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7月5日(日)、東京・北沢タウンホールにて1日限りの単独ライブ『結成20周年単独Live ?波の上ビーチから始まった?』を開催するガレッジセール。「ゴリエ」「川ちゃん」というキャラクターで一躍、お茶の間の人気者になって以来、メディアで活躍し続けてきた彼らが二人だけで作るオール新ネタで挑む単独ライブは、なんと17年ぶり。現在はよしもとの常設劇場「よしもと沖縄花月」に毎週出演しているが、舞台でコントのネタを披露すること自体、久しぶりだと言う。「ネタの作り方さえ忘れてしまった」と赤裸々に語るガレッジセールが、原点に立ち返るために二人だけで行う単独ライブ。彼らの"1日限り"の挑戦とは。

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7月5日(日)1日限りの単独ライブ『結成20周年単独Live ?波の上ビーチから始まった?』を開催するガレッジセール


■二人だけのネタ作り自体、実に17年ぶり

ゴリ 「単独自体は7年ぶりなんですけど、自分たちで単独のネタ全部を書くのって実は17年ぶりくらいなんですよ。僕ら、ありがたいことに芸歴が浅いうちからテレビのお仕事をさせてもらっていたので、持ちネタがほとんどないというか」

川田 「駆け出しの頃はもちろん毎週、新ネタを作ってました。だけど、テレビに出させてもらうようになってからはほとんど作れなくなってしまったんですよね」

ゴリ 「二人だけでネタを作るのが久しぶり過ぎて、正直、ネタの書き方がもうわからない(笑)。通常、芸人さんは1カ月前くらいからネタを作って稽古して調整していくらしいんですけど、僕らは半年前から作ってます。今までライブ自体、ほとんどしていないから、ホントに怖くて! でもその甲斐(かい)あって、現時点で台本として9割9分くらいはできあがりました」

川田 「台本を見たとき、ワクワクしましたね」

ゴリ 「川田が"面白い"と言ってくれたので少し安心しましたけど、大変なのはこれから。二人で合わせてクオリティを高めていきたいなと思っています。今回の単独はゲストにも映像にも頼らず、二人だけで勝負します。コントとコントの合間のブリッジも声だけのコントをやる予定で、コント8本に音声コント7本とかなり見応えのある単独になるはずです。それにコント8本中4本は、川田がボケで僕がツッコミで」

川田 「いつもとは、役割が逆になります」

ゴリ「20周年の記念ライブなので新しいことをやろうと二人で話して、そういうネタも作りました」

川田 「お客さんもそういう感じのガレッジセールを見るのは初めてでしょうし、僕らにとっても初めてのこと。今はドキドキ半分、楽しみ半分という気持ちですね」

ゴリ 「しかも1日限定の開催なんです。そのほうが全力を注いだ、いいものができるんじゃないかなと思って」

川田 「本当は1公演だけのほうがよかったんだけどね?」

ゴリ 「うん。会社から"会場を1日借りるなら2回やったほうがいい"と言われて2公演やることになりました。大人の事情です(笑)。ただし、DVDは出しません! 収録があるとなると、どうしても制限が多くなる。僕としては20周年記念としてモチベーションをより高めたかったので、敢えてそうさせてもらいました。だから、一人でも多くの方に見に来ていただきたいですね」

■若手当時のピュアな気持ちが蘇(よみがえ)る

ゴリ 「20周年記念の単独をやろうと思ったのは、初心に戻って聴衆の目にさらされようと。喜びを得るのか痛い思いをするのかはわからないですけど、2人きりで単独ライブをやり切った思いを味わいたいなと思ったからなんですよね」

川田 「相方から"20周年だから単独をやらない? どうする?"と言われたとき、僕はすぐに"やろう。絶対にやったほうがいい"と答えました」

ゴリ 「迷うだろうなと思ったら、すぐ"やる!"って。"やべぇ! じゃあ、やらなきゃ!"って僕の腹も決まりました(笑)」

川田 「(笑)なんなら、僕は"やっと(相方が単独をやろうと)言ってくれた"という気持ちだったんです。前から言ってたんです、"二人だけでコントしよう"って。僕はずっと二人でコントをやりたかった。だから、やっと思いが通じました」

ゴリ 「正直な話、昔は舞台があまり好きじゃなかったんです。テレビのお笑いを見て育ったので、テレビでコントをやるのが夢だった。だから『ワンナイ』で夢が叶(かな)ってしまって......あの番組は終わって"ワンナイロス"になりましたけど、今改めて舞台でお笑いをすることが楽しみというか。四六時中、単独のことばっかり考えていて、夜中でもアイデアが思いついたらメモして......。若手の頃の(笑いに対する)ピュアな気持ちが蘇(よみがえ)っているというか。今までは"お笑い芸人"というより"テレビタレント"として生きてきたような気がしますけど、"お笑い芸人"に戻れてるなっていう充実を感じます。脳が活性していますよ」

川田 「僕も同じ。二人だけでやった昔の単独ライブを思い出しながら、舞台の勘を呼び起こしていますね」

■二人で取り組む『おきなわ新喜劇』を地元の財産にしたい

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よしもと沖縄花月『おきなわ新喜劇』の座長を務めるガレッジセールゴリ


川田 「20年を振り返ると......"もう20年か"という気持ちですね」

ゴリ 「芸歴3年目くらいで、テレビの仕事が増えたのは本当に恵まれていた。ただ、準レギュラーを合わせると14本くらい(出演番組が)あったときは、何をやっているのかわからなかったというか。芸の腕を付ける前にテレビに出させてもらったので、芸人としての肉を付けては削ぎ落とす......それを繰り返しながら、今まで必死で走ってきました。20年たった今、ようやくまわりが冷静に見られるようにもなったし、自分たちのことも客観的に見られるようになった感じはありますね」

川田 「20年、二人でずっとやってこられたのは"沖縄から上京した"というのが大きかったのかなと。二人一緒に上京して"有名になろうぜ"って頑張って来た。沖縄出身ということでいただける仕事もあったし、沖縄ならではの人とのつながりもありました」

ゴリ 「今はよしもと沖縄花月で毎週日曜日と月曜日に『おきなわ新喜劇』をやっているんです。昨年、ツアーで沖縄5カ所と東名阪を回って、今年もツアーをやる予定ですけど、僕としては『おきなわ新喜劇』を大阪・なんばグランド花月でやっている吉本新喜劇のようにしたい。365日劇場で公演があって、週1回はテレビ放映もある。旅行会社さんや観光バス会社さんがツアーの名所にしてくれて、4人くらいの座長による各班ができている。で、沖縄の子供たちが学校の休み時間にギャグをやったり、ランドセルにキャラクター・ストラップを付けてくれたり......。そうなるのが、今後の夢です。今まで育ててくれた沖縄に永続的に残る財産を作りたいという思いを、『おきなわ新喜劇』に託しています。コンビとしては、20年後にコント漫才をやっていられたらいいかなって。どう?」

川田 「コント漫才......うん、いいね! 僕も舞台は好きですし、お笑いは死ぬまでずっと続けていきたいですね」

■プロフィール
川田広樹(1973年生まれ、沖縄県出身)とゴリ(1972年5月22日生まれ。沖縄県出身)からなる、お笑いコンビ。1995年にコンビ結成。現在は今年3月、沖縄県にオープンした「よしもと沖縄花月」にて、毎週日曜日と月曜日に行われている『おきなわ新喜劇』に出演中。

『ガレッジセール結成20周年単独Live ?波の上ビーチから始まった?』に出演。7月5日(日)開催、14時30分開場/15時開演、18時30分開場/19時開演の2ステージのみ。会場は東京・北沢タウンホール。チケット料金は前売4.000円(全席指定)チケットよしもとにて発売中。

座右の銘は「頑張ったら必ずいいことがある」(川田)「やるなら楽しんで」(ゴリ)。

(写真:トレンドニュース)

トレンドニュース「視線の先」 ~築く・創る・輝く~
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