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三菱鉛筆が販売する硬筆色鉛筆7700番の赤色以外が、年内をもって生産を終了することがわかった。同商品はアニメの制作現場で広く使用されており、業界への影響が予想されている。

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色鉛筆
写真:アフロ


三菱鉛筆は11月10日までに公式サイトで、7700番の赤色を除いて硬筆色鉛筆の年内生産終了を発表。「継続のご要望をいただいておりますが、販売数が製造単位に満たない状況が続いてきたためです」と説明している。

この知らせはアニメ業界に衝撃を与えた。同商品は多くのアニメーターに愛用されており、生産中止が発表されるなり、Twitter上にはアニメ関係者たちの

「『三菱の硬筆が無くなるなら、他のを探せばいいじゃない』と思うかもしれませんが、長年使ってきた文具は、簡単に乗り換えられないものなんですよ」
「三菱一択だったので 詰んだ」
「うわぁ~ 『水色』をいつも使ってるのに~~困った・・」

といった悲しみの声が広がった。

三菱鉛筆の発表を受けて、日本アニメーター・演出協会は11月29日に公式サイトで、「この鉛筆は業界内でも愛用者が多いだけでなく、動画注意事項などで硬筆色鉛筆の使用が規定されている制作現場も多く、日本の商業アニメーション業界にとって非常に大きな問題と認識しています」と表明した。すでに市場では在庫が払底しているとして、協会と三菱鉛筆で協議し状況の確認などを進めているとのこと。そして現在の保有状況や今後の不足見込み、生産終了によってどのような点で困ることを予想しているのかなど、現状把握のための緊急アンケートを募っている。

(文/原田美紗@HEW

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