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日本人なら誰もが知っている行事でありながら、「とりあえず恵方巻を食べておこう」程度でなんとなく済まされがちな「節分」。確かにマンション暮らしだったりすると豆まきまでこなすのは厳しいですが......。何日も前から節分を楽しみにする人なんて会ったこともありませんし、知名度のわりにはイマイチ盛り上がらないイベントという印象。
ですが最近、豆まきイベント『すごい豆まき』など「節分をもっと盛り上げよう!」という動きがあちこちで起こっています。

■節分会

"節分""盛り上がる"といえば、真っ先に思い浮かぶのが有名人による豆まき。"節分会"と言って、お寺が行う豆まき式なのですが、芸能人がゲストでやってくるところが多いんです。

例えば千葉・成田の「成田山新勝寺」は例年、大相撲力士とNHK大河ドラマ出演者たちが参加。
気になる今年のメンバーは、岡田准一中谷美紀桐谷美玲速水もこみち片岡鶴太郎白鵬ら10名を予定。

また、力道山の墓が建つ東京・池上の「池上本門寺」は毎年多くの格闘家が参列し、今年は佐々木健介北斗晶武藤敬司曙(あけぼの)ら9名がやって来る予定。
どちらのお寺も、憧れの有名人を一目見よう、投げた豆をキャッチしようと例年たくさんの参拝客が集まります。

でも、有名人が出席する節分会は昔からある行事。新たに起こっている"節分ムーブメント"はというと......。

■ゲームなのかスポーツなのか『すごい豆まき』

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参加者1人当たり2kgの豆が与えられ、とにかくひたすら投げまくる。なんでも終了後は靴、服、髪の中と至るとこから豆がジャラジャラ出てくるとか。鬼の衣装を着た参加者も多く、コスプレイベントとしての側面もあります。

豆の総重量は、2011年は500kg、2012年は1t、2013年は1.5tと年々増え、もしや今年は2tに!? 豆は食用に適さないクズ豆を使用しているので、「食べ物を粗末にするなんて」という心配は不要です。

豆まきをゲームのように楽しもうというこのイベントは大好評で、昨年は「ウカウカしてる間にチケットが売り切れてしまった」と嘆く声が続出。一体今年は何百名が集まることやら......。スペインには街全体で人々が互いにトマトをぶつけ合う奇祭「トマト祭り」があるそうですが、きっとこんな感じ?

■日本版ハロウィン"節分おばけ"

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"節分おばけ"は鬼をやり過ごすため節分の夜に仮装するという催しで、江戸時代末期は盛んに行われていました。欧米でいうハロウィンですね。その後時代が進むにつれて廃れていってしまったのですが、近年、京都を中心に京都三条会商店街の『京都おばけ祭り』など、町おこしとして少しずつ復活の兆しを見せています。


節分おばけの文化は東京にも上陸。東京・千束では2月1日に『大江戸新よしわら節分お化け異装コンテスト』が開催されます。

■新スイーツ"恵方ロール"

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節分スイーツとして要チェックなのがロールケーキ。恵方巻ならぬ"恵方ロール"がファミリーマートやセブン-イレブンといった大手コンビニエンスストアやホテルに登場。お店によっては少しでも恵方巻きに似せようと、ココアパウダーを使って外側をのりのように黒くするなど、さまざまな趣向を凝らしています。バレンタインがチョコなら、節分はロールケーキ。2月はスイーツの月ですね~。


ゲーム、コスプレ、スイーツといろんな方向から盛り上がりを見せている節分。ひょっとすると数年後には、ハロウィンやバレンタインと並ぶ一大行事に成長していたりして......。

(文/原田美紗@HEW )

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