、未来を感じさせる言葉を使い、これかも交流できたらうれしいという気持ちを表現します。
たとえば「(はじまり)鈴木さま、いつもパンフレット制作でお世話になり、ありがとうございます。(本文)電話やメールでのやりとりばかりですが、丁寧で温かい言葉の数々から、お人柄を想像しています。(おわり)ご挨拶できる日を楽しみにしています! 吉戸」というイメージです。

■手書き習慣の道具選び
さらに、道具選びでも、相手に好印象を与えることができます。

【身近な人へ送るありがとうメモ】
・付箋(ふせん)紙

サムネイル
多くのオフィスにあり、わざわざ自分で用意しなくていいので簡単に始められます。名前スタンプをあらかじめ押しておけば、「ありがとう」を伝えたいときにすぐ使えて便利です。

・メモ用紙

サムネイル
無地のものがおすすめ。他社のロイヤルティーグッズや製品名の入ったものは、手抜きをしている印象を与えてしまいます。メモ用紙を使えばちょっと長めの「ありがとう」を書くことができますし、文章を少し隠すように折り曲げれば、個人的なコメントを書くことができます。

・ぽち袋
会費やおやつ代の集金のとき、そのままお金を渡す人の方が多いので、ぽち袋に入れてひと言添えるだけでも印象に残ります。

・一筆箋
上司や目上の方にお土産を渡すときなど、「ありがとう」のコメントを書いた一筆箋を添えるだけで、ただ配られるお土産とは一味違ったものに。

【クライアントへ送るありがとうはがき】
・ベーシックなデザインのはがき
官製はがきだと、まるで懸賞の応募かダイレクトメールのようになってしまうので、それ以外を選びましょう。
色は、温かみのある白がおすすめですが、色付きのものなら縁取りだけ色のあるものや、淡い色1色のものを選びましょう。

・絵や写真が入ったはがき
書くスペースが大きくて不安という場合は、片面が絵や写真になっていて、もう片面の半分にだけ文字を書けばいいものなど、余白が小さいものを選びましょう。

・メッセージ性のあるデザインのはがき
季節にちなんだデザインを選べば、季節のあいさつを省いて書いた文章を補うことができます。
相手の好きなもののモチーフを選べば、「好きなものを覚えてくれているんだ」という気持ちにさせ、「ありがとう」がより強く伝わります。その人との共通点になっているモチーフでもよいでしょう。
自分にちなんだもののモチーフを選ぶと、相手に覚えてもらいやすくなります。ただし、相手が知っていて好意的に受け止めるものであることが条件です。


実際、最初に吉戸さんが実践した「手書き習慣」も、拝啓・敬具なしで簡単に書いたメモ書きだったそう。そのメモを受け取った周囲の反応はポジティブなものに変わり、人間関係も広がっていったのだとか。皆さんも、相手の心をつかむことができる「手書き術」をぜひ取り入れてみてくださいね。

(田中結/プレスラボ)

■参照元
『心に残る人になる たった1つの工夫 「ありがとう」の手書き習慣 』

価格  :1365円(税込)

【目次】
はじめに
第1通・・・はじめまして
第2通・・・感謝の気持ちを伝えたくて
第3通・・・「ありがとう」の書き方 ~まずは準備しましょう~
第4通・・・「ありがとう」の書き方 ~道具を選びましょう~
第5通・・・「ありがとう」の書き方 ~さぁ実際に書いてみましょう~
第6通・・・「ありがとう」の書き方 ~三日坊主にならないための10個のコツ~
第7通・・・「ありがとう」の色々な書き方
第8通・・・「ありがとう」で、未来を開いていきましょう
おわりに

(※)
(株)カウネット わたしみがき提供 アンケートレポート

Facebookコメント
※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対してヤフー株式会社は一切の責任を負いません。
PR

最新記事

rss

もっと見る

本文はここまでです このページの先頭へ