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フリーアナウンサー・松澤千晶は、"周りが引いてしまうほどのアニメオタク"として5月18日放送の「有吉反省会」(日本テレビ系)に出演。「アニメ中心の生活を送っているので恋人と破局寸前」「大好きなキャラクターが死んでしまったときに、自筆のイラストとお線香でお葬式をあげた」「実写の人に会ったときに何を話していいのかわからなくなる」など数々の逸話を披露。自身のTwitterでのコスプレや発言も話題の中、ネット上を中心に「この人はガチだ」「好感持てる」と注目を集めた。


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「アニメにはニュース以上の真実がある」と豪語する松澤アナにアニメへの熱い思いを聞いた。


―「有吉反省会」の反響はいかがですか?


収録後は「あんなものが放送されたら生きていけない」と実は泣きました。でも放送されてみると、「私もお葬式しました」「同じアニメを見ています」とTwitterに感想がたくさんきてうれしかった。「自分はこれでいいんだ」って思えました。


―いつからアニメがお好きなんでしょうか?


初めて好きになったアニメは、「きんぎょ注意報!」で、次が「美少女戦士セーラームーン」シリーズ。「セーラームーン」が終わると私の周りは皆ドラマを見始めたりしていたんですけど、それでも自分はまだアニメを見ていたいなってときに出会ったのが「少女革命ウテナ」。今でも好きな作品です。


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カバンの中から変身コンパクトミラーを取り出す松澤アナ


中学からは、少女向けアニメだけじゃなくて「封神演義」「シャーマンキング」のような少年漫画をヲタク(松澤アナいわく、"オタク"よりも欲望に忠実な存在を"ヲタク"と呼ぶ)的な目線で見るようになってコミケにも行き始めました。その頃から深夜アニメの放送が増えてきて、そういうのが全部重なって、中学で一気にヲタクな方向に進みましたね。


―今はアニメを何本くらい見ているんですか?


放送中のものは20本くらいかな。好き嫌いで分けたくなくて、いろいろ見るようにしているんです。だから毎クール、始めは一応全部見ます。自分の好みだけで物事を選んでいくと多分それだけの視野の人間になっちゃう。好き嫌いとは別にそれぞれがもつ面白さをキチンと見分けられる人間になりたいなと思っています。


―20本も! しかもテレビ放送などリアルタイムに近い形で視聴するのにこだわりがあるんですよね。


なんでもできたてが一番おいしいんです。内容はDVDでも変わらないんですけど、皆が一生懸命作ったものが初めて世に出た瞬間を見られるのが一番楽しいと思う。だから難しいですけど、なるべく早く、放送しているクールの間に見るのが「同じ時間枠を生きている」って感じられるんじゃないかな。


―アニメから離れていた時期はないんですか?


アナウンサーになった始めの頃は手探りで、経済の勉強とかも始めないといけなくなって、すごく忙しくて......。堅い報道のところにいたんで、アニメ見ているのがバレたら、「そんな暇あったら勉強しろ」って怒られると思っていました。でも4、5本くらいは見ていましたね。泊まり勤務のときは、会社で音消して字幕でこっそり深夜アニメを。


―そこまでしてでもアニメが見たかったんですね。それだけアニメを見るのは大変じゃないですか?


最近寝不足なのか体調崩しちゃって。人としてまずいですよね。


― ......。ところで「有吉反省会」で、「アニメにはニュース以上の真実がある」とおっしゃっていましたが。


たくさんニュース原稿を読んできましたが、ニュースって書き手によって言っていることが全然違ったりするんですよ。私は今でもニュースの正解ってわかりません。でもアニメは、作られた世界の中で「これしかない」って真実があるんです。現実だと、目の前の人が本心で話しているのか裏のとりようがありませんよね。でもアニメだとキャラクターは100%そう思って発言しているから、だからこそ、その言葉に勇気づけられたり感銘を受けたりします。


―松澤アナにとってアニメとはなんですか?


現実逃避ではなく現実を生きるための学びだと思って見ています。私、アニメをサブカルにしたくないんです。サブじゃなくて、アニメは普通に立派なカルチャー。学ぶところがたくさんあるし、現実世界にも元気を与えてくれるよって伝えていけたらいいな。


(文/原田美紗@HEW)
写真:トレンドニュース


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