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"婚前契約書"というものを知っていますか? 結婚前にまとめた、結婚生活や離婚時の財産分与についての契約書のことで、最近では女優・遠野なぎこが恋人に渡した婚前契約書が話題になりました。

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「結婚する前から別れたときのこと考えるの?」「なんか怖い」「窮屈で愛がない」とネット上では非難の声も上がっていますが、そんなこと言っていたら後悔することになるかも......!?

■婚前契約書の2つの役割

実は婚前契約を結ぶのは、海外セレブの間では常識。過去にはトム・クルーズケイティ・ホームズブラッド・ピットアンジェリーナ・ジョリーという大物カップルが婚前契約を結んだと報じられています。
確かに莫大(ばくだい)な財産を持つ彼らにとっては、もし離婚・慰謝料なんて事態になれば話し合いがこじれることは必須。マドンナは婚前契約を交わしていなかったがために、離婚する際、元夫に約250億円もの資産が渡りかけたとか。

また、離婚時だけでなく結婚生活でのトラブルを避ける役割もある婚前契約書。遠野なぎこがバラエティなどで語っていたのは、後者におけるルールでした。「トイレに行く度にメールをすること」「メールの場合、愛の言葉はコピー&ペースト禁止」など、「キビしすぎ!」と注目を集めたアレです。

■どんなことを決めればいいの?

遠野のニュースで、婚前契約に対して漠然と「怖いもの」という印象を抱いた人が多いかもしれません。ただ一般的にはこのような条項について盛り込むことが推奨されているようです。

・互いの両親の介護について

・同居や帰省の頻度など、義理の両親との付き合い方について

・家事の分担について

・結婚後の妻の仕事について

・出産を予定する年齢や子供の人数について

・貯蓄計画について

・異性の友人との付き合いについて

上記のことに関する考え方の違いは、離婚の原因としてもメジャーなもの。「なんとなく察してくれてるだろう」となぁなぁに済ませておくと、後々大きなトラブルを招きかねません。

ほかには「愛の言葉を毎日伝える」「記念日は一緒に過ごす」のように愛情表現にまつわるルールを決める人も。お互いの合意さえあれば、基本的にはどんな内容を盛り込んでもOKだそう。

■婚前契約は保険に入るのと同じ

「ルールが決まった暮らしなんて息苦しい......」「相手を信用していない感じ」と反発を覚える人もいるでしょう。ですが、婚前契約を結ぶのは、保険に入るのと同じことではないでしょうか? 保険は、「そんな事態に陥らないのが一番だけど万一のために加入しておくもの」です。例えば生命保険に入るときに「あなたが先に死ぬなんて縁起でもないから入るのはやめようよ」なんて言い出す人はいませんよね。離婚など結婚生活の上でのトラブルに備えて婚前契約書を用意しておくのにも同じことが言えます。

婚前契約書は、行政書士に依頼すれば簡単に作成できます。法律事務所によっては数万円で作ることも可能。より効力を強めたい場合は、費用はかさんでしまいますが、公証人役場を利用しましょう。

円満な夫婦生活のためには、念には念を。誰だって無用な揉(も)め事は避けたいですものね。

(文/原田美紗@HEW )

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