ここから本文です

本格的に寒い季節。日本では風邪をひいたときに首にネギを巻いたり卵酒を飲んだりという民間療法がありますが、それでは海外では? 「世界各国の風邪の対処法」について海外に住む方に聞いてみました。

サムネイル

■カモミールティーを飲む
「夜眠る前にカモミールティーを飲みます。風邪をひくと濃いめにいれたものを飲んで眠りにつくよう言われていた」(ドイツ人/46歳)

 ハーブ療法が盛んなドイツでは、カモミールは「ハーブの王様」と呼ばれています。フランス、エジプトなどでも親しまれるカモミールには炎症を抑え、不眠症を改善し、利尿を促して吐き気をおさえる効果があると言われ、風邪に効くとされているそう。

■背中に特別なオイルを塗り、へらで摩擦
「昔からの方法は、背中に特別なオイルを塗り、へらで赤い筋ができるほど強く刺激するというものです。エステで行うカッピングと同じ発想で、汚れた血を体表面に集め、きれいな血が体をめぐりやすいようにして体の抵抗力を高めるそうです」(ベトナム人/35歳)

 オイルはタイガーバームのような清涼感のあるものだそう。へらで摩擦するにはテクニックが必要そうですね。

■ホットワインを飲んですぐに眠る
「赤ワインにオレンジピールやシナモン、八角、ナツメグ、クローブ、レモン汁、蜂蜜や砂糖などを加えて火にかけて作ったホットワインを飲みます。スパイスと少し残ったアルコールの効果で体が温まり、ぐっすり眠れます」(ドイツ人/38歳)

 フランスなどヨーロッパで見られる方法。子どもに飲ませる家庭もあるようですが、ホットワインはよくアルコールを飛ばしても少しは残ってしまうので気を付けたいですね。

■ビタミンCたっぷりのアムラの実を食べる
アムラの実を食べます。アムラは生では非常に酸っぱく苦いため、ドライフルーツや漬け物、粉末を使うことが多いです」(インド在住日本人/28歳)

 インドで「1日に一粒食べれば医者要らず」と言われているフルーツ、アムラ。ビタミンCはレモンの10倍、ポリフェノールは赤ワインの30倍ともいわれています。日本では通販でアムラーパウダーを購入できます。

■チキンスープを飲む
「骨付きもも肉、玉ねぎ、セロリ、ニンニクを塩こしょうでいため、水、さつまいも、パースニップ、カブ、ニンジン、パスタ、月桂樹(げっけいじゅ)、オレガノなどのハーブ、小麦粉を少々加えて骨から肉が簡単に離れるくらいまでしっかりと煮込んだ熱々のチキンスープを食べます」(アメリカ人/30歳)

 ほかに、ドイツやエジプトなどでも行われている方法。チキンスープに含まれる栄養素カルノシンが体内の免疫システムを助ける働きをすると言われているのだとか。

■コーラなどの炭酸飲料を飲む
「炭酸を飛ばして飲んだり、しょうがとともに温めてホットコーラにして飲んだりすることを医師からすすめられることもあります」(フランス人/47歳)

 日本では風邪と炭酸飲料はなかなか結び付きませんが、アメリカやオーストラリア、ノルウェー、フランス、南アフリカ、シンガポールなど諸外国で見られる方法なのだとか。ブドウ糖がたっぷり含まれているのでエネルギー補給になるとされていますが、クスリの相性によっては危険な飲み方だという意見も。

■ぬるめのシャワーを浴びる
「熱をとるために、ぬるめのシャワーを浴びて体を冷やす。部屋もあえて温かくせずに風通しを良くします」(フランス人/36歳)

 アメリカ、フランス、オーストラリアなどで実践されている方法。日本では風邪をひいたときに体を冷やすと良くないとお風呂を控える人もいますが、あえてぬるめのシャワーを浴びて体を冷やすことが風邪対策になると言われているそう。日本とはまったく逆の発想なので取り入れるには勇気がいりますね。


世界にはさまざまな民間療法があるよう。中にはびっくりしてしまうものもありましたが、もしかすると日本の「首にネギ」や「卵酒」も、海外の人にとってはびっくりしてしまう方法なのかもしれませんね。

(FelixSayaka+プレスラボ)

Facebookコメント
※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対してヤフー株式会社は一切の責任を負いません。
PR

最新記事

rss

もっと見る

本文はここまでです このページの先頭へ