ここから本文です

よゐこの濱口優とドランクドラゴンの鈴木拓が、一般の女子大生たちの悩みを密室であるテントの中で聞く......という番組が深夜にこっそりと放送されている。タイトルは「濱口女子大学 ~軽トラとテントと鈴木~」。悩み相談の相手、となると世間的なイメージからすればまるでミスキャストのようなコンビだが、意外というべきか、この2人だからこそ成立していると思わせるほど、絶妙なバランスで繰り広げられる女子大生たちとのトークが、ユルくて、バカバカしくて、なんとも言えず面白いのだ。その番組の魅力に迫るべく、2人に話を聞いてみた。

サムネイル

DVD『濱口女子大学 ~軽トラとテントと鈴木~スペシャルエディション』4月7日発売
(写真:トレンドニュース)


「テントで女子大生と初トーク!美人女子大生の本音とは?」>>


「湘南ビーチで水着姿の女子大生がリアルな初体験を衝撃告白!」>>


「仮面をつけた女子大生の超過激なお悩み相談に濱口タジタジ」>>


GYAO! にて「濱口女子大学 ~軽トラとテントと鈴木~」一挙に無料配信>>

■水着の女子大生たちと密室で......

番組を見たことがない人のために少し説明をしておくと、濱口と鈴木の2人が自ら運転する軽トラックで各所に移動し、荷台に設置した小型テントの中にスタッフが連れてきた女子大生たちを招き入れて悩み相談に応じる、という内容。女子大生には、顔を隠すためのマスクのほか、なぜか水着も用意されており、それらを使うかどうかは自由意思で、顔出しOKの女子大生もいれば、なぜかセクシーな水着姿で悩みを打ち明ける女子大生も。

相談相手になるのは濱口の役割で、テントという密室の中で、膝を突き合わせるほど距離の近い女子大生をハンディカメラでしっかりと撮影する......と、このあたりから想像力豊かな男性視聴者なら、何かを思い描くだろう。「完全にAVですよ。本番のないAVだと思います」と鈴木の下衆いツッコミ。濱口も「目の前に水着の女子がおんねんもんな。『私、誰とでもやりますよ』みたいな女の子がおっぱいブリンブリンさせて」と、その収録現場の偶発的に起こる"異常"な光景を冗談ぽく笑った。なお、番組では女性タレントが女子大生あるあるをムードたっぷりに朗読するコーナーもある。

もちろん番組の核はあくまでも"悩み相談"なのだが、濱口と鈴木が悩み相談!? と意外に思う人は少なくないだろう。そのことを正直に告げると、濱口は「はっはっは、確かに」と朗らかに笑い、鈴木は「何だその言い方は!」と噛(か)みつく。普段テレビで見るそのままのリアクションだ。その何も作り込んでいない感じが番組にも反映されている。

「相談は受けるけど、解決なんかはしないですね。女の人は聞いて欲しいだけで、俺にそんなに明確な答えを求めてないのかなって思うんで。聞くだけです、ずーっと」と濱口。たしかに濱口は相談されても特に助言を与えるわけでもなく、女子大生たちの話に笑顔で相槌(あいずち)を打ちながら「へー、そうなん?」「ほんで? ほんで?」と面白がって聞くばかり。とはいえ、そのことで話しやすい雰囲気を作り出していて、気がついたら女性たちもテレビ放送されていることを忘れてしまっているかのように赤裸々に話してしまっているのだ。"ガチ"で連れてこられただけのうら若き女性たちの口から「浮気」や「不倫」「セフレ」なんてワードもバンバン飛び出す。

■イマドキ女子大生の赤裸々告白に「ショックですよ」

「そんなことテレビで言っても大丈夫なのか」とこちらが心配になるほどのトークに、当の濱口も「とんでもない話がきますね」と戸惑うこともあるという。女性たちがこれほどまでに濱口に心を開いてしまうのはなぜなのか。鈴木いわく、「男子として意識されてないから『この人の前なら言っちゃおう』っていうことだと思うんですよ。ゲイの人に女性が本音を打ち明けるじゃないですか。あの感じに近いと思う。濱口さんはほんとに優しいんですよ。だから、どんどん女の子たちが心を許すんですよね」とのこと。「だからもしカメラが回ってなくて周りに誰も居なかったら全員、濱口さんに抱かれてると思う」と、冗談めかしながらも濱口が醸し出す"安心感"に太鼓判を押す。

「アレだけ話を聞けるのは俺じゃ無理だと思うんですよ。俺は話を聞いてたら腹が立ってくることもありますし、スケベなこともいっちゃうし」――そんな鈴木の役割はというと、男性視聴者の代弁者。濱口に代わって時折、より下世話な質問を女性たちに投げかける。「悩み相談ということにかこつけて、ただエロい話を聞きたいだけ」というスタンスだ。ただ、鈴木がエッチな方向に持って行こうとするのは確かだが、女性たちから予想以上に上回る"エロ"回答が返ってくることもしばしば。そんな今の女子大生たちの"生態"を目の当たりにし、鈴木は「いや、ショックですよ。スタッフさんも全員ショックを受けてるんです。特に男のスタッフさんは『女性って、すげぇ浮気するんだな』って......。清楚(せいそ)な感じでも、みんな平気でバンバン浮気してるんで、これはショック。だから信用できなくなりましたもん、女性を」とゲンナリ。
自分で女性たちに赤裸々トークを求めておきながら勝手な話だが、そこは"ゲス芸人"の鈴木。「20歳くらいの女子大生がホストにもハマっちゃって、お金も貢いじゃって、でも『お金が返ってこない』って悩んでる。テレビとかうわさ話で聞いてたやつが、まぁ間近に居たので、『うわー、ほんとにいるんだ』っていう感動はありますね。なおかつその子が結構ヘコんでるから、『こいつに優しくすれば何かあるんじゃねぇか』って」とニヤリと笑う。

しかし番組を見ていると、それほど下世話になり過ぎていないのは、やはり濱口の朴訥とした人柄が醸し出す雰囲気によるものが大きいだろう。濱口もそうした女子大生たちの赤裸々告白に「これはねぇ、若い子に抱いていたイメージは相当崩れてきてますよね。『めっちゃ遊んでんな』って」と驚くが、鈴木とは対照的に、「話を聞いてる内に、ホンマに親身になっちゃって、いまだに気になる子とかいますもんね。『あのお金、戻ってきたんかな』とか。看護師の子で元カレとヨリを戻したいって言ってた子とか、『戻れたんかな』とか、気になるんですよね」と。放送では濱口のそんなピュアな部分が特別クローズアップされているわけではないのだが、それでも視聴者は濱口に自然と癒やされている。そこが鈴木と好対照で、どちらの魅力も十分に引き出される絶好のパートナーなのだ。

■濱口、悩み相談でアッキーナを困惑させる!?

サムネイル
DVD『濱口女子大学 ~軽トラとテントと鈴木~スペシャルエディション』4月7日発売
(写真:トレンドニュース)


ところでこの2人、イメージ通りやっぱりプライベートでは他人から相談を受けることは皆無だそう。濱口といえばタレントの南明奈との交際を公言しているが、恋人同士の相談に関しても「僕の方がしてるかもしれないです。買い物の時も写メ撮って(南の)仕事場に送って、『この服にこの帽子合うかな』とか。『コレ買おうと思ってるんやけど、どう思う?』って、返事が来るまで待つ。相手はすっごい困惑してると思いますよ。結局、『欲しいから聞いてきてるんでしょ(笑)』って言われるんですけど」と、楽しそうに笑う。

一方の鈴木も、周囲に後輩芸人たちは大勢居るが、相談を受けることはないという。相談されないことを特に気にしたこともなかったが、そんな後輩たちとの場に相方の塚地武雅が現れたある時のこと。「たまたま塚っちゃんが来た時に、一緒にいた後輩たちが全員『塚地さん、相談があるんですけど!』って、ワーって僕から離れて行ったんですよ。『どうやったら売れるんですか?』『ぼくたちはどうやったらいいんですか?』って。......ショックでしたね」――。

そんな2人による悩み相談。出演する女子大生の悩みが解消されるかどうかは別として、少なくとも視聴者は番組を見終わった後、自分が悩んでいることがバカバカしく感じられることだろう。


「濱口女子大学 ~軽トラとテントと鈴木~」
テレビ大阪にて毎週火曜深夜2時10分~40分放送。GYAO! では過去放送分を配信している。DVD『濱口女子大学 ~軽トラとテントと鈴木~スペシャルエディション』が4月7日発売。これまでオンエアされた中からのベストセレクションや、特典映像として未公開トークが収録される。

GYAO! にて「濱口女子大学 ~軽トラとテントと鈴木~」一挙に無料配信>>

■よゐこ・濱口優
1990年に有野晋哉とコンビ結成。フジテレビ系「めちゃ×2イケてるッ!」やテレビ朝日系「いきなり!黄金伝説。」など数々のバラエティで活躍し、お笑い界に不動の地位を築いている。座右の銘は「楽しく楽しく優しくね」

■ドランクドラゴン・鈴木拓
1996年に塚地武雅とコンビ結成。テレビやSNSで屈折した感情をさらけ出したり、視聴者の反感を買う言動で、"クズ芸人"や"炎上芸人"の称号をほしいままにするも、折れないハートを持ち、唯一無二のキャラクターを確立している。座右の銘は「因果応報」

(取材・文/花@HEW

Facebookコメント
※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対してヤフー株式会社は一切の責任を負いません。
PR

最新記事

rss

もっと見る

本文はここまでです このページの先頭へ