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フリーアナウンサー・宮島咲良が楽屋にやってきたときの姿を見て驚いた。首からはチェーンでつないだ戦隊物のフィギュアをぶら下げ、スカートの腰元にも別のフィギュアが挟まっている。そして手首にはひと目でこれも戦隊物のおもちゃとわかる、ゴツゴツとしたデザインの赤い時計......。えーと、それは取材用の格好ですよね?

「いえ、普段からこの格好で生活しています!」

えっ!「私の半分はスーパー戦隊で出来ている」と豪語し、特撮を愛するあまりKBC(九州朝日放送)を退社してフリーに転身したという宮島咲良。強烈すぎる彼女の私生活、そして大きな夢とは――?

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(GYAO! トークバラエティ「ぶるぺん」出演 宮島咲良 )


■バンダイ関係者も「宮島また来てるよ!」

「つねに好きなものと一緒にいたいので、普段からこの格好です。むしろいつもは服もニンニンジャーのTシャツとかだから、もっと戦隊! って感じかも。この腰に差しているのは、一番大好きな作品『秘密戦隊ゴレンジャー』のアカレンジャー。"アカさん"って呼んでいるんですけど、外でアカさんの写真を撮ったりしていると、子供によく『なんでアカレンジャーなの?』なんて話しかけられます。いつもこんな格好だから街中でも子供に人気なんです。『あっ! それ○○でしょ!』と反応してもらえますよ。ただ子供たちのお母さんには変な人だと思われるのか、『シーッ! あっち行くよ!』みたいになんとなく子供を遠ざけられちゃうんですけど......(笑)。

アイテムが途中でパワーアップしたりするから、作品が放送される1年の間、新たな変身アイテムとかロボのおもちゃが次々に発売されるんです。主要なものは大体買っているんで家にはおもちゃの山が......。あと戦隊関係のイベントにも可能な限り顔を出しているんで、バンダイでも戦隊関係の部署の方々には完全に認知されています。でも『うわっ、宮島また来てるよ!』『やばい!』みたいな扱いですね(笑)」

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(GYAO! トークバラエティ「ぶるぺん」出演 宮島咲良 )


■戦隊物は子供向けを貫いている

「実は戦隊物にどっぷりハマったのはハタチを過ぎてから。音楽からハマっていきました。メロディがすごくキャッチーなんですよ。特撮ファンじゃなくても、自分が小さい頃見ていた戦隊物の主題歌が今でも歌えたりするでしょう? そこがすごい! もともと音楽好きだったので、そのキャッチーさに衝撃を受けました。ゴレンジャーを始め多くの戦隊物の音楽を手がけている渡辺宙明先生は、私にとって"ミュージックメシア"なんです! 一番好きな曲は、主題歌だったら『進め! ゴレンジャー』。挿入歌だったら『とべ! バリブルーン』。曲も内容もゴレンジャーが本当に大好きです。

特撮の中でも戦隊物が好きな理由は子供向けを貫いているところ。シリアスな作品も多い『仮面ライダー』シリーズと比べたら、もしかすると大人の視聴者は物足りなく感じる部分もあるのかもしれませんが、けっして雑な作りをしているわけじゃないんです。コミカルな世界の中に成長してもずっと残るようなメッセージが込められている。子供向けだけど子供だましじゃないのが魅力ですね。大人になって戦隊物を見るのをやめちゃった人は、正直もったいないと思っちゃいます」

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(GYAO! トークバラエティ「ぶるぺん」出演 宮島咲良 )


■悩みはイケメン俳優目当てと思われること

「KBCはもともと3年契約だったんですが、残らないかというお話もいただいていたんです。アナウンサーの仕事もすごくやりがいがあったけど、でも私はやっぱり戦隊の歌を歌ったり、声優への憧れを捨てられなかった。だから退社することに迷いはありませんでした。正直収入的にはKBC時代の方が高いときもあるんですけど、かわりに可能性を手に入れることができたと思っているので後悔は全然していません。

声優に挑戦するために今レッスンを受けているんです。戦隊物の敵の声をやってみたくて。敵って1話だけのキャラも多いけど、すごく個性豊かで魅力的なんですよね。最終的には戦隊物のナレーションを担当したい! ナレーションってアイテムのボイスと兼任する場合も多いんですよ。憧れだなぁ......!

女性で戦隊好きってなると、イケメンの俳優さん目当てと思われるのが悩みなんです。もちろん若手の俳優さんを見るのも戦隊物の立派な楽しみ方ですけど、女で戦隊が好きとなると即イケメン目当てと思われちゃうのがすごく悔しい。あと俳優さんが好きで特撮見ていますっていうのは、わりと受け入れられやすい立場じゃないですか。でも『スーツアクターの○○さんが好きで~』とか『このロボのここがいい!』みたいな楽しみ方をしている女性は、周りに引かれてしまうんじゃないかと心配して戦隊好きを隠しがちなんです。だから私が表に出て『戦隊が好きだ! 戦隊物の音楽とかオモチャとかストーリーとかが大好きだ!』っていうことで、戦隊好きな女性っていっても必ずしもイケメン目当てなわけじゃないんだよ、女性がバトルやロボを好きなのは全然恥ずかしいことじゃないんだよということを世間に伝えたいと考えています。戦隊好きをアピールして仕事にまでしているくらいですしね。私が戦隊好きな女性のひとつのアイコンになれたら......、いや、ならなくちゃいけない! もうこれは私に課せられた使命だと思っています」

「戦隊好き女子のアイコンになる」という使命に燃える宮島は、本人が戦隊物のキャラのような熱血ぶり。好きなものを好きだと堂々と言える世の中を作るため、オモチャを身につけ"宮島レンジャー"は今日も闘う。


◆宮島咲良(みやじま・さくら)
1983年11月9日生まれ、東京都出身。2007年にKBCに入社するも、2010年に退社。グラビア、舞台、歌手と活躍の幅を広げていき、今年スーパー戦隊シリーズ第39作「手裏剣戦隊ニンニンジャー」の挿入歌「忍ばずわっしょい! シュリケンジン」で念願の戦隊物ソングを歌った。同楽曲は、発売中のCD「コロちゃんパック 手裏剣戦隊ニンニンジャー1」に収録されている。
座右の銘は、「私の半分はスーパー戦隊で出来ている」。

◆GYAO! トークバラエティ「ぶるぺん」とは
今まさに世に出ようとしている「あったまった人々」が次々登場。A級のトピックスを持つ芸人、マニアックすぎる専門家、不思議系アイドルなど、幅広いジャンルの人物と笑撃トークを繰り広げる。
生配信は毎週火曜日20時~USTREAMにて配信中。

(取材・文/原田美紗@HEW
(写真:トレンドニュース)


トレンドニュース「視線の先」 ~築く・創る・輝く~

エンタメ業界を担う人が見ている「視線の先」には何が映るのか。
作品には、関わる人の想いや意志が必ず存在する。表舞台を飾る「演者・アーティスト」、裏を支える「クリエイター、製作者」、これから輝く「未来のエンタメ人」。それぞれの立場にスポットをあてたコーナー<視線の先>を展開。インタビューを通してエンタメ表現者たちの作品に対する想いや自身の生き方、業界を見据えた考えを読者にお届けします。


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>> 宮島咲良が出演する、GYAO配信番組「ぶるぺん」

フリーアナウンサーのモテない部屋とは ぶるぺん(00:01:34)>>


野球選手と結婚する女子アナの特徴とは ぶるぺん(00:02:55)>>


元地方局アナが特撮アーティストに転身 ぶるぺん(00:03:27)>>


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