ここから本文です

今年の夏は記録的な猛暑になり、いつもより冷たい飲み物がおいしく感じられましたね。炭酸飲料やビールのほか、ここ数年はキューバ発祥のカクテル「モヒート」が大流行。ラムをベースに、ミントの葉をすりつぶし、ライムを搾って作る「モヒート」は、さわやかな香りが特徴。夏の暑さにぴったりですよね。バーだけでなく、ファストフードやコンビニエンスストアなどでも見かけるようになりました。ちまたに「モヒート」が溢(あふ)れるなか、一方のバーでは、ミントだけでなくさまざまなハーブを使ったカクテルが生み出されていました。「モヒート」の次に来るかもしれない「ハーブ系カクテル」をご紹介いたします。

■パクチーモヒート
タイなど東南アジアの料理に欠かせないパクチー(コリアンダー)は、クセのある強い香りがあります。それをどっさり使ったモヒートを発見しました。

サムネイル

下北沢にある『建築BAR』ではこの夏から、ミントの代わりにパクチーを使った「パクチーモヒート」(900円)が提供されています。このカクテルのキャッチコピーは「好きな人はクセになる! 嫌いな人は冗談じゃない!」。マスターの朝妻さんが、パクチー好きの常連客との会話をきっかけに考案。「かき氷用のストローをつけてお客様に出すと、みんなグラスの中のパクチーもきれいに食べています。思った以上に飲みやすいですよ」と話します。クラッシュアイスに揉(も)まれたパクチーは、シャキシャキ、パリパリとしていて、たしかにつまみとしても最適でした。

『建築BAR(けんちくバー)』
住所:東京都世田谷区北沢2-9-23
営業時間:月曜~金曜19:00~24:00、土曜14:00~24:00、日曜14:00~19:00
※パクチーモヒートは夏季限定
Twitter:https://twitter.com/kenchikuBAR

■大葉モヒート
大葉(青ジソ)といえば、日本でもなじみのある和ハーブ。抗酸化作用のあるカロテンの含有量が高い野菜として重宝されています。

サムネイル

池袋にある『the BAR ACE(バーエース)』は、オープンした2年前から「大葉のモヒート」(1400円)を提供しています。マスターの平津さんによると「ミントが苦手な人にもおすすめしています。意外と男性客に人気で、お刺身の大葉を思い出す、といった感想をもらいます」とのこと。えぐみはまったくなく、甘酸っぱくてどこか懐かしい味がしました。

『the BAR ACE(バーエース)』
住所:東京都豊島区西池袋3-29-11 泉ビル2F
営業時間:17:00~翌2:00 日曜定休
ウェブサイト:http://www.bar-ace.net/index.html
※大葉のモヒートは通年提供


■ミント、バジル、炙(あぶ)りローズマリーのモヒート
モヒートは基本的にミントを使いますが、ミントに加えて、イタリアンなどでよく使われるバジル、肉料理のレシピに登場することの多いローズマリーを使ったモヒートがありました。

サムネイル

下北沢にある『Bar Mixology Pod(バー ミクソロジー ポッド)』は、フレッシュな果物や野菜を使ったカクテルを提供し、常時100種類以上のモヒートも自慢。季節のフルーツを使ったモヒートや、チョコレートモヒートなど変り種もあります。そのなかのひとつ、「バジル・ミント・炙(あぶ)りローズマリーのモヒート」(1200円)は、ハーブのさわやかさが存分に味わえるモヒート。店長の石村さんが、最後に炙(あぶ)って香りを出したローズマリーを飾り付け、提供してくれました。強めのお酒の味わいのあとに、ハーブの強い香りが感じられます。


■フレッシュトマトとバジルのモヒート
この組み合わせはまるでパスタの材料のようですが、こちらも『Bar Mixology Pod』のモヒートです。

サムネイル

ウォッカをベースに、フルーツトマト、ミント、バジル、ライム、グレープフルーツジュースで作ります。店長の石村さんが「砂糖は加えず、すべてフルーツの甘みだけです」と言って提供してくれたこちらは、さっぱりとしたトマトの風味がとてもさわやか。色も鮮やかです。「甘いカクテルが苦手な方や、男性のお客様からも好評です」とのこと。

『Bar Mixology Pod(バーミクソロジーポット)』
住所:東京都世田谷区北沢2-12-10 サウスサイドII 1F
営業時間:平日19:00~翌2:00 金曜、土曜19:00~翌3:00 不定休
ウェブサイト:http://primepod.jp/mixologypod/
※両方とも通年提供

■ミントほうじ茶のカクテル
ほうじ茶とは緑茶の一種で、茶葉を焙煎(ばいせん)してあり、香ばしい味わいが特徴です。この日本のお茶に、ペパーミントをブレンドしたのが「ミントほうじ茶」。

サムネイル

「ミントほうじ茶」は、渋谷にある『Bar 32016』のオーナー梅澤さんが作ったオリジナルハーブティーです。梅澤さんは「日本のバーとして納得のいく"緑茶割り"を出したい、と思っていたところ、福島県で八女茶と出会いました。自分の手で茶葉をブレンドして好みの味に近づけていく過程で、レモンやバジルなどハーブとの相性も試してみました」と開発のきっかけを語ります。カクテルを作り出すバーテンダーとして、お茶のブレンドも通ずるところがあったのでしょうか。

「そうやってできたミントほうじ茶は、食後のお茶としてもおいしいのですが、実はカクテルにしたときの可能性がすごい。焼酎を割ってもおいしいし、洋酒のラムなどもマッチする。おすすめなのはウイスキー割り」とのこと。「ウイスキーのミントほうじ茶割り」(700円)は、とてもすっきりしたお茶割りなのですが、ミントのおかげかウイスキーの風味と合わさり、和洋折衷の風味豊かなカクテルでした。

『Bar 32016』
住所:東京都渋谷区渋谷3-20-16 ニュー栄ビル3F
営業時間:イベントによる
ミントほうじ茶のサイト:http://store.natural-fact.jp/

まだまだ未知なる味がたくさんあるんですね。どれも新鮮でしたが、とてもおいしいカクテルでした。残暑もまだまだ厳しそうな今年の夏。蒸し蒸しした夜は、ハーブを使ったカクテルでさわやかな夜を過ごしてみてはいかがでしょうか。

(田中結/プレスラボ)

Facebookコメント
※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対してヤフー株式会社は一切の責任を負いません。
PR

最新記事

rss

もっと見る

本文はここまでです このページの先頭へ