ここから本文です

「1円玉がオークションで280万円で落札!?」

ネットでうわさのこの事件、一体どんな1円玉だったのかとオークションページを見てみると、これは何? なんの刻印もされていないアルミの円盤の上に、コブのように1円玉の下部だけがくっついている......。
実はこれ、"エラーコイン"と呼ばれる珍品の一種なのだ。

サムネイル



■マニアも多い"エラーコイン"の世界

エラーコインとは、鋳造に失敗した硬貨のこと。刻印がなかったり、5円玉・50円玉の穴がズレていたり、ふさがっていたりと要するに不良品なのだが、これらを収集するマニアがいるのだ。

つまり、エラーコインは一攫(かく)千金のタネ!?

......なんてうまい話はない。この1円玉を出品した古物買い取り専門店「おたからや」に伺ってみたところ、同じエラーコインでも、そのときちょうど欲しいと思う人がいるかどうかで値段はピンキリ。タイミングが大きく左右するので、「これは絶対高額!」と言い切れるものではないのだ。

ただ、穴ズレのような比較的よくあるエラーと違い、今回のように"何も書いていない"エラーは珍しく、280万円というのも非常に高額な落札価格だという。ということは、何も書いていない硬貨を手に入れたら期待してもいい?(硬貨だと気付かない可能性もありそうだが......)

■この硬貨は要チェック!

とりあえず、素人ではなかなか価値判断の難しい世界であることはわかった。けれど、お宝をみすみす逃すなんて事態は想像するだけでも悔しい。せめてどんなものが高額で取引されているのか知っておきたい......!

実は、マニアの間では"最近製造されたエラーコインは価値が高い"というのが共通認識。古いほうが有難いような気がしてしまうが、ことエラーコインに関しては、新しいもののほうが「現代の進んだ造幣技術をすり抜けて起きたミス」ということで希少なのだとか。

また、もともとレアな製造年のエラーコインは相乗効果で値段がはね上がる可能性大。なかでも昭和62年の50円玉は、貴重な硬貨の代名詞。もしこの50円玉が穴ズレだったりしたら......。50円玉は手に入れる度にチェックしておいたほうが良さそうだ。

ちなみに昭和62年鋳造は、500円玉もなかなかレア。また、平成12~14年の1円玉も貴重なので、これらだけでも覚えておいて損はないだろう。

しかし、何度も繰り返すが素人には難しい世界。貴重なエラーコインを手に入れたと思いきや、ニセ硬貨という可能性だってある。「これは」と思う硬貨を見つけたら、まずは専門家に相談してみよう。

(文/原田美紗@HEW)

Facebookコメント
※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対してヤフー株式会社は一切の責任を負いません。
PR

最新記事

rss

もっと見る

本文はここまでです このページの先頭へ