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HKT48・宮脇咲良が「第7回AKB48選抜総選挙」で7位にランクイン。神7入りを見事果たした。HKT48メンバーのなかで、指原に次ぐ順位を獲得した宮脇。指原チルドレン筆頭ともいえる彼女が指原から受け継いだものは、"マスコミウケする言葉のセンス"といえるかもしれない。

サムネイル

宮脇咲良/Sakura Miyawaki(HKT48), Jun 06, 2015 : HKT48兼AKB48の宮脇咲良さん=2015年6月6日撮影 AKB48第7回選抜総選挙 第七位
写真:まんたんウェブ/アフロ


■針を棒に見せる(!?)指原話法とは

はじめこそ恋愛スキャンダルを逆手にとったぶっちゃけ発言でバラドルとしてブレイクした指原だが、今となっては自ら元カレの話題を出すことは少ないし、グループの裏話を暴露しつづけているわけでもない。しかし、それでも指原の発言は連日マスコミに取り上げられている。それは総選挙2位に転落した昨年も同じことだった。

なぜ指原はマスコミに注目されるのか? その理由は、指原がマスコミウケする言葉選びを熟知していることにある。"指原話法"がわかりやすいのは、昨年6月に放送された「内村とザワつく夜」(TBS系)での「厳しい先輩がいた」発言だろう。番組内で指原は、グループ内に怖い先輩はいるかとたずねられて、「やっぱり厳しい先輩はいます」と回答。その先輩は卒業生だと明かし、「10年後くらいに話すことがいっぱいあります」とニヤリと笑っていた。注目したいのは、この一連の発言、よくよく考えてみるとなにか言ってるようで実はなにも言っていないのだ。あれだけの大所帯なのだから少々厳しい先輩がいてもそれは当然のことだし、先輩メンバーの厳しさはAKB48側もドキュメンタリー映画などで包み隠さず見せている部分だ。だが、指原は「厳しい先輩もいる」というだけの内容をこれだけ意味深長に見せることができる。指原の狙い通り、スタジオはざわめき、この発言はネットニュースなどにも取り上げられた。

マスコミに愛されたいなら、いずれ引き出しが尽きそうなぶっちゃけ話ばかりをする必要はない。たとえビッグマウスに近かろうと派手な言葉選びができればいいのだ。だからこそ指原は、業界全体から「確実に記事になる発言をしてくれる」という信頼を得ている。そんな指原は「エピソードトークをするべし」などHKT48メンバーたちに自身のトーク術を伝授しており、MCがうまくいかなかったときは雷を落とすのだという。

■王道アイドル宮脇は、指原話法の正当後継者か

そんな指原チルドレン筆頭となった宮脇も、どういう言動をすればマスコミが喜ぶかがわかるのだろう。2013年の「じゃんけん大会」では、ド派手なコスプレ衣装で出演するメンバーが多数派ななか、あえてシンプルな白いワンピースを選択。さらにロングヘアをこの日のためにばっさり切って登場した。残念ながら途中敗退してしまったが、ひとり清楚(せいそ)な宮脇の姿は浮いて見え、「あのワンピースの子は誰?」と注目を集める結果となった。

また、昨年の総選挙で11位にランクインした際は、なんとスピーチで「私のライバルはさっしー」と堂々宣言。当時一般層への知名度がまだ低い、つまりマスコミの注目度もそれほど高くなかった宮脇だったが、指原の名前を効果的に使ったことで、このスピーチは数々の芸能ニュースで取り上げられた。さらに今年の総選挙スピーチでは、「来年は1位になって、新しいAKBを作りたい」「AKB48を壊したい」と前年を超える大きな目標をブチ上げた。

正統派アイドル然とした佇(たたず)まいながら、指原譲りの派手な"マイクパフォーマンス"を得意とする宮脇。これまでの"なんとか人の目を惹(ひ)きつけるために言葉を探る"という闘いから、今年は見事神7入り。たとえボーッとしていても世間から注目される、超人気メンバーの仲間入りを果たした。つねにカメラが向けられる立場となった宮脇はなにを語るのか。来年の総選挙で指原の2連覇を阻むのは、ひょっとすると"教え子"宮脇かもしれない。

(文/原田美紗@HEW

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