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バラエティーやスポーツ番組など幅広いジャンルで活躍するタレント・武井壮。"夢は百獣の王になること"という触れ込みでメディアに登場したときは、その突拍子もない発想に"色物タレント"と感じた人も多かったようだが、武井が発する言葉の魅力や、生きざまが周囲に垣間見えるようになると、いつしか武井の行動や言動に影響を受けたという人々の声が多く届くようになってきた。そんな武井の魅力に迫る――。

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6月21日(日)放送の「ウチくる!?」(フジテレビ系)にて、武井壮が出演
写真:トレンドニュース


■ピエール瀧に見いだされて芸能界へ

 陸上・十種競技の日本チャンピオンという経歴を持つ武井。日本チャンピオンになったら有名になれるかも、と思っていたが、「チャンピオンになった翌日に競技場のまわりを歩いても誰も僕のことを知らなかった」という。
その後、アメリカへのゴルフ留学や台湾プロ野球のコーチなどのキャリアを経て、たまたま知り合った芸人やミュージシャンたちとの交流の中で、「彼らがたくさんの人たちを笑顔にしているのをみて、(アスリート時代に)自分に足りなかったものはこれかもしれない」と気づき、芸能の世界を目指しはじめた。

 転機となったのは、「電気グルーヴ」のピエール瀧との出会いだった。西麻布でダッシュした後、通っていたバーで牛乳を飲みながら犬の骨をかんでいたところ瀧と遭遇したそうで、「瀧さんに発見されて『君は面白いからテレビに出た方がいいよ』って言っていただいたんです。そうしたら次の週に、いきなり瀧さんの番組のレギュラーが決まっていました」と初めてバラエティー番組に出演した経緯を振り返る。

 それから数年後、フジテレビ系の「うもれびと」という番組への出演をキッカケに、武井は"百獣の王"としてブレイクし、数々の番組に出演して認知度を広げていく。そうした中で、自身の物事へ取り組む姿勢や、高い目的意識などが人々の共感を呼び、いつの間にか "好感度の高いタレント"というイメージに世間の評価も変わっていった。

■「毎日成長すること」が唯一のテーマ

 そんな武井だが、"百獣の王"としてテレビなどのメディアで活動する中でも、やはり「スポーツ」というキーワードは切っても切り離せない。2013年10月にブラジルで行われた「世界マスターズ陸上」では200mで、1位と僅差のゴールで銅メダルを獲得するなど、いまも現役で競技に出場し続けている。「アスリートとしての今後の最大の目標はやはり東京オリンピック?」と水を向けてみると、武井はこう答える。

「僕が今はアスリートではなくてマスターズに挑戦しているのも"百獣の王"としての挑戦なんです。お仕事をたくさんいただけている中で、毎日どんなに疲れていても、仕事終わりにかならず1時間トレーニングをして、必ず1時間知らないことを勉強する、というのが僕の決まりなんです。決してアスリートとして活動しているわけじゃない。でも、その1時間のトレーニングだけで、マスターズのリレーで世界記録を狙えたりもしていますし、オリンピックイヤーまでに何かの競技でオリンピック出場レベルに達していたら、東京オリンピックにも出られたら最高だなというくらいの思いです。さらに、世界進出したり、ハリウッド映画に出られたら本当にすてきだな、と。僕のテーマは『毎日成長すること』なんです」

■始球式で140キロを出す!

 毎日1時間のトレーニングを実践する武井が、今新たに目指していることが「野球の始球式で140kmを出すこと」だそうで、「タレントが42歳で140kmを投げられたら面白いじゃないですか? 今までにも始球式のオファーはいただいているんですけど、神聖なマウンドに上がるには、140kmくらい出せるようにならなければダメだなと思って」と明かす。

■進化し続ける42歳

 現在42歳ながら欠かさぬトレーニングを経て、そのポテンシャルは日々進化しているようにも感じられるが「若いころより、自分の体を動かすのが上手になっているという実感はあります。より幅広いスポーツを楽しむことができていると思います」と分析。
実際、同局系スポーツ情報番組「すぽると!」では、さまざまなジャンルのトップアスリートたちと、高度な技術論などを楽しそうに語り合う姿も目にする。またSNSなどで独自の視点で語るスポーツ分析も話題になっている。

「今まで経験したことのないスポーツを、トップレベルのアスリートの方々と一緒に経験させてもらえるのは幸せなことです。スポーツをエンジョイさせていただいているし、この世の中にあるスポーツを全部楽しめる力を手に入れて、地球上全部で遊びまくりたいなと思っているんです」

(取材・文・写真:磯部正和)

☆武井壮、ツイッター毎日更新中。 LINEスタンプ好評発売中!
6月21日(日)放送のトーク番組「ウチくる!?」(フジテレビ系)に「百獣の王」武井壮が出演。日々進化し続ける武井壮の目指しているものや、素顔がゲストの暴露話とともに語られる。

トレンドニュース「視線の先」 ~築く・創る・輝く~
エンタメ業界を担う人が見ている「視線の先」には何が映るのか。
作品には、関わる人の想いや意志が必ず存在する。表舞台を飾る「演者・アーティスト」、裏を支える「クリエイター、製作者」、これから輝く「未来のエンタメ人」。それぞれの立場にスポットをあてたコーナー<視線の先>を展開。インタビューを通してエンタメ表現者たちの作品に対する想いや自身の生き方、業界を見据えた考えを読者にお届けします。

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