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「しくじり先生俺みたいになるな!!」などバラエティで活躍する元タカラジェンヌの遼河はるひは、かつては宝塚ファンの心をとらえて離さない、舞台の上の王子様だった。宝塚を退団した遼河は、やがてバラエティを中心に活躍し始める。どんなイジりにも受け答えし、9月6日放送のフジテレビ系「ウチくる!?」では、「(男性に)尽くしたいタイプ」とざっくばらんに自身の恋愛観を明かす一幕も。今やすっかりバラエティに溶け込んだ遼河に話を聞くと、なんと宝塚にいたころから「バラエティ番組に出てみたかった」というのだ。そこにはタカラジェンヌならではの、役者ではない自分を見せてみたいという思いがあった。

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9月6日(日)放送の「ウチくる!?」(フジテレビ系)にて、遼河はるひが出演


■バラエティには舞台とは違ったライブ感がある

「もともといろいろなことをやってみたいという思いはありました。そのなかでも特に、役のセリフではなくて自分の言葉で喋ってみたいという思いが強かった。宝塚時代はずっと男役をやっていましたし......。バラエティは、今まで全くやったことのないジャンルで、宝塚にいたころからすごく興味があったんですね。バラエティに出始めて最初の方は、どんなフリがくるかわからないし、アドリブの部分も多いから、その自由さに戸惑った部分もありました。『台本があったらいいな』って思ったこともあります。でも今はそれが逆に面白い。バラエティには独特のスリルがありますね。舞台は舞台で"生"の感じがあると思うのですが、バラエティもバラエティで、何をぶっこまれるかわからないというライブ感がある。そこがまた面白いです」

■苦手なことも、とりあえずやってみる

「芸人さんにイジられることにも抵抗はありません。本当にありがたいことだなと思います。でもなかには『これは大変そうだな』と思う仕事もあるんですよ。苦手な鳥、しかもダチョウに乗らなくてはいけないとか、東京湾に出航する漁の船に乗らないといけないとか(笑)。たまに苦手なお仕事をいただくときもあるんですけれど、そんなときは『でも、まずはやってみなくちゃダメだ』って自分を奮い立たせています。それで実際に挑戦してみて、『やっぱり楽しかった』ってなったこともたくさんありますしね。

バラエティに出ている時の私は、宝塚で男役をやっていたころの私とは違う部分もたくさんあると思います。でも、ファンの方は変わらず応援し続けてくださっている。私がこういう性格だってことは、ファンの方はよく知っていますしね。だから、バラエティに出て、芸人さんからイジられている私を見て、戸惑った方はあまりいらっしゃらないと思います。応援してくださっているファンの皆さんのためにも、今後もバラエティを主軸にお仕事を続けていけたらと思っています」

■恋愛に関しては混迷期!?

「結構テレビでもざっくばらんに恋愛観を話したりしているんですけど......。最近は理想のタイプとか、もうわからなくなっちゃいました。最初は優しい人がいいって思ってたんですよ。でも、優しいばっかりじゃ自分がわがままになっちゃうから、やっぱりちょっとわがままな人の方がいいのかな......なんて考えだしちゃって、もう迷路です(笑)。尊敬できる人は、やっぱり仕事でもプライベートでも、包容力があって......器が広い人ですかね。

私、せっかく男性と食事に行っても、『(お店を)こういうところにしたほうがいいと思う』ってついつい口出しをしちゃうところがあるんです。でも、そういう風に言ったことでけんかになったことはないですね。『そのお店どうなの?』って責めたいわけじゃなくて、『こっちの方がいいんじゃないかな?』って単純にいいお店をすすめたくなっちゃう。文句とか言ってるわけじゃないんですよ。いいものとかいいお店を教えたくなっちゃうだけなの(笑)」


たとえ活躍する舞台が変わっても、遼河は「まずはやってみよう」の精神でいろいろなことにチャレンジしている。そうした前向きな姿が、ファンや視聴者を明るい気持ちにさせてくれるのかもしれない。

遼河はるひ(りょうがはるひ)
1976年2月2日生まれ。愛知県出身。宝塚史上最も競争倍率の高かった1994年に82期生として宝塚音楽学校入学。1996年に宝塚歌劇団に入団し、月組に配属される。2009年に退団。その後バラエティ番組などで活躍している。座右の銘は「和顔愛語」。

(文/おきざきみあ@HEW

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