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"セクシー過ぎるウグイス嬢"こと藤生恭子は、語尾が鼻に抜けるような独特なアナウンスが特徴。その声はテレビやネットで話題になり、「あのセクシーな声は誰だ!?」と騒がれた。普段の声は至って普通だと言う藤生だが、なぜ"セクシーアナウンス"を始めたのだろうか......?

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(GYAO! トークバラエティ「ぶるぺん」出演 藤生恭子)


■上司に「ちょっと集中できひんからやめよか」と言われました

「"セクシー過ぎるウグイス嬢"なんて取り上げてもらえたのはうれしかったですね。当時私はオリックス・バファローズ2軍球場の場内アナウンスをしていたのですが、阪神などに比べてオリックスは知名度や集客力が低く、私のアナウンスでも集客を増やせないかとずっと思っていました。『オリックスのアナウンスめっちゃおもろいねんけど』という感じで話題にしてもらって、野球に興味のない人も来てくれないかなと。上司にも『自分のアナウンスで2軍に3万人呼びます!』なんて言ってたんです。あまり本気にされてなかったと思いますが(笑)。

セクシーなアナウンスを始めたきっかけとなったのは、コーチや選手たちのアドバイスでした。私のアナウンスはもともと若干セクシー系の傾向にはあったみたいなのですが、当時は今ほどではありませんでした。そんなときに選手やコーチたちから『もっと語尾で息抜いてやってや』とセクシーさを過剰に出すよう言われたんです(笑)。実際にやってみたら結構反響があって、アニメファンらしき人から『サインください』なんて言われるようになりました。『タッチ』の南ちゃんに似ているというのもよく言われましたね。でも困ったこともあって、コーチたちから『今日はおもいっきり息を抜いてみよう!』と言われいつも以上にセクシーに声を出したら、やり過ぎてしまったらしく『ちょっと集中できひんからやめよか』と言われたりしました(笑)」

■1軍より2軍が良かった

「実はその頃からよく『1軍でやりたいでしょ?』と話もされていました。でも、オリックスの2軍は自分でイベントを考えたりできるなど、自分でアイディアを出しやすい環境なんです。なので、1軍も魅力的ですが私は2軍の方にやりがいを感じていて、ずっと『2軍がいいです』って言っていました。

私は性格的に『楽しそう』とか『やりたい』と思ったらすぐに行動に移すタイプ。そうやってウグイス嬢にもなることができたんですけど、ウグイス嬢は普通の就職のように募集がありません。だからウグイス嬢になりたいと思ったとき、どうしたらいいのかわかりませんでした。だから最初は、とりあえずキャリアをつけようと思って『ボランティアでいいのでアナウンスやらせてください』といろいろなところに電話をかけてお願いしていました。そんなことをやっているうちにオリックスの球団の方に声をかけていただけたんです」

■日本中の試合が個性派ウグイス嬢に!?

「今はオリックスを退職しましたが、まだ現役でアナウンス業はやっています。主にフットサルのアナウンスや、結婚式の司会などの仕事をやっています。これまでスポーツの現場で働かせていただくことが多かったので、今後はテレビでのナレーションやレポーターなどにも挑戦してみたいです。

それから、アナウンサーの紹介や講習を行う会社の運営もしています。自分がウグイス嬢になりたくてもなり方がわからずに困ってしまった経験があるので、当時の自分と同じような人たちのために始めました。

講習会などでは『まずは基礎を固めなさい』と言いますが、逆に基礎が固まったらそこからは自分なりの色を出していくようにアドバイスをしています。ひとりひとりに合ったアナウンスの仕方があると思うので、生徒たちには個性を消さないで自分なりのアナウンスができるようになっていって欲しいです。いつかは日本中の試合のアナウンスをウチの生徒がやるようになったらいいなと思います」

やりたいことはなんでも実行してしまう彼女なら、日本中のスポーツの場内アナウンスを自分の生徒たちで占めてしまうこともできるかもしれない。彼女の元からどんな個性派ウグイス嬢が誕生するのか今から楽しみだ。

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(GYAO! トークバラエティ「ぶるぺん」出演 藤生恭子)


◆藤生恭子(ふじう・きょうこ)

1979年6月7日生まれ。兵庫県出身。フリーアナウンサーであり、ベースボールプランニング代表でもある。2012年にオリックス・バファローズの投手を務める塚原頌平と結婚。2013年に第1子を出産している。趣味はフットサル観戦、気まぐれ旅行。特技は音楽で、絶対音感を持っている。座右の銘は「無理はない」。

(取材・文/木村彩乃@HEW
(写真:トレンドニュース)

トレンドニュース「視線の先」 ~築く・創る・輝く~
エンタメ業界を担う人が見ている「視線の先」には何が映るのか。
作品には、関わる人の想いや意志が必ず存在する。表舞台を飾る「演者・アーティスト」、裏を支える「クリエイター、製作者」、これから輝く「未来のエンタメ人」。それぞれの立場にスポットをあてたコーナー<視線の先>を展開。インタビューを通してエンタメ表現者たちの作品に対する想いや自身の生き方、業界を見据えた考えを読者にお届けします。


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>> 藤生恭子が出演する、GYAO配信番組「ぶるぺん」

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知られざるウグイス嬢のお仕事とは? ぶるぺん(00:02:16)>>


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