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90年代にギャル達からカリスマ的存在として圧倒的な人気を集めていた安西ひろこ。当時は買い物に行けばファンが殺到し、店の中がめちゃくちゃになってしまうほどの人気者だったのだという。そんな安西が広く活躍した90年代、超有名人ゆえの苦労を語った。

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【90sTV マンスリーインタビュー】安西ひろこ


■初めての仕事は、プレイボーイのグラビアページ

「本格的に芸能界デビューをしたきっかけは、15歳位のときにスカウトされたのがはじまりです。渋谷のスクランブル交差点を渡ったところで、急に声をかけられて。そのときはまだ高校生だったので、制服を着ていました。ルーズソックスにミニスカート、今より髪の毛が長くて真っ黒、くりくりって巻いてたんです。

スカウトされてからの最初のお仕事が、雑誌『プレイボーイ』のグラビア。1ページの4分の1に写真が載ったんです。そのお仕事をいただけたときは本当にうれしかったですね。自分で『プレイボーイ』を買いに行って、友達と見ました。当時、私はブリトニー・スピアーズさんの大ファンで、ダンスレッスンのときもいつもブリトニーさんのダンスをまねしていました。懐かしいな。

■恋愛がばれないように、ダンボールに入って運んでもらっていた

「当時、事務所には恋愛禁止だと言われていたのですが、やっぱり好きになってしまうものは仕方がなくて......恋愛はしていました。どうしても相手に会いたくて、マネジャーさんにダンボールに入れて運んでもらったことがあるんです。車の中で、私が入るサイズのダンボールに入って、ふたを閉めて、相手の家の玄関とかお店とかまで"お届け"されるんです。だけど、一度ガムテープがゆるくて頭から地面に落ちたことも。それがすっごい痛くて! それからはもう辞めました。

ほかには、収録が終わって帰ろうとしたら、外にひざまずいている人がいた事もありました。婚約指輪を見せられて『受け取ってください』って。丁寧にお断りさせてもらったら、『最後のお願いです。もうバラエティには出ないでください!』って言われてしまって。すごいですよね。ダイヤモンドの指輪だったんです。高かっただろうな。

昔、初恋の人に思いを伝えられなかったっていうことがあって、それをすごく後悔しているんです。私の活躍見てくれていたらいいなと思ってずっと仕事を頑張っていました。でも、実はその人はアメリカに留学していて日本のテレビとか雑誌は全然見ていなかったんです。そしてそのまま国際結婚されてしまった。

それがとっても悔しかったんです。だから、後悔は絶対に嫌。当時の私はまだ中学生で、弱虫で、いじめに合うこともあった。人に何かを告白したり、感情を出すっていうことが下手くそだったんですね。もう弱虫の自分は捨てて、後悔しないように毎日を生きていきたいです」

■ギャルのカリスマと言われていたことに、最初は気づいていなかった

「ギャルのカリスマだと言われることが多いのですけれど、気がついたらそう呼ばれるようになっていました。当時、私は月に1回休みがあるかないかだったので、外のことが全くわからなかったんですよね。だから、ギャルのカリスマって初めに言われたときは本当にびっくりして。

ギャルというと、下品だったり、言葉遣いや素行が悪い、なんてイメージを持つ人もたくさんいると思うんです。でも、私はギャルっていうのは、かわいい物が好きで、リボンとかピンクが好き。髪の毛をキレイにするのが好き......そういう女性だと思っています。正直カリスマって言われるのはうれしいです(笑)。「一生ギャルでいる!」っていう"一生ギャル宣言"をしたときは『心が一生若々しくて、好きなモノは好き。ブレない自分でいよう』という意味を込めていたんです。

過去の栄光を引きずらないで、これからの自分はゼロだと考えてやっていきたいですね。90年代って、私にとっては怒涛(とう)でした。ひとことで言うと、必死だったかな。今こうして振り返ってみると、本当にいい思い出で笑えたりすることもあるけれど、とにかくあのときの自分は必死でしたね」

【プロフィール】
安西ひろこ 1979年2月9日生まれ。神奈川県出身。グラビアアイドルとしてデビューし「ギャルのカリスマ」とも言われ一世を風靡(ふうび)する。そのほか、モデルや歌手、女優としても活動。2001年から芸能活等を休止し、2014年に復帰してからはバラエティや働くママへの美容アドバイスなど、より多方面で活躍中。

【90s TV(ナインティーズティーヴィー)】
音楽・映画・バラエティ......日本のエンタメ黄金期1990年代。当時のコンテンツと共に振り返る、大人のエンタメチャンネル。4月度は、映画史に残る感動作「ニュー・シネマ・パラダイス」(1989年)や90's J-POPを象徴するLUNA SEAのヒット曲、そしてルーズソックスなど時代を形成した90's ニュースを無料配信中。

(文/おきざきみあ@HEW
(写真:トレンドニュース)

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