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このところ、「芸人なのにかわいすぎる容姿を持つ女性」が取り沙汰されているのをよく目にする。その中での若手注目株、小杉まりもをご存じだろうか。

人気も実力も十分、いまバラエティ番組には欠かせない存在といえる芸人たち。それが女芸人とてルックスではなくその芸で評価されるのが当たり前で、話芸なり体を張ったネタが中心。太っているなど自虐的な笑いに転化しやすいルックスやコンプレックスでさえも、武器のひとつといえよう。

ところがここに、新たな潮流ができつつある。それが"かわいすぎる""美しすぎる"女芸人。これまでもオセロや友近が美人芸人と言われていたが、広末涼子のモノマネなどで知られるおかもとまりのブレイクにより、ビジュアルの美しさそのものをウリにする流れができたのだ。

しかし......おかもとまりしかり、桜 稲垣早希しかり、その活動は「お笑い」というよりはいわゆる「アイドル」的なタレント寄りの活動といっていいだろう。

ここに、小杉まりもという芸人がいる。かわいすぎる女芸人として人気急上昇中の23歳。彼女もまたそのルックスをきっかけにファンを増やしているが、活動はお笑いライブ中心で、その傍ら現在はワタナベコメディースクールに通うという、いたって硬派なもの。ネタも強烈で、あまりアイドル的な売れ方をもくろんでいるようにも見えない。そんな彼女が目指す方向性とは一体どこなのだろうか。

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――かわいすぎる女芸人と呼ばれ始めるきっかけはありましたか?

「いえ、気づいたらそう言われていて......。あ、感じ悪いですかね(笑)。フリー時代にいろいろなライブのオーディションを受けて出ていたのですが、その頃から少しずつファンの方がついてくださって。そういう、"芸人なのにかわいい枠"でライブにも呼んでいただけて、うれしかったですね。そのうち『アサヒ芸能』『月刊エンタメ』(徳間書店)で紹介されて」

――キャリアは長いのですか?

「これまで渡辺正行さんの事務所に一時預かっていただいたり、NSC東京校幼児コースに半年通ったり、フリーとして活動していた時期があったりするのですが、芸歴は16年目です」

――16年!?

「幼稚園のときにチャーリー・チャップリンを見て、チャップリンになりたいと思ったんです。その頃はまんまチャップリンの真似(まね)をしていました。最初はそれだけで生きていけると思っていたんですが、そのうちに個性が芽生えてきて、真似(まね)では飽きたらなくなった。小学校でみんなと話して笑いをとっているうちに、お笑いをやっていこうと思うようになったんです」

――ネタも、独特というか、少なくともビジュアルを意識したものではないですよね。

「全然。女性っぽさもあまり意識したくない。普段しゃべっていることをネタにした感じです」

――かわいすぎる芸人と言われて、反響や変化はありましたか?

「それが特に......。周りも変わらないですし......。あ、母は大喜びでした。母は私をすごく大事にしてくれていて、すべての洋服のコーティネートはもちろん、着せるのもやってくれますし、爪切りとかお耳ほじほじとか歯磨きもやってくれるんです」

――歯磨き!? 本当ですか?

「本当です。毎日やってくれます」

――それは......すごいですね......。それでは、困った話はないですか? ファンにつきまとわれたりとか。

「これがまったくないんです。ファンの方も優しくて人間として素晴らしい方ばかりで、嫌だなと思うことはまったくないですね」

――勝手な想像ですが、お笑いにストイックすぎると、ネタ以外のビジュアル面で注目されるのが嫌だったりするのかなと。

「うーん......、やっぱりないですね。そう言ってもらえることで、何万人もいるお笑い芸人のなかから私のネタを見ていただけたんだとしたら、ありがたいです。ありがとうございます」

――ネタをやる上でルックスが邪魔になったりすることもない?

「自分でも気持ち悪いネタだなと思うことがあるので、それを緩和できるなら逆に助かるという感じです。気持ち悪いこと言ってても、身なりをきれいにしてればギリギリセーフだろうと」

――お笑い芸人として目標というか、憧れている人はいますか?

江頭2:50さんです。ああいうふうになれたらいいなと思います。江頭さんって、出てきただけで『あいつが来たぞー!』って感じになるじゃないですか。『逃げろー!』みたいな。私もそれがやりたいんですが、今のところまだまだ。いつか、『あいつが来たぞ』『帰れ』みたいに言われたい。芸人として憧れます」


そんな芸風とキレイなビジュアルの組み合わせというのは、これまであまり見られなかった形だろう。あくまで小杉まりもは好きなお笑いをやっているだけ。笑いと親和性の高くないビジュアルをしているが、それに甘えもしなければ隠したり崩したりもしない。自分が女性であることすら意識していないが、ビジュアルで注目されることはプラスに捉えている。小杉まりもがこの路線を確立したときこそ、真の"かわいすぎる女芸人"の誕生といえるのではないだろうか。

(取材・文/大木信景@HEW)
写真:トレンドニュース

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>> 小杉まりもが出演する、GYAO配信番組「ぶるぺん」

「可愛すぎる女芸人のネタに溢れる狂気......」(00:02:47)



「可愛すぎる女芸人が残念すぎる」(00:02:57)


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