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90年代にZEEBRA、DJ OASISとヒップホップグループ、キングギドラを結成し、日本のヒップホップ・シーンを牽(けん)引してきたラッパー、Kダブシャイン。芸能事務所「ワタナベエンターテインメント」に移籍して約1年がたち、テレビ出演なども増えてきたKダブシャインに、なんとオネエ疑惑が浮上!? カリスマラッパーに突如向けられた、なんだか今までとまったく違う角度からの疑惑に答えてもらった。

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(GYAO! トークバラエティ「ぶるぺん」出演 Kダブシャイン)


■インテリラッパー? 勝手に呼んでれば!

「テレビに出るようになって、"インテリラッパー"と呼ばれたりすることもありますが、勘違いですよ! 大学も卒業したわけじゃないですし。ちょっと難しいことを言ってるように聞こえるだけかもしれません。本音は"勝手に呼んでれば?"って感じです。インテリだと思ってくれるのはすごくうれしいけど、自分ではラップを20年やってるうちに、ちょっと知恵がついただけという感覚です。テレビの収録は、ルールがいろいろあって、その中で面白いことをやらなくてはいけないので、微妙なギリギリの駆け引きが、すごく必要だなと思います。音楽活動では、あまり気にせず言いたい放題言ってきてますからね。ボケとツッコミも、テレビ番組では何に突っ込んでどういうことは流すのか、線引きがけっこう難しいなと感じてます」

■オネエ疑惑には「スイーツの新商品もチェックしちゃいます」

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(GYAO! トークバラエティ「ぶるぺん」出演 Kダブシャイン)


「今回"オネエ疑惑"なんてかけられましたが、以前つき合っていた彼女の影響で犬を飼い始めて、犬の世話をするうちに、母性が出てきたのかもしれないです(笑)。子どもの頃から年上のお姉さんにかわいがられることも実は多かったんです。女の人にもウけそうな物腰柔らかい言動が自然と身について、オネエっぽく見えているのかもしれないですね。お酒も今飲めるように訓練しているんですけど(笑)、あまり飲めないので、目に入れば普通にスイーツの新商品もチェックしちゃいます。もともとミュージシャン仲間でも乱暴なヤツは苦手で、繊細な人が好きなんですよ。特に自分の場合は、イメージがイカツイので、ちょっとした優しさや柔らかさを見せるだけで、大きなギャップに見えちゃうのかもしれないです」

■エンターテイナーとしての可能性を探る

「音楽仲間は、今の自分の活動も面白がってますよ。『どういうツテで今の芸能事務所に入ったの?』というのもよく聞かれますけど(笑)。今まではヒップホップを広めたり保護する立場にいたけれど、これだけヒップホップが浸透してメディアが放っておかない状態になったので、自分としては、機が熟した上での事務所移籍だったなと思っています。テレビに出るようになっても、ヒップホップが変な形で広まらないように、常に自分が正しいヒップホップを見せつけられる立場でありたいですね。

ずっと音楽活動を続けていますが、音楽業界の仕組みはどんどん変わっていってますよね。今後も日本のエンターテインメント業界の中でやっていくにあたって、いわゆるプロダクションや事務所にいる方が、自分のやりたいことを実現しやすいのかなと。自分も音楽的な旬ではなくなっているし、これからもプロデュース業とか、映画に音楽を提供したりなどもやっていきたいです。音楽も引き続きやるし、トークもやります。自分がエンターテイナーとしての可能性を探れるようなことは何でもやっていきたいんです」

■正しいヒップホップとは?

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(GYAO! トークバラエティ「ぶるぺん」出演 Kダブシャイン)


「最近のヒップホップは、"フリースタイルバトル"みたいなのとか、"ディスる"とか、そういうのがメインだと思われがちだなと思いますね。実はヒップホップは、世の中のカウンターカルチャーであり、差別や貧困に対しての問題だったり、自分たちのコミュニティを大切にしようというメッセージ性が高いものなんです。まだ、その部分が浸透しているとは思えない。古い人たちは、『ラップってメッセージなんでしょ?』と理解できていると思います。でも、ある時期から下の世代は、ギャングやヤンキー文化として受け止められていると思います。それはヒップホップが発祥したアメリカでもそういう状況になっていて、それだけ承認されて商業的になっているという事実があるということ。だからそれくらいの誤解もしょうがないのかなとは思います。正しいことが言える信用できるやつが、エンターテインメント業界に一人でもいれば、あまり変な方向にはならないのかなと」

■若い世代のヒップホップに注目!

「20年くらいかけて、ようやくヒップホップは市民権を手に入れられたと思っています。今、高校生でラップをやっている子は、俺ら世代の頃よりもたぶん100倍くらい多いと思うんですよ。若い世代のこれからのヒップホップの将来は注目していますよ。ヒップホップは、自己表現をちゃんとしているのかどうかが大事。全員それができているわけじゃないし、ヒップホップに限らずロックやブルースとか、魂を訴えるような音楽はみんなそうだと思いますね」

にこやかにウキウキした口調で愛犬やスイーツについて語るKダブシャインは、やっぱりオネエに見えなくもなかったり......とはいえ音楽のこととなると、日本のヒップホップ・シーンを開拓した立役者として熱く語る、キリっと凛々しい人物に変わる。そんなギャップも、今のKダブシャインの魅力なのだ。

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(GYAO! トークバラエティ「ぶるぺん」出演 Kダブシャイン)


◆Kダブシャイン
日本語の歌詞と韻(ライム)にこだわったラップスタイルが特徴。現在の日本語ラップにおける韻の踏み方の確立に大きく貢献したMCと呼ばれている。その作品は日本および日本人としての誇りを訴えかける歌が多く、日本人MCとしては「児童虐待」・「シングルマザー」・「麻薬」・「国家」・「AIDS」などさまざまな社会的トピックを扱う数少ないMCとして知られ、その洗練された文学的な韻表現と社会的な詩の世界はさまざまなメディアで高い評価を獲得している。また、コメンテイターとしても、数々のメディアに登場していて、スペースシャワーTVで放送中のRHYMESTER宇多丸氏との『第三会議室』は、根強い人気を誇っている。
座右の銘は、「自分が自分であることを誇る そういうヤツが最後に残る」

(取材・文/岩木理恵@HEW
(写真:トレンドニュース)

トレンドニュース「視線の先」 ~築く・創る・輝く~
エンタメ業界を担う人が見ている「視線の先」には何が映るのか。
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>> Kダブシャインが出演する、GYAO配信番組「ぶるぺん」

HIP HOP界のドンにオネエ疑惑が...... ぶるぺん(00:03:40)>>


強面なのにプライベートがOLなラッパー ぶるぺん(00:03:40)>>


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