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昨年7月に放送されたフジテレビ系『人志松本のすべらない話」第28回大会のDVD「人志松本のすべらない話 第28回大会完全版」が1月13日にリリースされる。お笑い芸人の神髄ともいえる"しゃべり"での勝負を制し、同大会でMVS(Most Valuable すべらない話)を獲得したのは、お笑いコンビ・オードリーの春日俊彰だった。これまでトークよりも「トゥース!」といった一発ギャグや筋肉芸でのイメージが強かった春日。姪(めい)の授業参観ネタで見事MVSに選ばれた、そのときの心境を語ってもらった。

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1月13日にDVDリリース「人志松本のすべらない話 第28回大会完全版」


人志松本のすべらない話 春日俊彰(オードリー) 「台湾でトゥース」>>


■オファーの時点で半信半疑だった

「シンジラレナーイ! って感じでした。思わずヒルマン監督になってしまいましたが。まずオファーされた時点でマネジャーに、若林(正恭)くんだけじゃないのかと何度も確認したんです。ええっ、私も出るの? と信じられなくて。そんな始まりだったのにMVSまで獲得しちゃって、シンデレラ・ストーリーですよね。さすがの春日もびっくらこきました。

若林くんも『まさか獲るとは』という反応で。MVSになってからは、若林くんが私のトークを聞くようになってくれました。『オードリーのオールナイトニッポン』で、それぞれ5分、10分くらいフリートークをするんですけど、前まで私が話しているときは彼、落書きしていましたからね。でも『すべらない話』から話半分で聞いていたのがなくなりました。大きな進歩ですよ(笑)。認めてくれたんです。

春日家もちょっとした騒ぎになりました。家族が出てくるネタでMVSになりましたし、トロフィーは事務所に置いて、副賞のシャンパンとかいろいろは実家に送ったんです。この前実家に帰ったら"のし"つきのまま仏壇に飾ってありました(笑)」

■「M-1」以来の力を発揮!?

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1月13日にDVDリリース「人志松本のすべらない話 第28回大会完全版」


「他の番組と違うと言ったらなんですけど、『すべらない話』は、座ったままお話だけで笑いを起こすというコンセプトじゃないですか。普段はカメラに向かって大きな声を出すのを生業にしているので、真逆のことをしないといけないわけです。それにあの場は戦場ですからね。さすがの春日も準備はしていきました。なのでラジオなんかでウケた話からさらにまた厳選して......。でもスタッフさんから『ネタは2、3個くらい用意しておけばいい』って聞いていたのに、5回も当たってしまいまして(笑)。

想定外の事態になって、もちろん焦りましたけど、話していくうちに楽しくなってきた部分もあったんです。焦ってるけど楽しい、変な感覚でした。『すべらない話』って真剣勝負のピリピリしたイメージだったんですけど、結構皆さん相づち入れてくれたりして、思ったより飲み会みたいな温かい雰囲気だったんです。実は授業参観ネタは、もともと『本番で話すには尺が長すぎるかな?』と考えていた話でしたが、やっぱり人間、ピンチのときこそ真価が問われますね。あの瞬間の春日、とんでもない光り方していましたよ。『M-1グランプリ』以来でした。

トークのコツといってもわからないんです。むしろコツなんてないと思っています。やっぱり技術じゃないからね。テクニックじゃなくて魂というか、そのとき春日がどう感じたか、どう動いたか、"熱"で話すものだと思いますよ。......へへへ(照れ笑い)」


2009年より相方の若林とともにラジオ番組「オードリーのオールナイトニッポン」(ニッポン放送)のパーソナリティを担当している春日。MVS獲得とは一見意外なようだが、本当はトークが堪能でもなんの不思議もなかったのだ。オードリー結成15年目にして"しゃべりも得意"という隠し玉を世間に見せつけ、やはり春日、底知れない男......!

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1月13日にDVDリリース「人志松本のすべらない話 第28回大会完全版」


DVD最新作2016年1月13日(水)発売にあたり、インタビューコメント>>



◆春日俊彰(かすが・としあき)

1979年2月9日生まれ、埼玉県出身。2000年に若林正恭とお笑いコンビ・ナイスミドルを結成し、2005年にオードリーに改名した。近年はお笑い芸人の他、ボディビルダーとしても活躍。また昨年6月には、イタリアで開催されたフィンスイミングのワールドカップマスターズ大会で銅メダルを獲得した。

人志松本のすべらない話 出川哲郎 「海外のゲイバーにて」>>


(取材・文/原田美紗@HEW
(写真:トレンドニュース)

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作品には、関わる人の想いや意志が必ず存在する。表舞台を飾る「演者・アーティスト」、裏を支える「クリエイター、製作者」、これから輝く「未来のエンタメ人」。それぞれの立場にスポットをあてたコーナー<視線の先>を展開。インタビューを通してエンタメ表現者たちの作品に対する想いや自身の生き方、業界を見据えた考えを読者にお届けします。

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