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声優の山寺宏一が、18年半もの間メインMCを担当したテレビ東京系の子供向けバラエティ「おはスタ」を卒業した。最後の出演日には、番組黎(れい)明期の立役者であるダンサーのレイモンド・ジョンソンもサプライズで登場し、山寺は涙をこぼした。

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山寺宏一/Koichi Yamadera, Feb 20, 2016 : 都内で行われたアニメ映画『モンスター・ホテル2』初日舞台あいさつ
写真:MANTAN/アフロ


山寺は3月7日放送の「おはスタ」で、今春の番組リニューアルにともない4月1日をもって卒業すると発表した。それから番組には、声優の森久保祥太郎演じる"怪人ゾナー"や同じく声優の斎賀みつき演じる"麗人サイガー"といった過去の人気キャラクターやレギュラーがゲスト出演したり、メッセージを寄せるなどしていた。

そして山寺の最後の出演日となる4月1日、レイモンドは残念ながら都合がつかなかったということで、VTRメッセージで山寺をねぎらった。レイモンドは番組スタート時から3年半、一緒にMCを担当し、おなじみの「おーはー」のポーズも考案した「おはスタ」黎明期の立役者なだけに、山寺も少々落胆した様子だったが、背後からレイモンドがサプライズで登場して、驚いたのち顔をくしゃくしゃにして涙した。

山寺が「レイモンドがいなかったら、『おはスタ』はこんなふうになってなかった。レイモンドのおかげなんです。いろんなことを教えてもらった。レイモンドは子供たちに元気を届けたいっていう気持ちを本当に持っていて、いつもみんなのことを明るく元気にしてくれた」と感謝を述べると、レイモンドは「違うよ。ふたり併せてのパワーですよ。みんなの力です」と答えた。またレイモンドは「大好き。ずっと永遠にブラザーでやっていこう」と山寺に語り、山寺も「今日笑顔でいこうと思ったのに、レイモンド来るから......。ふたりでゼロから始めました」と"盟友"への思いを明かす。ふたりは固く抱き合い、久々のツーショットの実現に共演者たちも感動しきりだった。

山寺は大きな拍手に包まれ、嗚咽しながら出演者も含めた番組関係者たちによる長い長いアーチをくぐって、スタジオの外に出る。そして待ち受けていた大勢のファンや出演者に囲まれながら、「ありがとうじゃ足りない。山ちゃんは世界一の幸せ者です」と感謝。「19年前、本当はこの司会の話断ろうと思っていました。声優の仕事しかしたことがない僕にできるわけない、みんなに受け入れてもらえるわけないと。でもやらないで後悔するよりチャレンジして失敗したほうがいいと思ってやって、本当によかった」と万感の思いを込めて語った。

なお山寺の後任MCは、"おのちゃん"と"はなちゃん"として、声優の小野友樹と花江夏樹が担当する。

(文/原田美紗@HEW

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