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大阪で定期開催している若手女芸人によるイベント『女芸人大祭り』が、ついに東京に上陸。『女芸人大祭り~ナニワの女芸人がシブヤに夜討ちをかけてネタやるで▼』(以下、▼はハートマークを表す)として、1月19日夜に東京・渋谷のヨシモト∞ホールで開催される。
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1月19日夜開催『女芸人大祭り~ナニワの女芸人がシブヤに夜討ちをかけてネタやるで▼』(東京・渋谷 ヨシモト∞ホール)
写真:トレンドニュース


若手芸人を率いるのは関西女芸人の代表格、ハイヒール・リンゴ。同イベントでずっとMCを担当しているリンゴだが、なんと出演のきっかけは、自ら「ノーギャラでええから!」とMCを買って出たことだった。

■不景気が関西芸人にも影響し......

「『女芸人大祭り』は私が司会する前から25回開催していたイベントなんですけど、毎日放送で相方のモモコとやっている「ますますハイヒール」というラジオ番組に、ゲスト出演している女芸人が「女芸人大祭り」のイベント告知に来たんです。こっそりイベントを見に行ったら、たくさんの女の子芸人がネタとかゲームとか楽しそうにわいわいやってるわけですよ。

『これ自分が司会したらもっと近くでネタ見られるんちゃう?』って気づいちゃって。司会やらせてってマネージャーにお願いしたら『ギャラ出ませんよ!?』って言われたけど、『そんなんええから!』って(笑)。

関西には日本全国からお客さんが集まるNGK(お笑いの聖地といわれる、なんばグランド花月)や吉本新喜劇があって、ほんまに腕のある芸人が多くいるんですよ。でも昔と違い、関西から東京へわざわざ若手芸人呼んでくれる番組も少なくなっていて。交通費に、収録が遅くなったらホテルも出さなあかんし。そのせいで関西の若手ってなかなか見てもらう機会ないんで、じゃあこの『女芸人大祭り』を東京に持っていったら、大阪にこんなオモロイ子がいるって知ってもらえるんちゃうかなと期待してます」

■女芸人はネタだけで評価されるシビアな世界?

「私らがデビューしたときと比べて、芸能界での芸人の地位って上がったと思いますよ。昔はアホやからよしもと行け、ブサイクやからよしもと行けって感じだったのが、今は芸人がキャーキャー言われるようになった。でも女芸人の立ち位置ってそれほど変わってないと思うんですよ。男芸人にキャーッてなってるファンの女の子の中には、その芸人と付き合いたいと思っている子もいっぱいいるんじゃないですか。でも男の子が女の芸人にキャーッとはならないし、いたとしても他から『なんでAKB48ちゃうの?』と変な目で見られちゃう。女芸人って基本的にワーキャー言われる存在じゃないんですよ。それは私らの先輩から私らの時代を経て、今も同じやと思う。

でも逆に言うと、表に出ている女芸人っていうのは、ネタの力だけで『あの子ら面白い、好き』って支持されてる子たちっていうことなんですよ。もちろん人気の男芸人すべてがかっこよさだけで人気って言いたいわけじゃないんですけど、女芸人のほうが純粋なネタの力だけで好きになってもらってるっていう場合もあると思う。評価は、頼るものがネタしかないぶん、女芸人のほうが厳しいと思いますね。"女"が芸人やってるってだけで色眼鏡かける人もいますけど、まず女芸人は面白いんだということを知ってもらいたい」

■若手を率いているつもりはない

「女の子だけでなにかやっているっていうことが、先輩として見ていて嬉しいんです。私らの頃はそもそも女芸人の数が少なくて、なにかやろうと思ってもできなかったんですけど、今は層が厚くなってきたんでしょうね。ほんまにええことですよ。

『女芸人大祭り』でMCやってますけど、"若手を率いる"みたいな大したもんちゃうんです。だって私も近くで見て『今はこういうネタがウケんねや』ってすごく勉強になっています。だから若い子たちと"お互い持ちつ持たれつ"っていう意識ですね。楽屋に彼女たちがいて、私が『この前のあのネタよかったわ!』って声かけたら、向こうも『ありがとうございます! 今度ご飯連れてってください!』って言うのは、同じ会社の先輩後輩のあり方としてすごくいいじゃないですか。それにそういうつながりから、どんどんお笑い全体が盛り上がっていくとも思うんですよね。

出演芸人の子たちをひとりひとり紹介することは、ここではあえてしません。私がなにか言うよりも真っ白な状態で見て『この子はここが面白いな。ネタええな』と素直な感想を持ってほしいんで。でも全員相応の実力があることは確かです。オモロイ子たちだと自信をもって言えます。だから夜ひとりでカップラーメンでも食べてるくらいやったら、ぜひ1月19日は∞ホール来てください。笑えますよ!」

『女芸人大祭り~ナニワの女芸人がシブヤに夜討ちをかけてネタやるで▼』には、『新世紀エヴァンゲリオン』をはじめとしたアニメのモノマネネタで人気の桜 稲垣早希に、「M-1グランプリ2015」準決勝進出の尼神インター、「R-1ぐらんぷり2015」決勝進出のゆりやんレトリィバァの他、ガンバレルーヤ、人妻ニャンコ、堀川絵美、美たんさん、もみちゃんズ、ブランチ、ツジカオルコたちが出演する。またゲストとして、「女芸人を頑張らせるため顔を重視して選ばれた」という陣内智則とピース・綾部祐二も出演。ネタにゲーム企画に渋谷の夜を盛り上げる。

笑いの腕前ひとつでお笑い界の荒波をくぐってきた、大阪の若手女芸人の魅力満載の"夜討ち"に、東京モンはノックアウトされること必至!?
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桜 稲垣早希

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尼神インター

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ゆりやんレトリィバァ

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ガンバレルーヤ

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人妻ニャンコ

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堀川絵美

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もみちゃんズ

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美たんさん

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ブランチ

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ツジカオルコ

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陣内智則

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ピース・綾部祐二

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ハイヒール・リンゴ


◆ハイヒール・リンゴ
1961年8月9日生まれ、大阪府出身。モモコとともにお笑いコンビ・ハイヒールとして、「上方お笑い大賞」など数々の名誉ある賞を受賞し、関西女芸人の代表格となっている。現在は聴講生制度を利用して大阪学院大学の商学研究科で金融論を学んでおり、昨年は名誉博士の学位を授与された。
座右の銘は、ふとしたときに思い出す言葉である、「美人は3日で飽きるが、ブスは3日で慣れる」。

(取材・文/原田美紗@HEW


トレンドニュース「視線の先」 ~築く・創る・輝く~
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作品には、関わる人の想いや意志が必ず存在する。表舞台を飾る「演者・アーティスト」、裏を支える「クリエイター、製作者」、これから輝く「未来のエンタメ人」。それぞれの立場にスポットをあてたコーナー<視線の先>を展開。インタビューを通してエンタメ表現者たちの作品に対する想いや自身の生き方、業界を見据えた考えを読者にお届けします。

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