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今や、テレビで「西内まりや」を見ない日はない。ファッション雑誌の専属モデルとして活動をスタートし、2014年には念願の歌手デビューした彼女。昨年は作詞作曲でシンガーソングライターの道を一歩踏み出し、女優としても、NHK総合『かぶき者 慶次』やTBS系ドラマ『ホテルコンシェルジュ』への主演、さらには映画『レインツリーの国』で銀幕デビューを果たすなど、さまざまな分野で引っ張りだことなっている。
そんな彼女が5月29日と6月4日に、自身のファンイベント「Mariya Nishiuchi Uppy's Party 2016 ~いっしょにはしゃごう~」を開催する。5月に発売を控える新曲を引っさげてのイベントは、一体どのようなものになるのだろうか。「イベントは、ありのままの自分を受け入れてくれる大切な場所」と話してくれた彼女。開催に向けての意気込みなどいろいろ聞いてきた。

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5月29日と6月4日ファンイベント「Mariya Nishiuchi Uppy's Party 2016 ~いっしょにはしゃごう~」を開催


■ 大変だったぶん喜びになり、サボったぶんだけ自分に返ってくる

ーー2014年に念願の歌手デビューを果たし、2015年は激動の年だったと思います。振り返ってみていかがですか?

西内: 芸能生活を始めて、ほぼ10年。歌手デビューしてからの1年は、幅が一気に広がった感じですね。CMやドラマの撮影、映画出演に加えて、主題歌を作ったり、レコーディングしたり。数え切れないくらいの出会いもあって、新しい景色が毎日見えるような1年でした。表現するということをずっとやりたいと思っていた私にとっては、夢のようです。自分が想像していたことと現実が重なる喜び、いざやってみたときの大変さ、見えない部分の大切さにも気づいて、心がたくさん動きました。

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西内まりや、半年ぶりのニューシングルが5月に発売決定!


ーー特に印象に残っていることは?

西内: 歌手としては、年末に大きな歌番組に出させてもらったり、有線リクエストの1位をいただいたり、レコード大賞の新人賞をいただいたり、自分のやっていることがカタチとなったのはうれしいですし、大きなやり甲斐(がい)になりました。
あとはやっぱり、人の笑顔を見るのがすごく好きなんです。イベントをするたび、たくさんの人たちが見に来てくださって、「ファンの方々がいるからこそ、私はこうやっていられるんだ」と、改めて感じることのできた1年でした。

ーーモデルや女優業を続けながら、いつ実になるかも分からない歌の練習を8年間も続けてきたそうですね。その情熱、諦めない心はどうやって培ってきたのでしょうか。

西内: やっぱり、小さい頃からスポーツをやっていたのが大きいかもしれないです。バドミントンで培った精神力や向上心......当時、両親も監督も、本当にスポ根的な教えだったんです(笑)。それで育っているので、「やれるとこまでやってみよう」という気持ちが、わりと自分の中では自然なんです。「まずチャレンジして、それでダメならそのときに考えればいい」って。チャレンジの過程も楽しんでいます。そんな中で、少しずつ目標を達成して、夢が叶(かな)っていくことがやり甲斐(がい)になる。バドミントンで1位をとったときの喜びとすごく似ているんです。大変だったぶん喜びになるし、サボったぶんだけ自分に返ってくる。ぜんぶ自分の中でつながっているんです。

■ 人間性が深くなっていかないと、歌詞もメッセージも薄くなってしまう。

ーー歌詞を書いたり、曲を書いたりすることは、「誰かを演じる」女優業とはまた違う、本当の自分と向き合う作業でもあると思うのですが。

初めて作詞作曲に挑戦した「ありがとうForever...」(『Save me』リリースイベント@池袋サンシャインシティ)>>


西内: まさにそうですね。歌手活動をスタートして最初にぶつかった壁は、「これまでちゃんと、自分自身に向き合ってこなかった」ということ。ステージ上では誰でもない、「西内まりや」として立たなければならない。演じる役もないし、台本もないから話すコトバも決まっていない。自分自身のコトバがメッセージになっていくワケです。だから、仕事をしつつ自分自身を成長させていかないと、止まってしまうなって思ったんです。人間性が深くなっていかないと、歌詞もメッセージも薄くなってしまう。女優として、役柄の人生や性格を演じるっていうのとは、また全然違う難しさがありますよね。

ーー音楽活動と女優活動、逆に似ているなと思うところは?

西内: 「全然違う」といいつつ、「表現する」という意味では一緒ですね。演じる役であっても、ファッションを提示するモデルであっても、曲を作って歌うミュージシャンあっても、そこには「西内まりや」というフィルターを通している。自分自身が投影されているわけですから。そういう意味でも、常に自分自身は磨いていかなくちゃと思いますね。

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西内まりや、初の両A面シングル「Chu Chu / HellO」を5月に発売決定


ーー自分自身を磨くためにはインプットも大切だと思うのですが、今、気になっていることはありますか?

西内: これまでの楽曲は弾き語りやロック調、しっとりした曲だったのですが、今回ちょっと洋楽チックなサウンドに、日本語の歌詞を乗せた新しい試みに挑戦します。5月に新曲をリリースするのですが、今までにないくらいポップなダンスミュージックなので、ぜひ期待してほしいです。
その影響もあり、洋楽アーティストのアルバムやライブはよくチェックしています。歳が近いところではテイラー・スウィフトさんとか。もちろん、ビヨンセさんや、ジェニファー・ロペスさんも大好きですね。ちょっとアグレッシブでセクシー、そしてライブを想像させるような人たちに憧れるし、日々どんなふうに困難を乗り越えているか、どんなパフォーマンスをしているか、作品を通して参考にしています。DVDでライヴを見たあとは思いっきり感化されて、その場で腹筋を始めてる、みたいな(笑)。

ーーもともとは、長渕剛さんや玉置浩二さんがお好きなんですよね?

西内: そうなんです! 自分が心打たれる曲、ピタっと吸い込まれてしまうのは、心を歌に乗せて感情のまま歌う、そんな歌の表現をされている方なんです。だからダンスミュージックもやりつつ、弾き語りのようにシンプルな曲も、今後は作っていきたい。エンターテインメントとして、ショーアップされたステージと、両方を融合した新しい存在になりたいんです。演技も、ファッションも、音楽もあるような、「また行きたい!」って思ってもらえるような、中身の濃いステージを作っていけたらと考えています。

■ ありのままの自分を受け入れてくれる場所があるのは、幸せなこと

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西内まりや、半年ぶりのニューシングルが5月に発売決定!


ーーさて、「Mariya Nishiuchi Uppy's Party 2016 ~いっしょにはしゃごう~」が、5月29日に東京、6月4日に大阪で開催されます。2014年12月以来となる単独イベントですが、意気込みは?

西内: とにかく濃い1年が過ぎたので、きっと前回とは違う西内まりやを届けられると思います。ずっとやりたかったことが、やっと出来るっていう思いもあるし、もう色んなものがあふれ出ちゃうような(笑)、楽しい時間になるはずです。私自身が今、この時点でワクワクドキドキしているので、私が一番楽しんじゃうかもしれない(笑)。それが来ている人に伝染して、みんなが一つになれたらいいですね。
私のファンの人たちって、ファン同士で一気に仲良くなって、みんなで遊んだりイベントやったりしているくらい仲がいいんです。みんなのことを私は「ウッピーズ」って呼んでいるんですけど、今回のファンイベントでも、これまで以上にウッピーズが一つになれるような、そんな空間を作っていきたいです。そこでは芸能人とかモデルとかそういう肩書を取っ払って、みんなの気持ちに寄り添えるようなウッピーをめざしたいですね。

ーーそうやって、ファン同士が仲良くなれる雰囲気はどんなふうに作っているのですか?

西内: バドミントン時代、走りながら毎日やっていた「掛け声」があるんです。ちょっとでも声が小さかったら、いつも60周走っている体育館を120周走らなくちゃならなかったんですけど(笑)、そのときの、「ファイ、オー! ファイ、オー!」ってやつを、ウッピーズと私でやってるんです。

ーーファンイベントという名の部活ですね!(笑)

西内: ほんとそう!「いつものやつ、やるよー!」って、マイクも通さず地声で「ウッピーズ、ファイ、オー! ファイ オー!」って叫ぶんです。ライブハウスだけじゃなくて、野外イベントでもやっているのでウルサイんですけど(笑)、それでみんなが一つになれます。そうやってどんどん輪を広げていって、日本中に笑顔を増やしたいなあって思うんです。それが私の大きな夢です。

ーー最後に、西内さんにとってファンイベントとは?

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5月29日と6月4日ファンイベント「Mariya Nishiuchi Uppy's Party 2016 ~いっしょにはしゃごう~」を開催


西内: 私の本当の姿や気持ち、リアルな西内まりやを見せる場所です。ファンとの距離も、「マイクなしで話しかけちゃうよ?」っていうくらい近い。息が届くくらいの近さで会えるのがファンイベントで、それは今後も大切に続けていきたいです。
これから活動の場をどんどん広げていけばいくほど、ファンイベントは自分にとって必要な場所になっていくんだと思います。だって、ブログしか更新してなかったような時代から、ずっと応援してくれている人たちもいて、その子たちのおかげで今の自分があるんだっていうのを、ファンイベントでは再認識しています。もちろん、昨日私を知って好きになってくださった人も、一気に近くなってもらえるように新旧関係なく、みんなが家族になれるような空間でもありたいです。いつでもありのままの自分を受け入れてくれる場所があるのは、本当に幸せなことですよね。

▼公演・チケット情報はコチラ(Yahoo!チケット)>>

◆ 西内まりや(にしうちまりや)
1993年生まれ福岡県出身。2007年7月にモデルデビューし、ローティーン向けファッション雑誌「ニコラ」の専属モデルの後「Seventeen」専属モデルを5年半務める。2014年8月、シングル「LOVE EVOLUTION」で歌手デビューし、この楽曲で同年の「日本レコード大賞 最優秀新人賞」「日本有線大賞 新人賞」を受賞。2015年7月クールに放送されたTBS系ドラマ「ホテルコンシェルジュ」では主演を務め、11月公開の映画「レインツリーの国」ではヒロイン役として出演するなど女優としても活躍中。半年ぶりのニューシングルが5月に発売決定、初の両A面シングル「Chu Chu / HellO」。座右の銘は、「笑顔に勝る化粧なし」

(文/黒田隆憲)
(写真:トレンドニュース)

トレンドニュース「視線の先」 ~築く・創る・輝く~
エンタメ業界を担う人が見ている「視線の先」には何が映るのか。
作品には、関わる人の想いや意志が必ず存在する。表舞台を飾る「演者・アーティスト」、裏を支える「クリエイター、製作者」、これから輝く「未来 のエンタメ人」。それぞれの立場にスポットをあてたコーナー<視線の先>を展開。インタビューを通してエンタメ表現者たちの作品に対する想いや自身の生き 方、業界を見据えた考えを読者にお届けします。

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