ここから本文です

漫画雑誌『別冊漫画ゴラク』(日本文芸社)で『ささひと』を連載中の漫画家・花月仁氏が8月18日、同業者にアイデアを盗用されたとTwitterで告発した。

サムネイル



『ささひと』は、天才パンダ・ロンロンが人権を獲得して人間夫婦の養子となる......というストーリーのコメディ漫画。6月に『別冊漫画ゴラク』での連載がスタートしたが、ネタ自体はかなり前に出来上がっていたと花月氏は明かす。

「このネタは結構前に出来てました。そして以前同じ職場で働いていた知り合いの漫画家さんがいてその人に今度天才パンダが人権をもって・・・ていう漫画を描くことが伝わりました」と語る花月氏。その後、"知り合いの漫画家"が開始した連載作品を見て驚いたという。なんと、その作品は、天才ネコが人権をもって養子にもらわれるというストーリーだったのだ。

花月氏は、「正直ショックでした。知り合いだけにこれはないと思いました。人間不信になりそうです。。。」と正直な心境を吐露する。この件について打ち明けることには迷いもあったが、やはり我慢できなかったそうだ。

『漫画ゴラク』編集部も盗用疑惑については把握しており、公式Twitterで社内協議の結果を報告。しかし、アイデアの盗作は立証が難しいとの結論に達したそうだ(当該ツイートは削除済み)。

だが、花月氏は、訴える意思はもともとなかったとのこと。ただ自分の気持ちを相手に少しでもわかってほしかっただけだとして、「あとは紙面でこっちのほうがよりおもしろくするだけです。自信あります」と宣言した。

そして、翌19日、花月氏は相手から謝罪の申し入れがあったことを報告。「が、まだそういう気持ちにはなれません。もう始まってしまっているので今はお互いに出来ることを頑張りましょうという思いを伝えました」とつづっている。

なお、8月中旬には、10月から放送の新ドラマ「玉川区役所 OF THE DEAD」(テレビ東京系)が福満しげゆき氏による漫画作品『就職難!! ゾンビ取りガール』に設定が似ていると騒ぎになっていた

ストーリーの細部はともかく、設定やコンセプトのレベルでは、どこまでの類似をセーフ/アウトとするのか......。クリエイター界に横たわるひとつの難問かもしれない。

(文/原田美紗@HEW )

Facebookコメント
※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対してヤフー株式会社は一切の責任を負いません。
PR

最新記事

rss

もっと見る

本文はここまでです このページの先頭へ