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交友関係のなかで、まれに「鈍感な人間」に出くわすことがあります。やっかいなこともありますが、この鈍感な力を持った人間が気まずい場面の救世主になることも。そこで今回は20~30代の男女が遭遇した、"現場の空気を一瞬で変えた鈍感力"について、エピソードを交えご紹介します。

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■怒りをも鎮める鈍感力
「上司が部下全員に叱責(しっせき)しているときのこと。怒っているのに気付いていなかった後輩の1人が鳴っていた電話に出て取引先と冗談をかわして大笑い。上司も怒っているのもバカバカしくなったのか、つられて笑い出しました」(34歳/男性)

怒る気力がなくなるほどの鈍感力だったのでしょう。鈍感な人間は職場に1人は必要なのかもしれませんね。

■営業マンを追い返す鈍感力
「うちの会社は飛び込み営業が来ることも多く、いつも断るのに苦労するんですが、後輩は営業だと気付かずに丁寧すぎるほどの対応します。あまりの丁寧さに、営業マンはバツが悪そうに逃げていきます」(30歳/女子)

お客さんだと思って対応していたのでしょうか......。邪険に扱って断る、という方法以外にもこんな断り方があるとは。

■夫婦円満の橋渡しをする鈍感力
「あることでケンカをして以来、夫とはまったく話さず険悪ムード。鈍感な姉が泊まりにきた日のこと。姉は朝起きるなり夫に話しかけまくり、それまで険しい表情だったはずの夫の顔がニコニコに。夫婦のピリピリムードにも気づかない姉に感謝です」(29歳/女性)

空気の読まなさが逆に良い方向に働きましたね。空気を読みすぎるより、これくらいの鈍感力の方がいいのかもしれません。

■マイペースな行動で場を和ませる鈍感力
「学生時代の友人4人で旅行に行ったのですが、行きたい店はなぜかほとんどお休み。プランを組んだ友人が気まずそうにしたり空腹でイライラする子がいたり......。そんななか、ある友人が突如ふらっとファストフードを買いに行き、食べだしました。まったく空気の読めない行動でしたが、そのジャンクフードの香りにつられて結局みんなもつまみだし、場が和やかな雰囲気になりました」(26歳/女性)

自己中な行動は、ときに化学反応的にいい方向に導いてくれるようです。

■交友関係を復元する鈍感力
「6人組の男女仲良しグループのうち、2人の男女がくっついて数カ月後に別れました。それ以来、その2人を気遣うがあまりなんとなく集まりも減ったのですが、うち1人が突然Facebookのグループで『おい、お前ら付き合ってるってマジか!』と書き込んできた。気付くの遅いし、しかもタイミング悪いし、どれだけ鈍感なんだとみんなからの書き込みが殺到。当の本人たちも『おい、蒸し返すな(笑)』と乗って来て、結局その子のおかげで元通りの交友関係に戻れました」(27歳/女性)

ひょっとすると、その鈍感力がなければ、交友関係は復元しなかったかも。それにしても、どうして1人だけ数カ月遅れで知ったのか......。


空気の悪い場は嫌なもの。そんなとき、このような鈍感力こそが役に立つようです。鈍感な人間にはイライラすることも多いですが、不穏な空気を一蹴してくれる鈍感力はありがたいですね。

(船橋麻貴+プレスラボ)

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