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アイドルたちのロックフェス出演の発表が相次いでいます。8月開催の「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」「SUMMER SONIC」、去る5月にはメタルフェス「OZZFEST」にももいろクローバーZが出演したことが話題となりました。アイドル界に一体何が起こっているのでしょうか?

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■今年の夏フェスはアイドルが席巻!?
今年の主要な夏フェスへのアイドル出演情報は以下の通りです。

◇【ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2013】(8月2~4日)
 PASSPO☆、BiS、LinQ、アップアップガールズ(仮)、くりかまき、でんぱ組.inc、9nine、BABYMETAL

◇【SUMMER SONIC】(8月10日、11日)
 ももいろクローバーZ、でんぱ組.inc

もともとROCK IN JAPAN FESTIVALはポップスにも門口をかなり広く開いていましたが、それにしても8組とは多く感じます。"セックス・ドラッグ・ロックンロール"なんていうのは今となっては古くさい言葉ですが、それでもかわいらしさが重要視されるアイドルたちとロックフェスという取り合わせに首を捻りたくなる方もいるかもしれません。ですが、実は最近のアイドルは、積極的にロックを取り入れていたりするのです。

■アイドルがロックを歌うのは当たり前!
数多くのアーティストとコラボしているアイドルグループといえば、ももいろクローバーZです。布袋寅泰にマーティ・フリードマン、大槻ケンヂ、人間椅子・和嶋慎治、特撮・NARASAKI......とロック好きやメタル好きならたまらない顔ぶれが楽曲提供やギターとして参加するなどしています。

また、ハグ会やkiss会といった破天荒なパフォーマンスで話題のグループ・BiSの楽曲は、エモーショナルなロックナンバーが中心。一説によると、アイドルがロックを歌うという流れを作ったのはBiSでもあるとか......。ライブではモッシュやダイブが起こるのだって珍しくありません。ほかにもBABYMATALという「アイドルとメタルの融合」をテーマに結成されたユニットもいます。このようにアイドルとロックの境界は、曖昧になってきているのです!

■そもそもアイドルってなんだ

考えてみてください。そもそも"アイドル"というのは、"歌手の形態"を表す言葉であって"楽曲の形態"を表す言葉ではないのです。つまり、音楽性を表す言葉ではないということ。女の子がかわいければ、その子がロックを歌っていようがシャウトしてようがヘッドバンギングしてようがギター燃やしてようが、それは"アイドル"。かわいければ、"アイドル"なのです。

■アイドルはライブの申し子だ!

かつて映画界は、成人映画のジャンルから、金子修介、周防正行、和泉聖治、崔洋一といった名監督を輩出しました。ポルノには、エロティックなシーンさえ入れれば後は何をしてもいいという自由な土壌があります。だからこそ、クリエイターは自分の作家性を存分に発揮することができたそうです。

今、同じことがアイドルに起こっているように感じます。"女の子の魅力が伝わればOK"、それ以外は何の制約もなし。そこで女の子たちは一生懸命パフォーマンスを磨き、アーティストたちは思い思いの楽曲を作る。そして、アーティストのカラーと少女の魅力が化学反応を起こし、今まで見たこともないような"かわいい/かっこいい/変なもの"が現われたりする......。そんなおもしろさが現代のアイドルにはあります。

「何が起こるかわからない」というところは、ロックに限らず"ライブ"全般に言える面白さ。つまり、全力のパフォーマンスを見せるアイドルたちは、ライブと非常に親和性が高いのです!

■今がいちばんおもしろい時期なのかも

これまでアイドルなんて興味がなかった"音楽好き"が、ある日突然ころっとアイドルにハマるという出来事が最近よく起きているようです。それは、アイドルが「ライブって面白い!」という根本的なことを強く感じさせてくれる存在だからではないでしょうか。

行こうと思っているフェスにアイドルが出演するのでしたら、ものの試しに彼女たちのステージを見てみてはいかがでしょうか? 見たことのない景色に、聴いたことのない音に出会えるかもしれませんよ!

(文/原田美紗@HEW )

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