ここから本文です

東日本大震災から丸2年。地震速報アプリ「ゆれくるコール」は事前に注意喚起し、安全確保を促すアプリとして多くの人に使用されています。どういう仕組みで地震速報がスマホに届くのでしょうか。「ゆれくるコール」の開発会社に聞いてみました。


サムネイル

緊急地震速報通知アプリ「ゆれくるコール」は、東京・新宿にあるシステム会社「アールシーソリューション株式会社」が制作。開発担当者の池端さんと松本さんにお話をうかがいました。

■どれぐらいダウンロードされているんですか?
「ゆれくるコール」は2010年11月にリリースし無料ということもあり、およそ1年間で10万ダウンロードされ、そして2011年3月の東日本大震災が発生した直後から爆発的に数字を伸ばしました。現在は350万以上(iPhone/Android)ダウンロードされています

■どんなシステムで通知されているんですか?
「気象庁が発表する『高度利用者向け緊急地震速報』を受信しています。気象庁は全国4,000カ所以上に地震計を設置しているそうです。地震が起こると、P派という小さい揺れと、S派という大きい揺れが同時に発生します。P派は毎秒7kmで進み、S派より速く伝わります。この速度差を利用して、後から来る大きいS派を予測しています」

■350万以上もダウンロードされて、反響はいかがでしょうか?
「利用者が増えたことによりサーバーの増強を行いました。通知を分散することで遅れが出ないようにしています。」

■「ゆれくるコール」を開発した理由は何ですか?
「うちがもし大きな会社だったなら、このサービスの突破口は開けなかったと思います。もし速報を間違えてしまった場合のリスクが大きすぎますから。でも、うちのような小さな会社なら(多少叩かれても)挑戦しようと思ったんです。まあ実際は、アプリレビューにきついことが書かれているのを見てへこんでいますけどね(笑)」

■アプリを使用する際のアドバイスをください
「震度5弱など高めに設定している人が多いと思いますが、なるべく低めにするのがおすすめです。体感できるレベルの震度は2か3。この規模の地震は月に数回です。ふだんから使い慣れているほうがいざというときにも対応しやすくなります」



サムネイル
開発担当の池端さん


■御社はどんな会社なんですか?
「自社プロダクトのアプリと、システム開発をしています。15名ほどの小さな会社で20~30代が中心です。月1回は飲みに行くので、仲がいい会社だと思います」

■他におすすめの商品はありますか?
「減災ソリューションとして、『あめふるコール』というアプリもリリースしています。直近1時間の降水予報を10分ごとに配信しています。梅雨の時期やゲリラ豪雨にも備えられると思います」


サムネイル

■防災に関するアドバイスをください
「弊社は、防災よりも"減災"がキーワード。起こる被害をどこまで減らせるかが大切なのです。そのためにも、ふだんから減災ツールを使いこなしてほしいですね」

自然災害を完全に防ぎきるというのは、難しいことです。災害が起きたときにどう対応するか。皆さんも、日ごろの対策を見直してみましょう。

●ゆれくるコール Facebookページ>>

(田中結/プレスラボ)

Facebookコメント
※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対してヤフー株式会社は一切の責任を負いません。
PR

最新記事

rss

もっと見る

本文はここまでです このページの先頭へ