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元フジテレビアナウンサーの長谷川豊が、東日本豪雨の被災者の救助活動を報道ヘリが阻害しているとのネット上のうわさを否定した。

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長谷川豊/Yutaka Hasegawa, Jul 14, 2013 : 映画「生贄(いけにえ)のジレンマ」(金子修介監督)の舞台あいさつ 司会を務めた長谷川豊さん
写真:まんたんウェブ/アフロ


東日本を襲った豪雨は各地で河川の氾濫や土砂災害を巻き起こし、現在も警察や自衛隊などによる捜索・救助活動が続いている。そんななかネット上では、各テレビ局の撮影用ヘリが救助活動の邪魔になっているのではないかとの批判が続出した。ダウンタウン・松本人志も9月13日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」で、「ヘリ飛ばし過ぎじゃない?」「あれうるさいで」と苦言を呈している。

長谷川は9月15日、「災害時のヘリ取材は邪魔なのか」というタイトルでブログを更新。現場を訪れた自身の目から見ても報道が過熱している部分はあったと認めたうえで、ネット上の「自衛隊の邪魔」という批判は誤解だと主張した。長谷川は「我々マスメディアの撮影ヘリにはある一定の規制があり(高度制限など)、自衛隊のヘリの救出作業の邪魔になるようには出来ていません」「以前よりもかなりしっかりとした映像が撮れているのは、カメラの解像度が上がったためです」と説明。「以前よりも近づいているわけでもありませんし、さすがに視聴率のために救出作業の邪魔はしていないはずです。少なくとも、私が現場にいるときは、間違いなくそれはしていませんでした。全局」と断言した。

また長谷川は、報道ヘリを多く飛ばすことによるメリットも明かす。各局のヘリによって救助を待つ人々が発見できる可能性を指摘し、「あのような特別に事態が緊急の時には、『目は多い方がいい』ことは間違いなく、多くのヘリを飛ばすこと自体には、私は問題は感じません」と理解を求めた。

むしろ長谷川が災害報道において問題を感じているのは、報道ヘリではなくコンビニなどでの買い占め行為だそう。被災地にやってきた撮影スタッフたちが現地の食料を買い占めてしまうとして、「取材活動のために必要なものとはいえ、地元に物資が不足しているときに、果たして適切なのか、少々疑問に感じる時もありました」と疑問を投げかけた。長谷川は「メディアが一斉に事件現場や災害にたかる姿は、『メディアスクラム』と言って非難されがちですが、実際に現場から見た範囲では、いい面と悪い面が両面あるように思います」と自身の考えを示している。

(文/原田美紗@HEW

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