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仲間と過ごせるルームシェア。楽しそうですが、いざ価値観の違う他人と暮らすとなるとトラブルも多いものです。筆者はその昔、家賃を立て替えたまま相手が家に戻らず音信不通になってしまったというほろ苦い経験をしたことが。トラブルのないルームシェア生活を送るには、どのような点に気をつけるべきなのでしょうか。

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都内のシェアハウス運営会社「Murabito」のスタッフであり、自身も6年間シェア生活を続けている東元大地さんに、ルームシェアで失敗しない方法を紹介してもらいました。

■友情と同居は分けて考える
「同居相手を決める段階の話ですが、仲がいいからと言って友達とシェアを始めて失敗する人はホントに多いです。過ごしてきた時間の長い、幼なじみ同士ですら成功しないことも。毎日一緒だと不満も出てくるわけで、そこへ友情がちらついて言い出せずに悪化するパターンがあります。友達付き合いと自分の暮らしは別物なので、そこはきっちり分別してシェアするべきです」

昔からの友人や同級生よりも、初対面の人とうまく行くのがルームシェアだそうです。

■入居前に家賃に関わることを徹底確認
「入居前は家賃関連のことを徹底して確認し合うべきです。次の3つは必ず決めておいた方がいい事項です。

・家賃の負担を折半にするか部屋の間取りによって変えるか
・お互いの退去時期
・それ以前に出て行くことになったら家賃はどうするか

実家の不幸などで相手が唐突に退去するのはよくあるケースです。こうしたことを取り決めておくと、家賃を多く払うハメになるといった損を防ぐし、共同生活に信頼が生まれます。」

シェア生活で家賃の取り決めがしっかりしていると余計な心配が減りますね。決めたことは口約束でなく、一筆書くのもおすすめとのこと。

■共益費は均等に払う
「食材やトイレットペーパーなど共同で使うものは、毎月共益費を集めて一つの財布から支払う家が多いです。人によっては食事にあまり参加しないなど、実際は共有物の消費量にばらつきが出ますが、それでも共益費はみんな均等に払うべき。シェアハウスでちょっとした損は日常茶飯事なので、損した分だけほかのメリットを探し出すことが気持ちよくシェア生活をする秘訣(ひけつ)です」

確かに「自分は外食が多いから共益費減らして!」と言い出すとキリがなさそう。共同生活ではこういった割り切る姿勢も大切です。

■思いを吐き出す会のセッティング
「共同生活に抱く不満や提案を吐き出す場として、会議や飲みなど話し合いの機会を設けるのはオススメです。指摘を受けて誰か泣いてしまうことはあっても、問題が解決するケースが多いです。私が見てきた会議では、最終的にマイナスになった例は一度もありません」

不満はためこむと悪い形で爆発しかねません。とはいえ言いにくいものなので、こうした場を最初から設定しておくと助かりますね。

■掃除・料理などは当番を決めない
「掃除や料理を当番制にすると義務化してしまいます。誰かが忙しかったりサボったりして実行しないたびに空気が悪くなる。あえてルールにせず、それぞれ気が向いたときに気持ちよく実行するのがおすすめです。掃除のしなさすぎはまずいので、部屋の汚さが気になった人が『これって汚すぎない?』と提案してみんなでキレイにするのがいいですね」

当番を決めないのは意外でしたが、当番が多くなると仕事のように感じてしまうかも。家では仕事のような「やらなきゃ感」から解放されてリラックスしたいですもんね。

■シェアハウス内の恋愛は......
「ルームメイト同士でカップルになった話を7つほど知っていますが、2人が良好に続いたケースはゼロでした。何かしら衝突してしまいますし、ほかのルームメイトも気まずいなど環境が悪くなりがちです。恋愛するなとまでは言いませんが、付き合いたいなら家から出て行った方がいいかもしれません」

カップルが別れて一方が出て行くとなったとき、1人抜けた分の家賃はどちらが責任持って払うかもめるエピソードもあったそうです。


以上6つのコツをご紹介しました。友達とのシェアに失敗した身としては、先に知っておきたかったことばかり。Murabitoのシェアハウスではみんなで旅行、誕生日パーティー、ほかのシェアハウスとの合同キャンプなど楽しそうな共同生活を送っているそうです......。素直にうらやましい! しかるべきことに注意して、一人暮らしにも同棲(どうせい)にも家族暮らしにもない「ルームシェアの魅力」を同居人と思う存分楽しみたいですね。

(黒木貴啓+プレスラボ)

■関連リンク
シェアハウス『むらびと』公式サイト>>

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