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地元をかわいく応援するのは、ゆるキャラだけじゃない! "町おこし"ならぬ"萌(も)えおこし"。萌(も)えキャラたちだって地域振興に一役買っているのです。そんな人気萌(も)えおこしキャラたちを紹介していきます。

"萌(も)えおこし"とは、地方自治体やローカル企業がマスコットなどに美少女キャラクターを取り入れて行うマーケティング手法。みなさんも、地方都市や特産品などのPRで、かわいい女の子のキャラクターが描かれているのを見たことはありませんか。

萌(も)えおこしが生まれたきっかけのひとつに、アニメに登場した場所をファンが訪れる、いわゆる"聖地巡礼"があります。例えば、アニメ「らき☆すた」に登場した埼玉県・鷺宮神社やアニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」の舞台モデルとなった秩父には、多くのファンが訪れ顕著な経済効果があったそう。

また、もうひとつの要因として、企画段階では特に萌(も)えを意識したわけではないキャラクターがインターネットを中心に"萌(も)え"を見いだされて人気が出たという「佐賀県・まほろちゃん」事件があります。この2つの出来事から、「萌(も)えは地域振興につながる!」と感じた人が、萌(も)えおこしを始めたのでしょう。

萌(も)えおこしキャラの中でも特に人気のキャラがこちら。

■下妻市・シモンちゃん(茨城県・下妻市イメージキャラクター

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※この画像は下妻市サイトのキャプチャーです


萌(も)えおこしキャラとしては古参。萌(も)えおこしという言葉が誕生する前から存在していたかもしれません。オオムラサキの妖精という設定なのですが、調べてみるとシモンちゃんの羽の鮮やかな柄はオスのものに近いらしく、"男の娘"説がまことしやかにささやかかれています......。

■東北ずん子(東北企業向けフリーキャラクター)

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※この画像は東北ずん子公式サイトのキャプチャーです


アニメ「けいおん!」田井中律役などで知られる佐藤聡美が声を担当し、なんとVOCALOIDまで制作された、ノリにノッてる萌(も)えおこしキャラ。どんな餅もずんだ餅に変えてしまう"ずんだアロー"という必殺技を持っているそうです。

■小峰シロ(福島県・(財)白河観光物産協会公認キャラクター)

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※この画像は小峰シロ公式サイトのキャプチャーです


2012年10月に行われた、"萌(も)え"をテーマに地域振興を図る「Moe1グランプリ」のキャラクター一般投票部門1位・観光部門1位・お土産部門2位を受賞。2012年にはライトノベルが出版されるなど、萌(も)えおこしキャラの枠に収まらない活躍を見せています。"おとめ桜の伝説"を巡る詳細な設定が魅力。

■まほろちゃん(佐賀県佐賀郡大和町・元マスコット)

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※この画像はまほろちゃん公式Twitterのキャプチャーです


町役場の公式サイトで町を紹介する、しがないキャラクターに過ぎなかったまほろちゃんが、ネット掲示板を中心にブレイク。キャラクターの商品化にまで至り、まさに萌(も)えおこしキャラ界のシンデレラといえます。現在は、佐賀市役所の子供向けページ「さがしキッズステーション」に登場。ちなみに生みの親は、大和町の公務員の方だとか。

■立川たっち(東京・立川魔法都市化プロジェクト「たち・ぷろ」マスコット)

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※この画像はたちぷろ公式サイトのキャプチャーです


東京・立川を舞台にした、街と二次元カルチャーの融合を目指す新感覚・参加型ムーブメント「たち・ぷろ」マスコット。キャラクターデザインは、人気イラストレーター・西又葵が担当と力が入っています。ところで立川市民は、自分の住む街が魔法都市化されていることを知っているのでしょうか......。

このほか静岡では「静岡もえしょくRプロジェクト」という企画で、地元静岡の企業製品や名産品の擬人化キャラを公募。新たな萌(も)えおこしキャラが続々と誕生しています。この好評を受け、埼玉版の「埼玉もえしょくRプロジェクト」も今年6月から開始。

ローカル萌(も)えキャラは、wikipedeliaに掲載されているものだけでも200以上。「あしかがひめたま」に「からす天狗(てんぐ)うじゅ」、まだまだたくさんの魅力的なキャラクターたちがいるのですがこの辺で...。

チームしゃちほこ」といった地域に根ざしたローカルアイドル、通称"ロコドル"ブームも起こり、注目を浴びつつある地方の萌(も)え。むしろ新たな"萌(も)え"の芽は、地方にこそあるのかも?

"萌(も)え"の波は、皆さんの地元にも生まれつつあるのかもしれません。

(文/原田美紗@HEW )

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