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歌手で俳優の武田鉄矢が10月7日放送の「ノンストップ!」(フジテレビ系)で、40代からの20年間うつ状態にあったことを告白した。

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武田がうつ状態になったのは1991年、ドラマ「101回目のプロポーズ」の主演などで多忙を極めた42歳の頃。武田は、「人生の疲れがいっぺんに出てきて、なにをやっても力が湧いてこなかった」「数週間の休みをもらっても、休んだらこれっきり仕事がこなくなるんじゃないかな、とかやたらと暗く考えていた」と当時の不安定な心情を明かす。「『パパ頑張って!』が重荷になることがある」とも語っており、家族の応援さえ負担になりかねない時期もあったそうだ。
さらに2011年に大動脈弁狭窄症で入院生活を送ると、老いへの恐怖も感じるようになったとこぼした。

だが、武田のうつ状態は、心理学者のC.G.ユングが執筆した本に出会ったことをきっかけに快方へ向かった。本には、「人生は山登りに似ている。山へ登ったかぎりは降りなければなりません。山へ登ったということは登って降りたということです。山へ登りっぱなしのことを遭難したといいます」と書かれており、武田は、「若い時は日本中の人に名前を知ってもらうために必死に努力した。それと同じように、これからは日本中の人に知られなくなる努力をしないとダメだ」と思わされたという。武田の"登りっぱなし"で緊張した精神が、このときようやくほぐれたのだ。

現在も武田は、うつ状態から完全に脱出したわけではない。しかし状態は随分とよくなっているという。

(文/木村彩乃@HEW)

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