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12月17日(水)、DVD『人志松本のすべらない話 プレミアムライブ』がリリースされる。本作は番組10周年を記念して、今年開催された『人志松本のすべらない話 プレミアムライブ supported by up!!!』の尼崎公演、札幌公演、東京公演3カ所からよりすぐりのライブトークを収録したもの。今回、ピースの二人に同番組へ出演した際の思い出やライブについて語ってもらった。

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写真:トレンドニュース


■初出演は不安と怖さでいっぱい

2004年、深夜枠でスタートした『人志松本のすべらない話』。ダウンタウン・松本人志や宮川大輔、千原ジュニアなどといった笑いのスペシャリストが集結。絶対にすべらないエピソードトークを披露するというシンプルな構成が話題となり、瞬く間に人気番組へと登りつめた。コンビ結成1年目のまだ無名な綾部は「とんでもない番組が始まったな」と感嘆したそうだが、その2年後の2006年、早くも番組出演を果たす。

(綾部) 「当時、千原兄弟さんたちと『べしゃり部』っていうトークライブでご一緒させていただいていたこともあって、ジュニアさんの完全なる推薦によって出せてもらいました。でも、その時はうれしいというより、怖いっていう気持ちのほうが強かったですね」

(又吉) 「僕も、テレビに映っている綾部を見ながら、緊張していました(笑)。この番組はサイコロで話し手を決めるんですけど、出ているほうとしては早めに(自分の目を)出して緊張をほぐしたいんですよ。でも、あの時はなかなか綾部の目が出なかった。そうなると、先輩の話なんかちゃんと聞けてなかったんじゃないかなと思うんですけど」

(綾部) 「聞けてない、聞けてない。なんとなく笑ってどうなるんだろう......って不安でいっぱいだった」

■オンエア翌日の反響は尋常じゃなかった

ハードルを上げられた状態で、てっぱんの笑えるエピソードを披露するというのは、芸人にとっては過酷な状況。

(綾部) 「サッカーのPK戦のようなものですよ。自分でボールをセットしてどこに蹴るかを考えて、確実に決めなければいけないんですから」

(又吉) 「若手にとっては有名になれるビッグチャンス。けれど、ウケなければその場で死ぬ可能性もある」というほど緊張感に満ちている。そんな番組の影響はどれほどのものなのか――。

綾部はオンエア翌日、街を闊歩(かっぽ)したと話す。

(綾部) 「(番組の影響力って)こんなにすごいんだ! と思いました。渋谷駅からタワーレコードの前を通って、神南方面へ向かって、そのまま原宿駅まで歩いてみたんです。名前までは呼んでもらえないですよ? でも、"昨日見ました"とか"すべらない話に出てましたよね?"ってめちゃくちゃ声をかけられました」

(又吉) 「そういう影響力のある番組に、綾部が出てしまった......。『すべらない話』に出て以降、楽屋での綾部の話には何度も"すべらない話"っていう言葉が出てくるようになったんです。"俺がすべらない話に出た時の話なんだけど......"っていうのはもちろん、実家に帰ったっていう話題でも"俺がすべらない話に出た時に......"と言い出して」

(綾部) 「実家の話から、なんでそうなるんだよ!(笑)」

(又吉) 「そういう話をするようになってからでした、綾部が天狗(てんぐ)と呼ばれるようになったのは」

一方、又吉が初出演したのは、2011年。すでにメディアでも活躍しており、「先輩達とご一緒する時期も増えていた頃(の出演)だったんで、楽屋でも話せる人がいたのはよかった。まぁ、なかなか緊張している先輩方を見る機会はなかなかないですし、僕も後半まで(サイコロの目が)出なかったので、うわ~と思いましたけどね」と振り返った。

■収録とはまたひと味違うプレミアムライブ

『「人志松本のすべらない話」 プレミアムライブ supported by uP!!!』では、8月9日、Zeppダイバーシティ東京にて開催された東京公演にコンビそろって出演。

「呼んでいただいて、本当にありがたかった」(綾部)「スペシャリストのみなさんに並んで出させていただき、光栄でした」(又吉)と、まずは感謝を口に。

(又吉) 「(収録とは)雰囲気がぜんぜん違っていましたね。とにかく、イベント会場の舞台で、松本さんとご一緒していることがすごく不思議で......。15年、芸人をやっていていろんなステージに立ってきましたけど、いい意味で奇妙なライブでした」

(綾部) 「そうだな。伝説の一日(吉本興業創業100周年特別公演初日)で同じ舞台に立ったことはあるけど、ライブで共演はなかなかできることじゃないから(ありがたかった)」

(綾部) 「ライブと収録は例えるなら、ソフトボールと野球くらい全然違う」

「ライブは草サッカーの激しめのファウルもありっていうような面白さがある」(又吉)と言うように、ライブならではの展開も。

(綾部) 「DVDには、僕があの日に話したとんでもない大下ネタも入ってます(笑)。出演者一同、僕の話で総立ちになったんですけど、なぜそうなったのか......ぜひDVDを見ていただきたいですね」

(又吉) 「僕はまず1本はウケそうな話をして、もう1本は太宰(治)の話をすると決めていたので、最後のお弟子さんである小野(才八郎)先生の話をしました。太宰のファンであるのはもちろん小野さんのファンでもあるので、毎年、桜桃忌には小野さんのお話を聞きにいったりして......あれ、これって太宰チャンネルでしたっけ?」

(綾部) 「違うよ! すべらない話のDVDのインタビューだよ!」


写真:トレンドニュース

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12月17日(水)、DVD『人志松本のすべらない話 プレミアムライブ』がリリース。尼崎公演(4月29日開催)、札幌公演(7月13日開催)、東京公演(8月9日開催)を収録し、東京公演ではパブリックビューイングも開催された、まさに"プレミアムライブ"とあって、ファンならずとも見たい1枚。また18日から、今回のインタビュー&プレミアムライブ 又吉直樹(ピース)のすべらない話「初めてのロケ」をGYAO!にて動画公開。

■プロフィール
綾部祐二(あやべ ゆうじ) 1977年12月13日生まれ、茨城県出身
又吉直樹(またよしなおき) 1980年6月2日生まれ、大阪府出身

2003年10月、お笑いコンビ「ピース」結成。ともに、NSC東京5期生。現在のレギュラーは『みんなの青春のぞき見TV TEEN! TEEN!』(RKB毎日放送)など。コンビとしてだけではなく、ピンでもそれぞれ活動。綾部は『よしもと男前ランキング』において3年連続1位で殿堂入りしたほか、ドラマ『赤川次郎原作 毒<ポイズン>』(読売テレビ)では主演を、又吉は『第2図書係補佐』(幻冬舎刊)『東京百景』(ヨシモトブックス刊)など文筆業でも活躍している。

12/17配信 ピース インタビュー動画



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