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現在NHK教育テレビで放送中の「びじゅチューン」というちょっと変わったエンターテインメント番組をご存じでしょうか。この番組で見られるアニメーションが面白いと、アート好きを中心に話題になっています。

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「びじゅチューン」は5分番組。内容は、「モナ・リザ」や「見返り美人図」など、世界の美術作品を映像作家の井上涼が自作の歌とアニメで紹介するというものです。その奇想天外な発想とポップな絵、クセになるメロディが評判に。

■「見返りすぎてほぼドリル」



浮世絵「見返り美人図」がテーマ。
見返り美人である女性がちらちらと振り返りすぎて、そのうちにぐるぐるとドリルのように回り出すのではないかという発想からできたもの。

絶妙なリズムに乗せて歌われる擬音語は中毒性があり頭から離れない。また、本物そっくりな見返り美人がドリルのように回る姿がなんともシュール。

■「ファッショニスタ大仏」

奈良の「大仏」がモチーフ。
長い毛をくるくるに巻いた螺髪(らほつ)というパンチパーマのような髪型をした大仏が、「私もたまには髪型を変えたい」と思っているのではないかと思い作った曲だそう。

大仏がポニーテールになったりドレスを着たりするユニークなアニメと、歌詞中たまに入る英語がツボ。

■「お局のモナ・リザさん」

「モナ・リザ」がテーマ。
モナ・リザといえば"謎めいた微笑"。井上にはこれが「ほほえんではいるが目は笑っていない」と感じられたようで、モナ・リザをちょっと怖い"会社のお局さん"になぞらえた曲に仕上がった。

毎度の気の抜けるような声と不安定なメロディで歌うのは、お局のモナ・リザさんが若い社員などを細かくチェックしている様子。"会社あるある"であると同時に、不気味な雰囲気を醸し出し、でも最後にはモナ・リザさんの優しさも垣間見られる不思議な一曲。


■「オフィーリア、まだまだ」

オフィーリア」がテーマ。
川に流され溺死を待つオリーフィアが、実は背泳ぎは得意なことを思い出し力強く泳ぎ出す様子を想像して作られた。

怪しげでリズミカルな音楽に乗せて歌われている。サビの部分で「オフィーリア」とビブラートを聞かせながら歌う声がなんともいえない。


■「風神雷神図屏風デート」

風神雷神図屏風」がテーマ。
大きな金屏風の左右に絶妙な距離で立つ風神と雷神を、ドキドキしながらデートの待ち合わせをするふたりに見立て、金屏風の中のキンキラの世界で展開されるふたりの恋物語を描いた。

もはやなんのことやら。


基本的に作品は再放送され、過去作は公式サイトで見ることができますが、8月24日には新作も公開される予定。タイトルは「鳥獣戯画ジム」。これも楽しみですね!

(文/木村彩乃@HEW)


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