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今や日本のみならずアジアの人気芸人へと成長を遂げたCOWCOW。インドネシア語バージョンの"あたりまえ体操"がYouTubeで大人気となり、今年の6月にはよしもと芸人初となる3カ国アジアツアーを見事成功させた。

そんな彼らが、自身の歌ネタに登場するキャラたちを一同に集めて『COWCOW LIVE2015~USHI ROCK FESTIVAL~』と銘打ったライブツアーを開催中。"ロックフェス"というだけに、"あたりまえ体操のお兄さん"はもちろん、日本の「迷信」にまつわるあるある(?)をロック風に歌う"アイアンメイシン"や『175R』のパロディー"15R(イチゴライダー)"などの歌ネタキャラたちが次々と登場する予定だ。歌ネタのほかに漫才、コントも織り交ぜられてCOWCOWワールド全開のライブとなる。さらに東京公演にはKenKen(RIZE,Dragon Ash etc.)、とにかく明るい安村、エグスプロージョン、大阪公演にはもんたよしのりのゲスト出演が決定した。このライブツアーにかける意気込み、アジアツアーでの裏話など、忙しい日々を過ごす売れっ子COWCOWの近況を聞いた。

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単独ライブ「COWCOW LIVE2015~USHI ROCK FESTIVAL~」=10月17日(土)ルミネtheよしもと、11月8日(日)梅田Zeela


■即興ネタでも大盛り上がり

多田: 「インドネシア・タイ・マレーシアの3カ国でアジアツアーをさせていただいて、どこへ行っても歓迎されて本当にうれしかったですよ。インドネシアのレストランで食事してたとき、小学生たちがいっぱい来てたので、その子たちの前で即興ネタしてみようってことになったんです。"あたりまえ体操"と新作の"Dua Dua Duuua"っていうインドネシアの数え歌の体操を披露したんですけど、こっちがビックリするぐらい盛り上がっちゃって(笑)」

善し:「"Dua Dua Duuua"はネットでは配信していたんですが、まだ公の場ではあまりやってないし、反応はどうかなぁと思いつつやったので、かなりウケてうれしかったな」

多田:「小学生たちはもちろん大喜びしてくれたんやけど、お店のスタッフさんたちがお客さんそっちのけでステージを囲んでノリノリで盛り上がってくれちゃって。多分、何人か食い逃げされてんぞ~ぐらいの感じで僕らに食いついてくれてましたね(笑)」

多田:「インドネシアではインドネシア語、タイではタイ語、マレーシアでは英語。それぞれ現地の言葉で作った"あたりまえ体操"を披露したんですが、どこもすごく好評で、世界各国で"あたりまえ体操"できるなぁって思っちゃいました。でもマレーシアバージョンの英語はちょっと独特なので、どの発音でいこうかとか、作る時に少し苦労しましたね。他にも韓国語とかフランス語とか10カ国語近くは作りましたが、表現や文化の違いもあるのでそれぞれ難しかったかな」

■舞台やライブで経験値を上げていく

多田:「コントや歌ネタは、練習やらネタ合わせだけじゃなく、映像やイラストなどの事前準備が結構大変なんですよ。好きだから頑張れちゃいますけど、今日もまた違うライブの打ち合わせだし、なんでこんなライブやらイベントやらいっぱい予定入れてしまったのだろう...って、今まさに思ってます(笑)」

善し:「そうそう。でもライブは定期的にやっていきたいし、やっていかないといけないなって思うよな。歌ネタ王なんかの勝ち抜き戦に出る時も、ライブをたくさんこなしている方が、絶対に力になると思うし。ライブは確実に経験値があがりますからね。どんだけ生舞台を経験しているかで、ぶっつけ本番とかの動きや対応が全然違ってくるんです」

多田:「歌ネタ王の決勝でも、僕らが一番ベテランだったんですよ。やっぱり、どれだけ普通にやれるか、どれだけ落ち着いていられるかが勝負だと思ってたんで。だから普段通りできたことが、一番ホッとしたことかな」

善し:「最近はほんまにいろいろなライブをさせてもらってるけど、ありがたいことにたくさんの方に応援していただき、お休み期間中なんかは家族連れやちびっ子もよく来てくれてますね。それはほんまうれしいんですよ」

多田:「お客さん層が前より幅広くなってきたような気がする。アイドルのHey! Sey! JUMP!やBIGBANGをネタに取り入れたら、そのファンの子たちが検索から僕たちにたどり着き、ネタを見てくれるという、不思議な現象も生まれてますしね。こういうファンの取り込み方もあるんだなって、ちょっぴり勉強になりました。今後も怒られない程度に取り入れちゃいます(笑)」

■大阪公演はライブハウスで開催

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単独ライブ「COWCOW LIVE2015~USHI ROCK FESTIVAL~」=10月17日(土)ルミネtheよしもと、11月8日(日)梅田Zeela


善し:「今回のライブツアーは新ネタではなく、今までの歌ネタキャラたちが一同に見られる集大成のようなライブかな。おなじみのキャラたちがたくさん出てくるので、楽しみやすいわかりやすいライブになると思いますよ」

多田:「新ネタ続出ライブって、意外に気楽に見られないと思うんです。演者の僕たちも緊張するし。だから今回のライブは、単純に笑って楽しんでくれればうれしいかな。今までやってきた歌ネタがたまってきたので、それをロックフェスという形でまとめてやろうかと。ロックフェスなので、いろいろなアーティストの方がご出演しますよ。有名どころでは、僕たちCOWCOW、あたりまえ体操のお兄さんたち、アイアンメイシン、ごろうさんも。知る人ぞ知るアーティスト15R(イチゴライダー)さんも駆けつけてくれます(笑)」

善し:「その他、お兄さんたちの新ネタ"Dua Dua Duuua"の披露や、幻のアーティストも飛び入りで駆けつけてくれる予定なのでお楽しみに。それから、11月の大阪公演は梅田Zeelaというガチガチのライブハウスでやるんです。ほんとにどんな風になるんか、僕たちも今から楽しみなんですよ」

■フジロック対ウシロック!?

善し:「このライブツアーのために1年頑張ってきてるみたいな感じもあるんで、張り切ってますよ。テレビとかYouTubeとか、画面を通してお笑いを見ることが多いと思うんですけど、やっぱり生で見て欲しいなって。笑いの沸点が、ライブで見るのと画面を通してみるのとではまるで違うんですよ。波のように起こる笑いとか、その場の一体感とか、日常では感じられないいろいろなもんを体感できるんです、ライブって。だからそれをぜひとも生で感じて欲しいなって思いますね」

多田:「おなじみのアーティストたちを呼んで、お祭りのように一緒に盛り上がりましょう的なノリにしたいので、みなさんもぜひ僕らと一緒に大騒ぎしてほしいですね。いろいろ夏の音楽フェスってありましたよね、サマソニとかフジロックとか行きたかったのに行けなかった人がたくさんいると思うんですよ。まだ間に合うので、ぜひ僕たちのウシロックフェスに来てください(笑)。フジロック対ウシロック、カッコイイでしょ~(笑)。早めにチケット取ってもらわんと、もしかしたらインドネシアのお客さんたちに占領されてしまうかもしれませんよ~(笑)」


性別や年齢、そして国境の壁さえも越えて愛されるCOWCOW。近い将来、"COWCOW"の名前を出せば世界中誰とでも仲良くなれる......なんて日が来たりして。

(取材・文/たなべ@HEW
(写真:トレンドニュース)

◆COWCOW(カウカウ)
多田健二(写真左)と善し(写真右)からなるお笑いコンビ。多田は1974年8月8日生まれ、善しは1974年10月19日生まれ。ともに大阪府枚方市出身。
現在開催中のライブツアー『COWCOW LIVE2015~USHI ROCK FESTIVAL~』は、10月17日の東京公演は新宿ルミネtheよしもと劇場、11月8日の大阪公演は梅田Zeelaで開催。
また、9月9日に放送されたMBS系「歌ネタ王決定戦2015」ではお笑い芸人の中山功太とともに同点優勝し、3代目歌ネタ王となった。

トレンドニュース「視線の先」 ~築く・創る・輝く~
エンタメ業界を担う人が見ている「視線の先」には何が映るのか。
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