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アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズなどで知られる庵野秀明監督が、2012年のアニメーション映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』の公開後にうつ状態になっていたことがわかった。4月1日、同アニメの公式サイトで庵野監督自身が明かした。

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庵野秀明/Hideaki Anno, October 30 2014 : 第27回東京国際映画祭のトークショーに登場した庵野秀明監督=2014年10月30日撮影
写真:まんたんウェブ/アフロ


庵野監督は「2012年12月。エヴァ:Qの公開後、僕は壊れました。所謂、鬱状態となりました」と告白。その理由を「6年間、自分の魂を削って再びエヴァを作っていた事への、当然の報いでした」とつづっている。

庵野監督は「明けた2013年。その一年間は精神的な負の波が何度も揺れ戻してくる年でした」と過酷だった1年間について語る。うつ状態は重く、自身が代表を務める映像制作会社・カラーのスタジオにすら一度も近づく事ができなかったほど。「他者や世間との関係性がおかしくなり、まるで回復しない疲労困憊も手伝って、ズブズブと精神的な不安定感に取り込まれていきました」と当時のことを振り返っている。

しかし、そんななかでも妻や友人、そして宮崎駿が監督を務めた2013年公開のアニメーション映画『風立ちぬ』で声優にチャレンジしたことなどが庵野監督の心の支えになっていたのだそう。現在は回復傾向にあるようで、「2014年初頭。ようやくスタジオに戻る事が出来ました。それから、1年以上かけた心のリハビリにより徐々にアニメの仕事に戻っています」と報告している。

なお、庵野監督は多くのファンが待ち望む『エヴァンゲリオン』の続編についても言及。「シン・エヴァンゲリオン劇場版の完成への実現に向けた作業も、なんとか進められています」「シン・エヴァの公開まで今しばらくの時間をいただければ、幸いです」とファンに呼びかけた。また、庵野監督は映画『ゴジラ』最新作の総監督を務めることが決定しているが、一度は精神的に不安定だったことからオファーを断っていたことを明かした。

(文/おきざきみあ@HEW

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