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 長年「サザエさん」(フジテレビ系)で磯野波平の声を担当してきた声優・永井一郎さんが1月27日に亡くなった。その後、突如YouTubeで公開されたある音声ファイルの声が「波平ソックリ!」と話題に。さまざまな憶測が飛び交ったこの声の主がやっと判明した。

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■"永井さん本人説"まで飛び出すソックリ動画



 永井さんが亡くなり、「誰が波平役を継ぐのか」に注目が集まる最中の2月4日にひっそりと登場したウワサの動画「波平さん追悼」。「知人がしゃべった波平さん追悼の寸劇」だというその動画は、「サザエさん」をテーマにした小咄(こばなし)を波平そっくりの声で披露しているもの。

音声のみのその動画は「似すぎ!」「完璧」と大絶賛され、たちまち話題となった。「ばっかも~ん!」と怒る声はまさに波平そのもので、果ては「これ本人でしょ」「永井さんのサンプルボイスか何かじゃないの?」なんて疑われだす始末。「ぜひこの人を2代目に!」という声も多かった。

 このようにそっくりさんを推すファンはいたものの、2月10日、波平役の後任が声優・茶風林に決まったことが発表された。茶風林は、人気アニメ「ちびまる子ちゃん」(フジテレビ系)の永沢君やヒデじい、「名探偵コナン」(日本テレビ系)の目暮警部などを担当するベテラン声優。

■正体に納得......永井さんの大ファン

 すると、翌2月11日、「都知事選も終わり、もう一つの人選も終わったので」と"声の主"がついにブログで名乗りを上げた。声の正体は、活動弁士・坂本頼光。

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声帯模写を特技とする坂本の持ちネタ「サザザさん」は、どことなく「サザエさん」を匂わせる、声まねアリのブラックなネタ。正体が坂本とわかると、「ああ、『サザザさん』の人か」「どおりでプロっぽいと思った」と納得する声も多くあがった。



坂本は、「波平さん追悼」を公開した理由を、「動機は、本当に好きな方だったもので。つい衝動的に演ってしまいました」と打ち明けている。ちなみに匿名で公開したことについては、「今まで自主的にネタを上げた経験がなかったので、どうなる事やら判らず、何となくそうしてしまいました」だそうだ。(ブログより

 2代目抜擢(ばってき)......とはならなかったが、坂本の実力、そして永井さんへの尊敬の念は多くの人間に伝わったことだろう。動画は2月12日現在、56万回以上再生されている。

(文/原田美紗@HEW )

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