ここから本文です

47都道府県の魅力度ランキングで最下位常連の茨城県。県の魅力を伝えるべくPR動画を2月14日より公開中ですが、なぜか「茨城ってあまりおキレイじゃない方がそろってるんですよね?」「どこにあるの? そもそも日本なのかしら?」というセリフなど自虐満載で、PRとしては型破りな内容なんです。

(「『なめんなよ▽いばらき県(▽はハートマークを表す)』THE MOVIE」)


■茨城出身のせいで恋人にフラれる

今回公開された動画「『なめんなよ▽いばらき県(以下、▽はハートマークを表す)』THE MOVIE」は、ピース・綾部祐二渡辺直実をはじめ、タレント・磯山さやかやお笑い芸人の赤プルアントキの猪木と同県出身の芸能人が勢ぞろい。

茨城の宣伝隊長を務める綾部が県の魅力について悩みながらも、マネジャーの「『知ってもらいたい』という気持ちをそのままぶつければ」というアドバイスに奮起し、会見の場に向かう......という感動(!?)のストーリーです。

これだけ聞くと普通な感じですが、注目したいのは"自虐ネタ満載"というところ。

綾部は茨城出身と打ち明けた途端、恋人から「茨城県ってどこにあるの? そもそも日本なのかしら?」と馬鹿にされた揚げ句フラれてしまう。渡辺は「茨城ってあまりおキレイじゃない方がそろってるんですよね?」と笑われる。宣伝のための会見には2人しか記者が集まらず、しかも1人は堂々と寝ている......。

都道府県の魅力度ランキング最下位という点を隠すことなく、開けっぴろげにする姿勢は、「そんなに自分たちを卑下しないで!」と言いたくなるほどです。

■「なめんなよ▽いばらき県」は教育に悪い!?

そもそも動画を含め、昨年8月に開始された「なめんなよ▽いばらき県」キャンペーンは自虐が売り。最下位を逆手にとってアピールする戦略のようです。
47位の県? 上等でございます」というコピーとともに、リーゼントヘアの綾部と渡辺がにらみつけるという挑発的なポスターは、発表されるやいなや話題に。また、「『なめんなよ』という言葉は教育上悪い」と物言いが入り、県議会まで巻き込んで物議を醸す事態にもなりました。

サムネイル

茨城県内で訪れたいと思う観光地の第1位は「わからない・不明」という悲しいアンケート結果にも、茨城県は「これだけ情報が発達した世の中で、『知られてない』はもはや魅力」とあくまでポジティブ。「茨城の本気を目ぇひんむいて見ていろ! でございます」と攻めの姿勢を崩しません。

■人気の観光スポットの仲間入り?

そんな独自のPRは大ウケしている模様。茨城県議会議員の井手よしひろ氏は、昨年12月9日時点で同キャンペーンに予算の40倍以上もの広告・宣伝効果があったことをブログで報告しています。

確かに茨城がメロンの生産量1位だなんてキャンペーンが始まるまで知りませんでしたよね。四季折々に変化する日本三名瀑のひとつ・袋田の滝や、ギネス登録までされている世界最大120mの青銅立像・牛久大仏などなど、なんだかんだで茨城はなかなか観光名所が多い。
しかも都心からのアクセスが良いとなると、キャンペーンによって茨城の良さが知れ渡ったら、一躍人気の県となるかも?

しかし、ネット上では「順位が上がったら上がったで残念」「最下位常連がオイシイからこのままでいいよ」という声も。確かに一理あるといえば一理ある意見......。なんにせよ、これからのランキングに注目ですね!

(文/原田美紗@HEW )

Facebookコメント
※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対してヤフー株式会社は一切の責任を負いません。
PR

最新記事

rss

もっと見る

本文はここまでです このページの先頭へ