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石原さとみ&松下奈緒ダブル主演、最終回に向けてますます盛り上がってきたドラマ「ディア・シスター」(フジテレビ系)。ラブソング・プリンセス、シェネルが歌う主題歌『Happiness』はドラマの展開とあいまって、「いい歌」「泣ける」とさらに注目度を上げてきている。人々の心をつかんで離さない歌詞のヒミツはどこにあるのか。シェネルに歌に込める想いを聞いた。


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■人の心をつかむ作詞の極意


作詞でいちばん大切にしていることは、聞いてくれる人が共感できることです。なので、幅広い解釈ができるように抽象的な内容を書くことが多いですが、特定の人との特定の体験をもとにしたり、人から聞いた話からインスピレーションを得たりして書くこともあります。
『Happiness』は私にとって初めての体験となる書き下ろしの主題歌。ドラマのストーリーの軸である姉妹同士の関係やストーリー全体のテーマである"幸せになるということ"を意識しました。なかでも"自分を常にハッピーにしてくれる人"――姉妹、兄弟、恋人、友だちなど、どんな問題があっても乗り越えられる大事な関係をテーマにして書いています。
また、"歌いやすさ"や"曲に込めた想いの伝わりやすさ"も心がけています。歌詞は覚えやすく、なるべくシンプルな言葉を選んでいます。そして、語感のマッチングも重要視しているので、あえて日本語を使わずに英語にするなど、レコーディング中も何度も歌詞を直しました。
私の歌う曲はラブソングやバラードが多いけど、実は悲しい曲を書く方が好き。でも、私は日本のみなさんにはハッピーなインスピレーションを伝えたいと思って作詞しています。それに私自身が最高のパートナーを得て、とても幸せなの。日本のみんなに"Happiness"のおすそ分けをしたいんです。


■シェネルにとって恋愛、愛するとは


私にとって愛するとは、その人の真の姿を受け入れること、関係を育むためにベストを尽くすこと、相手のことが理解できなくても、相手の立場に立って考えてみること、そして相手に対してオープンな気持ちで接すること。恋愛関係ではとくに、許すことが大きな役割を果たしていると思います。相手を許すこともそうだし、自分自身が愛されることを許す、愛されてもいいんだと理解することも重要。自分のもろさをさらけ出すことも、愛する関係にとっては大事です。


――2013年にダンサーの男性とご結婚されたんですよね。ぜひ旦那さんとの幸せエピソードをお聞きしたいです!


私の歌が共感されるのは、あこがれの恋愛を現実にしているからかもしれません。
彼とは、ニューヨークからロサンゼルスに引っ越してきてからのバーベキューパーティーで知り合いました。かっこいい人だなとは思ったんですけど、「もう男の人はコリゴリ! 仕事に集中しよう」と考えていた時期だったので、はじめ出会ったときには連絡先を交換しなかったんです。でも後日、友だちから彼が私と連絡を取りたがっていると聞いて、もう高校生みたいに舞い上がっちゃって。「男なんて」と思っていた自分はどこへやら、連絡先を渡しちゃいました(笑)。付き合い始めてからは、ゆっくりと関係を進めていきました。


私は恋の駆け引きは全然しないし、女性から男性にプロポーズしてもいいと思うタイプなんですけど、彼とは自分の優先順位をしっかり決めて付き合っていきました。いくら会えるチャンスがあっても、仕事が忙しいときは仕事をとるといった感じに。そしたら、彼の対応はみんなパーフェクトで、すべての女の子が夢見るような展開になりました。本当にいい人と巡り合えて、私はラッキーです。


■"シェネル流"が詰まったカヴァーソングの数々


――カヴァー曲を歌うときには、どのようなオリジナル・エッセンスを加えていらっしゃるんでしょうか?


日本のファンの方が英語で聞いてもわかりやすいように、なるべくシンプルな英語を使っているので、完全に自由な表現はできません。でも、日本語の歌詞は長いので、英語に直すと尺が半分くらいになっちゃうんですよ。だからそのぶん、同じ言葉を何度も使って、言いたいことのコアな部分を伝えていくという方法をとっています。


――作詞をする上で大事な"言葉"。好きな日本語はありますか?
はじめの頃のお気に入りのフレーズは「お腹がすいた」でした(笑)。「すいません、お腹すいた」と言って、お店に行ったらメニューが読めないから「お任せで」で注文。あとは、「よろしくお願いします」がすごくかっこいいフレーズのように思えていました。アメリカに帰ったときには、「『よろしくお願いします』っていうのは、なかなか英語には訳せないんだけど、すごく便利に使える言葉なのよ!」って物知り顔で話して、友だちに「すっごーい!」と言われていました。今は日本語を勉強していて、新しい言葉をどんどん覚えているところです。


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シェネル
1983年3月10日、マレーシア生まれ。オーストラリアで育ち、現在はロサンゼルスに拠点を置く。2007年に発売された「ラブ・ウィズ・DJ」で世界デビューし、日本でも大ヒット。日本ゴールドディスク大賞の新人賞を受賞した。
2011年、「ベイビー・アイラブユー」の英語カヴァーで、300万ダウンロード突破する大ブレイクを果たし、"ラブソング・プリンセス"と称されるようになる。
楽曲のトータル・ダウンロード数は1000万を突破。最近では、結婚式で最も人気のあるアーティストを表彰する「ISUM ブライダルミュージックアワード2014」を受賞するなど、彼女の生み出す音楽は、幸せのシーンを彩るものとして高く評価されている。
座右の銘は、"Right now(今を生きる)"


<木曜劇場>「ディア・シスター」 毎週木曜 夜10時~
石原さとみ&松下奈緒が初共演&ダブル主演! 自由奔放で天真爛漫な妹と、真面目で不器用な姉が織りなす切ないラブコメディー。


(取材・文/青山美乃@HEW


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表舞台を飾る「演者・アーティスト」、裏を支える「クリエイター、製作者」、これから輝く「未来のエンタメ人」。 それぞれの立場にスポットをあてたコーナー<視線の先>を展開。インタビューを通して、"情報"にとどまらない「エンタメの真髄」に迫り、読者の皆様にお届けいたします。

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