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今井雅之さん、川島なお美さんとがんによる逝去が続き、人々のがんへの意識が高まったであろう1年。あらためて今年亡くなった芸能人の方々を振り返り、そのご活躍をしのびたいと思います。


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提供:アフロ


■声優で俳優の大塚周夫さん[享年85、虚血性心不全のため、1月15日]

アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』のねずみ男などで知られた。持ち役のひとつであったアニメ「忍たま乱太郎」の山田伝蔵役は没後、息子である声優の大塚明夫が引き継いだ。

■ロックバンド・シーナ&ロケッツのシーナさん[享年61、子宮頸(けい)がんのため、2月14日]

夫であるギタリスト・鮎川誠は、「最高のレコードを作ったことと最高の歌を歌ってくれてありがとう、とシーナへ叫んだ」「2人の愛は永遠だぜ」とコメントした。

■歌舞伎俳優の10代目坂東三津五郎さん[享年59、すい臓がんのため、2月21日]

舞台復帰を目指し治療を続けていた。テレビ朝日系「世界の街道をゆく」のナレーションとしても知られ、没後は息子の歌舞伎俳優・坂東巳之助が後任を務めた。

■パフォーマンス集団、電撃ネットワークの三五十五さん[享年52、肺腺がんのため、3月3日]

一度は余命1週間を宣告されたが、奇跡的な回復を見せた。闘病生活のなか、昨年12月に一夜だけ車椅子姿でステージ復帰した。

■落語家の初代三笑亭夢丸さん[享年69、中咽頭がんのため、3月7日]

日本テレビ系「ルックルックこんにちは」のリポーターを長年担当。テレビ出演を控えるようになってからは、落語の普及活動に尽力し、2004年から落語芸術協会理事も務めた。

■落語家の3代目桂米朝さん[享年89、肺炎のため、3月19日]

上方落語を復興させ、落語家として初めて文化勲章を受章し人間国宝にもなった"落語の神様"。弟子で長男の桂米團治は名跡「桂米朝」について「半永久欠番だと思う」と語っている。

■俳優の愛川欽也さん[享年80、肺がんのため、4月15日]

テレビ東京系「出没!アド街ック天国」を今年3月7日に迎えた放送1000回目をもって降板。愛川さんの希望を守り、妻の女優・うつみ宮土理は夫の病状を世間に隠し続けた。

■俳優でタレントの萩原流行さん[享年62、交通事故のため、4月22日]

大型バイクに乗用していたところ、車線変更した車が接触してきて転倒し、後続の乗用車にひかれた。接触した車は警察車両だったことが発覚して大きな問題となった。

■アイドルの丸山夏鈴さん[享年21、肺がんのため、5月22日]

がんを公表し、"がんと闘うアイドル"として報道番組でも紹介された。生前最後のサインは、Twitterをきっかけに交流を深めつつあった、タレントで歌手の中川翔子が受け取った。

■漫才コンビ、今いくよ・くるよの今いくよさん[享年67、胃がんのため、5月28日]

病床でもユーモアを忘れず、看護師に名前を確認された際の「里谷正子、28歳です」という言葉が最後のギャグとなった。

■俳優の今井雅之さん[享年54、大腸がんのため、5月28日]

映画化を熱望し、脚本を自ら手がけた映画『手をつないでかえろうよ』が1周忌にあたる来年5月28日に公開される予定。主演は親交の深かった俳優・川平慈英。

■声優のたてかべ和也さん[享年80、急性呼吸器不全のため、6月18日]

アニメ「ドラえもん」の初代ジャイアン役で知られる。葬儀・告別式では、初代スネ夫役の肝付兼太が弔辞で「ジャイアーン!」と叫び、涙を誘った。

■元女優の原節子さん[享年95、肺炎のため、9月5日]

清楚(せいそ)な美貌で"永遠の処女"と呼ばれた大スター。42歳で電撃引退してから半世紀以上、表舞台から姿を消し、没後も約2カ月以上、死去の事実は世間に知らされなかった。神秘的なイメージを保ち続けた。

■女優の川島なお美さん[享年54、胆管がんのため、9月24日]

9月7日開催のイベントに出席した際の姿が「激やせ」と騒ぎになったが、同月16日まで主演ミュージカル『パルレ~洗濯~』で舞台に立ち続けた。病床でも復帰を諦めず、最後まで女優魂を燃やした。

■声優の松来未祐さん[享年38、悪性リンパ腫のため、10月27日]

訃報の際も病名は伏せられていたが、「同じ病気の1人でも多くの人が、早期発見により助かって欲しい」という遺族の意向により、四十九日法要後に、非常に症例が少ない「慢性活動性EBウイルス感染症」を患っていたことが公表された。

■女優の加藤治子さん[享年92、心不全のため、11月2日]

数多くの作品で母親役を演じた"昭和のお母さん"。『ハウルの動く城』に『魔女の宅急便』とスタジオジブリ作品にも声優として出演し、ネット上では若い世代からも悼む声が寄せられた。

■俳優の阿藤快さん[享年69、大動脈瘤(りゅう)破裂胸腔(くう)内出血のため、11月14日]

TBS系ドラマ「下町ロケット」にも出演しており、死去後は主演の阿部寛がアドリブで「なんだかなあー」とつぶやくシーンもあった。

■アーティストの今井洋介さん[享年31、心筋梗塞のため、11月23日]

フジテレビ系「テラスハウス」に出演。亡くなる前日にはTwitterで、「是非来て下さいね」と同日夜に都内のクラブでDJをすると告知していた。あまりにも急な死だった。

■声優の白川澄子さん[享年80、くも膜下出血のため、11月25日]

アニメ「サザエさん」の中島くん役で知られる。ひつぎには「サザエさん」の台本などが納められたと報じられている。なお2代目中島くん声優は落合るみに決定した。

■女優の平良とみさん[享年87、敗血症による呼吸不全のため、12月6日]

NHK連続テレビ小説「ちゅらさん」のおばぁ役で知られる、沖縄県を代表する女優。映画『ナビィの恋』で共演した女優・西田尚美は「『おばぁ、行ったらダメだよー』と叫びたい」とTwitterで追悼した。

芸能人以外では、芸能プロダクション・石井光三オフィスの石井光三会長、『幻魔大戦』などで知られる作家の平井和正さん、後藤浩輝騎手、任天堂元代表取締役社長の岩田聡さん、プロ野球の盛田幸妃投手、映画『スター・ウォーズ/帝国の逆襲』の国際版ポスターを手がけたイラストレーターの生頼範義さん、元横綱で日本相撲協会の北の湖前理事長、作家の野坂昭如さんらが亡くなった。また漫画家・水木しげるさんが11月30日に多臓器不全のため93歳で亡くなった際は、NHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」や実写映画『ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌』など各局で追悼放送がされた。

(文/原田美紗@HEW

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